幼稚園から続ける美術教室。最近は大学が忙しくて教室自体には行けてないようだけど、毎年秋の美術展には必ず出す。3歳から18年連続出展は彼だけだと思う。21歳にしてすでに芸歴18年の子役みたい。続けるってすごいことだとあらためて思う。
彼は毎年シュールな作品を作る。いやシュールというのとは違うか。形式に納まらない彼の作品はいつも個性的だ。今年は大学で拾った廃材と銅板を組み合わせて木箱を作った。「Reflection」と名付けられた作品は、誰が見ても「???」
彼に説明を求めると抽象的な彼の思考があふれ出した。咀嚼するとこうだ。
「誰かに何かの目的のために使われてきた廃材を拾い集めて再構成した木箱は、自分と他人との関係を相対的にむすびつけた媒体になる。そこにさらに鈍い反射率をもつ銅板をはめこむことで、その関係を象徴的に写し出す鏡にできないかと考えた」
たぶんそんなことを言っていたと思う。違ったらごめん。
会場でそれを理解した人は一人もいなかったかもしれないけれど、それでいい。とてもいい。美術は彼が自由に生きるための道しるべなのだ。とてもありがたい。
金曜日に急に熱が出てダウンしてしまった。大事な打ち合わせがあったのに迷惑をかけてしまった。風邪を引いたといえばそれまでなのだけれど、それだけじゃなかった気がする。
ここのところずっと心と体が重かった。夜もよく眠れず、昼間は眠かった。それでも次から次に対応しなくてはいけないことが起こり、ずっとアクセルとブレーキを同時に踏んでいるような日々だった。きっとブレーカーが落ちたのだと思う。
二日間体を沈めたらだいぶ気持ちが楽になった。砂底をわずかに蹴った。ここから浮上がはじまる。
ここのところずっと心と体が重かった。夜もよく眠れず、昼間は眠かった。それでも次から次に対応しなくてはいけないことが起こり、ずっとアクセルとブレーキを同時に踏んでいるような日々だった。きっとブレーカーが落ちたのだと思う。
二日間体を沈めたらだいぶ気持ちが楽になった。砂底をわずかに蹴った。ここから浮上がはじまる。
muniリリース後、記念すべき第一号のお客様がご来社。お待たせしていたスツールをわざわざ引き取りに来て下さいました。
座面は、ナラ・スギ・布を一脚ずつ!布には山形の米沢織による素敵な生地をご提供下さいました。製作風景も見たいというので、目の前で生地張りも披露させて頂きました(緊張しました、、)
本当に楽しそうにご見学下さり、仕上がったスツールにも大喜び!このプロジェクトはじめて良かったと思いました。
Sさん、お買い上げありがとうございました!
◼️muniインスタグラムはこちらより
https://www.instagram.com/munistool
少し先にある人気のあるパスタ屋を目指していたのに、なぜか引き寄せられて入ってしまった。
昭和から時間が止まったような店内。老いた店主がとても気の利いた接客をしてくれた。静かな音楽の流れる空間に、我々以外に常連さんがひと組だけ。
料理はどれもとても美味しく、素晴らしい時間を過ごさせてもらった。とびきりの名店を見つけてしまったかもしれない。
街から米が消えている、と妻が言う。そんなわけないでしょと言った私が間違っていた。今スーパーに行ってもどこにも米がないのだ。令和の米騒動。米のない生活、、晩ごはんにトーストをかじる姿を想像してみたけどありえないと思った。
近所のスーパーにはどこにもないというので、今日現場に行った際にも探してみたら、お米屋さんがあった!いまどき米専門のお米屋さんは珍しい。
お店には行列ができていたが、運良く新潟産のコシヒカリ5kgを無事ゲットすることができた。でもさすが専門店で、ほかの銘柄もいろいろ量り売りで提供しているようだった。こういう時はやっぱりお米屋さんに限る。地元にはすでにこういうお店はないのだ。
新米がお店に並ぶようになるのは、まだ少し先で10月頃だろうか。これでなんとか目先の一ヶ月は耐え忍ぶことができそうだ。
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