author
sekimoto

category
> 仕事



住まいの環境デザインアワード2019にて、「路地の家」で審査員特別賞を頂き、今日はその受賞シンポジウムがありました。

今回の審査員に共通した評価軸には「ひらく」があったように思います。実際の生活との折合いを考えると、あまりに開けっぴろげに開くのはどうかと思うかもしれませんが、けして建築家の独りよがりではなく、建主の強い意志や意識が背景に感じられる住宅ばかりでした。そしてそれは拙作「路地の家」も例外ではありません。

今回のアワードでは、上位入賞を逃したことがしばらく悔しかったのですが、今日の受賞シンポジウムでは上位受賞作の緻密さに感服しました。改めて光栄な賞を頂けたことに感謝致します。




OZONEでのJIA住宅部会セミナー『建築家×職人とつくる家づくり ~現場はこだわるからこそ面白い~』は無事終了しました。

今回は大盛況!私の席から数えられるだけで16人くらいは来ていたと思います。少ないって?とんでもない!座れなくて立ち見の方も。いつもは片手で数えられるほどしか来場者がない回も多い中で、今回は快挙というほかありません。

中澤さんのテーマ設定と進行が素晴らしかった。残念ながら一緒に登壇予定だった伊藤さんが体調を崩されて欠席でしたが、二人でなんとかカバーしました。

終わった後は設計相談もあり、本来の部会セミナーの姿があったように思います。こうでなくちゃ!学生さんなどもいて、終了後質問して下さったのも嬉しかったことです。同業の方もいらしていましたね。皆様ご来場ありがとうございました。

中澤さんありがとう。二人で熱く語ってきたことが現実になったね。またやりましょう!

author
sekimoto

category
> 仕事



現在、県下でリノベーションの現場が進んでいます。

「縁側の家」と名付けていますが、築50年を越える住宅の瓦屋根だけを残し、間仕切りや外壁、窓などをすべてそっくり新しく更新するというフルリノベーションの計画です。

うちはリノベーションの仕事はあまり多くないのですが、社会的にはリノベーションの需要は今後も増えてゆくだろうと言われています。そして新築は頭打ちだとも。ただ、リノベーションは新築に比べて工事費が安く上がると思っている方もいますが、必ずしもそうとは限りません。

たとえば今回の案件では、構造が現在の耐震基準に合っていないので、あらゆる方法で構造補強を行っています。新築なら配筋検査など、基礎工事からしっかりと我々が設計監理できますが、既存の住宅の構造がどのくらいしっかり作られているかというのは、ぱっと見ただけでは我々でもわかりません。

要はなんだかんだで、そっくりきれいに、性能もしっかりした住宅に改修をしようと思ったら、ほぼ新築並みの費用がかかると思っておいた方が良いと思います。


な~んだ、そんなお金かかるなら壊して建て替えてしまおう。

そう考える方もいらっしゃるかもしれませんね。でも腹をくくって既存の住宅を活かした改修をしようと考えると、リノベーションはとっても奥が深くて、もしかすると新築で建てる以上の魅力ある空間にできる可能性もあります。

私はそれを「縁側の家」の現場に足を運ぶ度に思います。なんだか不思議な空間だなあと。自分で設計したのだけれど、自分の設計ではないような。

新築の計画だと白紙からのスタートなので、いかようにもプランが作れます。屋根の架け方だって自由です。ところが、既存の改修だといろんな制約が邪魔をして、思い通りにやらせてくれません。これはとってもストレスなんですが、結果的にいつもの”手癖”から離れて、ある意味不合理な、ある意味とっても豊かな空間が生まれることになります。

例えばこの「縁側の家」では、文字通り縁側がリビングやダイニングのまわりをぐるぐるっと取り巻いています。通常の設計なら、床面積を無駄に食うこうした廊下状の空間は排除される傾向にあるのですが、既存の住宅の骨格に忠実に解いていった結果として、”無駄な縁側”という豊かさを獲得したとも言えると思います。

リビングの天井も3mくらいあって、部屋のつながりもイレギュラー。自分の中のプランニングのセオリーが破られて、なんだかとっても新鮮です。

現場はまだまだここからが踏ん張りどころ。
進捗と完成がますます楽しみです!

author
sekimoto

category
> 生活



宇都宮の現場へと東北道に車を走らせていた。道は空いており、私は考え事をしながらのんびりとハンドルを握っていた。

ハッと我に返ったのは、すぐ後ろから覆面パトカーがこちらに迫ってくるのが見えたからだ。まさか自分ではない。だって時速は100kmだし、携帯電話も握ってないし、シートベルトだってちゃんとしているもの!

