新座市で進めて参りました築50年の戸建て住宅のリノベーション計画がまもなく竣工致します。建主さまのご厚意により、このたびオープンハウス(内覧会)を開催させて頂くことになりました。見学をご希望の方は、文末のメールのリンクよりご連絡下さい。


ご依頼の住宅は、老朽化しつつも、法的な壁もあり再建築ができないという問題がありました。構造も現在の耐震基準と照らしても不安の残るもので、断熱など温熱環境にも大きな問題がありました。

一方で、その佇まいは瓦屋根などに古き良き日本家屋の佇まいを残し、亡きお父様の思いも感じられるものでした。計画ではそんな既存住宅の佇まいを継承しつつ、適切な構造補強と断熱改修を行い、大胆なプランニングによって現代の家族の住まいを再構築しています。

内部はほぼ新築並みの改修を行っていますが、一方で改修ならではの制約も相まって、新築ではなかなか行わないようなユニークなゾーニングになっています。古くて新しい、新鮮な空間体験です。


【縁側の家】 N邸改修オープンハウス(内覧会)

日時:2019年
6月8日(土)12:00~17:00 ごろまで

場所:埼玉県新座市
(JR新座駅・東武東上線志木駅ほかよりバス/敷地内に駐車スペースもあります)

設計監理:リオタデザイン
造園計画:耕水
施工:堀尾建設

・建築関係者のみならず、一般の方もご見学頂けます。
・お子様をお連れの方はお渡しする手袋を着用の上、手を離さずにご見学下さい。
・見学は予約制ですので、ご希望の方は件名を「オープンハウス見学希望」として頂き、大体のお時間を以下アドレスまでメールください。追ってご案内をお送りします。
Email: info@riotadesign.com

.

author
sekimoto

category
> news
> 仕事


[2019年/5~6月・土日祝の設計相談可能日] (5月25日現在)

※事前予約制となります
※平日でしたら予定が入っていなければいつでも対応可能です

5月
18日(土)・終日
19日(日)・終日

6月
9日(日)・午後
16日(日)・終日
22日(土)・終日
29日(土)・終日

.
[お知らせとお詫び](5月25日)

現在ご依頼が集中しておりまして、設計のご依頼を頂いてから設計案のご提案までに、数ヶ月程度のお時間を頂いている状況でございます。また少数精鋭のアトリエですので、同時に多くの仕事を受けられず、順番に仕事をこなしている状況です。現在はご依頼からご竣工までで、約2年程度のお時間を頂いている状況です。

大変心苦しいのですが、設計相談につきましてもその前提でお受けすることになりますので、どうか予めご了承の程お願い致します。ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。

.
[ご案内]

ご予約は、メールriota@riotadesign.com)、またはお電話 (048-471-0260・ただし平日のみ)にてお願いします。

我々は少ないスタッフで密度の濃い業務を心がけておりますので、新築の場合、設計のご相談からご竣工までで、トータル約1年半(※ご依頼が集中しますと2年ほどかかることもございます)ほどのお時間を頂いております。

ただ設計の着手までに延々とお待たせするようなことはございません。お打ち合わせから約一ヶ月程度ではラフプランをご提示して、先に竣工する他の住宅の内覧会などにお越し頂きながら、じっくりとイメージをお互い共有して参ります。

もし現在具体的にお考えの計画がございましたら、まずはご相談だけでもお越し下さい。まだ土地がない方には、土地探しのアドバイスもしております。ご相談は内容にかかわらず無料です。

いらっしゃる際は、以下よりヒアリングシートをダウンロードして、必要事項をご記入の上お持ちください。こちらはカルテのようなものですので、詳細が決まっていなければ、お名前やご住所など基本的な事項のみの記入で構いません。

[ヒアリングシート]
https://www.riotadesign.com/works/Hearingsheet.pdf

[業務のご案内」 (Q&Aもあります)
https://www.riotadesign.com/service/

.
[備考]

平日でしたら予定が入っていなければいつでも対応可能です。
・所要時間は初回の場合、約2~2.5時間ほどを見込んで下さい。
・お子様をお連れ頂いても大丈夫ですが、遊べるような場所はありませんので、ゲームやお絵描き帳など、退屈しないようなご準備をして頂けたらと思います。
・ご来所が難しい場合は、ご自宅の方に訪問させて頂くことも可能です。
駐車場もございます。お車でいらっしゃる場合はどうかご利用ください。場所はこちらの地図を参照ください。

author
sekimoto

category
> 思うこと


『何かを学んで身につけるのに、最も身につかない最低のやり方が講義を聞くこと。次に身につかないのが本を読むこと。次に現場を見て覚えること。次がロールプレイなど自分で実際にやってみること。最も身につくのは自ら教えること』

東大名誉教授の天野郁夫さんのお言葉だそうです。今までいくら本を読んでも、そのときにわかってもすぐ忘れ、身につかなかった意味が分かりました。講義にしても然り。結局その場限りなんですよね。

学生に教えること、スタッフに諭すこと、頼まれて原稿を書くことなど、確かに人に伝えることで体系化されたことが、もっとも自分の血肉になっている気がします。

教えているつもりが、実は学んでいるのですね。

19. 05 / 20

KIRSIKANKUKKA-STOOL

author
sekimoto

category
> AALTO
> 北欧



その昔、ヘルシンキのビンテージショップに積み上げられたSTOOL60に、それを使っていた人の思い思いの布が張られていたのが印象的だった。みんな自分のスツールをカスタマイズして使っているんだ。

先日ARTEK-TOKYOのオープニングイベントで頂いた、アイノ・アールトの復刻ファブリック「KIRSIKANKUKKA (cherry blossom)」の風呂敷をどう使おうか悩んでいたときに、そのことをふと思い出して、自宅でほとんど使っていなかった4本脚のSTOOL60に張ってみることにした。

友人に頼んで加工してもらったところ、すごくいい感じ!今のところこのスツールは世界に一脚かな?記念すべき、アイノのKIRSIKANKUKKA-STOOL、大切に使います。ARTEKさん、ありがとう!



留学時代、行きつけだったビンテージショップにて。


所沢方面に足を延ばした帰り道、ふと思い立って所沢聖地霊園へと立ち寄った。学生時代に見た池原義郎氏設計の礼拝堂がまだあるのか、あればその姿をもう一度見てみたいと思ったからだ。

礼拝堂は20年以上も昔の記憶のままそこにあった。管理事務所に見学したい旨を申し出ると、係の方が快く開けてくれた。

学生の頃訪れたとき、それをどう思ったかよく覚えていない。若すぎたのだと思う。少なくとも、今日見たこの感動を越えるものではなかったと思う。

礼拝堂は1973年に完成し、74年に建築学会賞を受賞した。時代性によるものか、北欧建築からの影響が色濃く見られた。誤解を恐れずに言えば、アスプルンドの森の葬場と、シレンの学生教会に通じるものがあった。

『建築が目に見えぬ心の発現たり得るためには、建築がつくられていく全課程の中で、建築にたずさわった者の気持ちの大きな傾注がなければならない。つくるものの気持ちをこめすぎてあまりあることはない』(池原義郎)

北欧に行っている場合ではない、と思った。国内にもこんなに素晴らしい建築があるのだ。最後にアプローチのシークエンスについて、動画を添付したので追体験して頂きたい。










アプローチからメインホールへ至るシークエンス(動画)