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フィンランドからヤリ・イェッツォネンさん夫婦が来日中。彼らの歓迎と、同じく共通の友人でもあるハンナ・トイヴァネンさんの逝去を悼む会が高円寺でありました。

私もヤリさんにはフィンランド留学時代本当にお世話になりました。フィンランドつながりの建築関係者は、だいたいヤリさんを通じてつながっているんじゃないかと思います。

ヤリさんは写真家にして摸型家(モデラー)。アールト関連の写真集も多く出しています。ハンナさんとも私も現地で交流がありました。この日も懐かしい面々が高円寺に大集結でした。

まあちにまほこさん、宇井さん、幹事大変ご苦労さまでした。万年幹事だった私も世代交代?です。週明けにはまた別企画も!?こちらも楽しみです。


25. 02 / 06

点検ランプ

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自宅のトイレにある日「点検」ランプが灯った。ん、故障か?そう思ってマニュアルを読むと、設置してから10年経つと自動的に点灯するものだという。ランプを消すためには、メーカーに連絡をして点検をしなくてはいけないらしい。

点検といったって、トイレは普通に使えているし、ほんとに点検なんているのかいな。ちょうど工務店の設備屋さんが別件で来ることになっていたので、ついでに見てもらうと別におかしいところはないという。けれどランプを消すためにはメーカーを呼ぶ必要があり、それにはお金がかかるという。なにそれ?だ。

そこでメーカーを呼ぶとする。すると「異常はありませんが、最近ご不便はありませんか?」そんなサービスマンの問いかけに、「そういえば最近… 」はいそこのあなたロックオン!

最近ではこんな機能がついていまして、しかも節電、今ならオトク!のたたみかけに、「じゃあ、お一つ頂こうかしら」「まいどあり!」の流れになるに違いない。

点検は呼ぶつもりはない。ないけれど、このランプ気になる。お金を払うから消してほしい(じゃあ呼べよ)

直近でうちの事務所にいらっしゃった方はギョッとされたかもしれませんが、現在自宅には前面道路側も足場がかかり、改修工事を行っています。

我が家も今年で築18年になります。RC造でありながら外部周りにも木をたくさん使っていて、それが自邸で気に入っている部分でもあるのですが、木は定期的な手入れをしないと傷みが早まります。

人間のお肌と同じで、一度劣化が進んでしまったものはあとからオイルを塗っても元には戻りません。とにかく経年変化を遅くするしかないんですね。

先だって、建築家の隈研吾さんが設計したとある美術館の外装の木部が腐ってきたと大騒ぎになりましたが、劣化を抑える特殊な処理をしたとしても時間の流れは完全には止められません。

メンテナンスフリーという言葉は過信せず、やはり管理者による定期的なメンテナンスは心がけなくてはいけないと思います。



一般的に外装の木部は、最初は3年後、そのあとは5年周期で塗り替えて下さいと建て主さんには説明していますが、なかなかそんなにこまめにお手入れをして下さる方は少数派です。私としては、少なくとも5~8年周期くらいでは再塗装を行うと良いように感じています。

我が家のケースでは、道路側の木製ガラススクリーンの木部は、すでに過去2回ほどは足場を架けて塗り替えをしています。今回は3回目の再塗装で、前回が2018年だったので今回は7年ぶりの再塗装ということになります。

中庭側は植物が被い繁っているのと、あまり直射日光が当たらないこともあってもう少し頻度が低いです。前回が2015年で今回は実に10年ぶり!ずっとサボっていましたが、ついに重い腰を上げました。そのために愛着のあったツタをばっさり切った話は以前も書きましたね。



今回はそれに加えて、竣工以来打ち替えていないコーキングの打ち替え工事、庇の防水のやり替え、手の届かないガラスのクリーニング、また個室のエアコンや便器の交換など、これを機にいろいろお願いしてまとめて施工頂いています。

気になるお値段ですが、我が家の場合3階建てで足場範囲も広いのですが、外部の塗装工事だけでしたら100万円もかかりません。その他の付帯工事の方が高く付きました。意外と安いと思ったでしょうか?

一般家庭の一部の木部再塗装でしたら2~30万くらいでできるんじゃないでしょうか。これを放置して腐らせてしまうと100万円じゃ済まないでしょうね。だからメンテナンスをこまめにした方が、トータルで安上がりだし美観も維持できるということになります。

、、ということを、私が実践しないと説得力なくなっちゃうんで笑

来週には足場が外れそうです。またきれいになった我が家を見るのが楽しみです!

25. 01 / 26

モシャモシャ

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アールトの自邸のように、ツタに覆われた住宅というのは憧れで、自邸ではテイカカズラを外壁に這わし、1階の事務所の壁はとうに越えて、2階そして3階へとどんどん伸び続けていった。このモシャモシャがとても気に入っていた。

ところが家族にはいたく不評で、いい加減切ってくれと何度言われたことか。それでも聞き流してきたのだけれど、来週から外壁塗装の工事が始まることになり、そこに家族からのさらなる陳情も届き、とうとう観念して木部にかかるツタをバッサリ切り落とすことにした。


落としてみるとサッパリした。サッパリはしたのだけれど、どうも落ち着かない。まじめか!やっぱりモシャモシャの方が良かった。

ロックミュージシャンを目指していた長髪の若者が、田舎の親に言われてバッサリ髪を切り、就活を始めたみたいでとても寂しい。

塗装工事が終わったら、また伸ばすぞ!

25. 01 / 10

発見!

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朝、7時45分

家の一番奥まった廊下が、ダイニングから差し込む一筋の光に射抜かれる。18年目ではじめて気づいた発見!