道を避けると覆面パトカーの警官がこっちを指差している。まさかの私!?覆面と並走しながら「何?何?」と考えた。いつも何かしらポカをしでかして切符を切られる。ありえない場所での一時不停止とか。でも今回ばかりは何も心当たりがない。こ~わっ。一体何!?

説明を受けて耳を疑った。
容疑は「追越車線を走っていたから」

ハァ?
思わず言っちゃいましたよ。なにそれ。
そんな違反はじめて聞いた!

「追越車線は追い越したらすぐ走行車線に戻る。おたく、ずっと追越車線走ってたでしょ」

ハァ?
また言っちゃいましたよ。なにそれ!

ええ、知ってますよ。知ってますとも。追越車線の意味は知ってますし、なんならいつもはそうしてますけど。でもちょっとうっかり追越車線走りっぱなしで違反って、嘘でしょ。だって、ほかにもみんな走ってるじゃん!道路混み合ってきたら、そんな車ばっかじゃん!!←あ、これは心の中でね。

あの、何か危険運転してたっていうなら反省もしますけど、正直ピンとこないんですよね。追越車線走っていたとして、何か危険なことあります?←これは聞きましたよ。

「あのですね、高速道路の事故の大半は追越車線で起こるんですよ」

ハァ?
ごめんなさい、意味わからない。

私が追越車線を200kmでぶっ飛ばしてたっていうんならわかりますよ。そりゃあ、事故も起こるでしょう。でもね、追越車線を安全に100kmで走っていて一体どんな事故が起こるって言うんですか?←とでも言えばよかった。

結局1点の切符を切られて、罰金6千円也。はぁ…。


皆さんもお気をつけください。高速道路には事故や煽り運転以外にも“危険”がいっぱいあるということを。

その後現場で聞いたんですが、一説によると2km以上追越車線を走っていると切られるんだそうです!なにそれ。こ~わっ。


先週末にOZONEでのイベントを終えたばかりではありますが、私が所属するJIA住宅部会主宰の家づくりセミナーもまた今週の土曜日にOZONEにて開催されます。

JIA住宅部会セミナー
『建築家×職人とつくる家づくり ~現場はこだわるからこそ面白い~』
https://www.ozone.co.jp/event_seminar/seminar/detail/565


こちらは建築家の中澤克秀さんの進行のもと、私と同じく建築家の伊藤昭博さん(HIRO建築工房)が登壇しまして、クロストーク形式でテーマを掘り下げます。

今回のテーマは「建築家×職人とつくる家づくり」ということで、家づくりの表舞台に出てこない「職人さんとのやりとり」にスポットをあてたいと思っています。現場で我々がどんなやりとりをして、図面には表現しきれない”空間の質”や密度を確保しているのか、建築家がこだわるものづくりへの姿勢をコーディネーターの中澤さんに引き出して頂きます。

先週末のセミナーは、我々の竣工写真からだけではわからない建て主さんとのやりとりにフォーカスをあてたわけですが、今回はある意味それの「職人さんバージョン」といったところかもしれません。といっても職人さんにはご登壇頂けませんが、、。

対象は一般の家づくりを考えている方向けのセミナーですが、専門家の方もご興味ある方は是非お越しください!


JIA住宅部会セミナー
『建築家×職人とつくる家づくり ~現場はこだわるからこそ面白い~』

講師:
関本竜太(リオタデザイン)
伊藤昭博(HIRO建築工房)
コーディネーター:中澤克秀(中澤建築設計事務所)

日時:2019年1/19(土)14:00~15:30
場所:新宿パークタワービル3F OZONEウェルカムプラザ(吹抜けのホールです)
>> アクセス
参加費:無料

参加方法:以下のリンクよりお申し込み下さい。当日直接参加も可能です。
https://www.ozone.co.jp/event_seminar/seminar/detail/565