24. 08 / 18

長かった夏休み

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sekimoto

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この夏休みは8月10日から本日18日まで。実に9日間もお休みしてしまったのですが、正直長すぎて疲れてしまいました、、。やっぱり休みは私は一週間が限界です。

さてそんな夏休み、これといったイベントはなかったのですが、いくつかの展覧会に足を運びました。



市原湖畔美術館で開催中の「レイクサイドスペシフィック展」
https://lsm-ichihara.jp/exhibition/lakesidespecific/

市原湖畔美術館は建築(カワグチテイ建築計画)も含めてとても好きな美術館のひとつ。今回の企画展は出展者のユーモアあふれるインスタレーションのみならず、美術館の改修前の建築にも光を当てていてとても見応えのある展示でした。

写真は出展者のひとり、光岡幸一氏の謎かけを解くと辿り着くことができる敷地内某所の秘密基地。ヒントは「Not Staff Only」

誰も気づかずスルーしていてもったいなかったです。行かれた方はどうかチャレンジしてみて下さい!



もうひとつは、練馬区立美術館で開催中の、建築家・平田晃久さんの展覧会「人間の波打ちぎわ」
https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=202402101707551005

平田さんとは同じ歳ながら、同じなのは歳だけでこの人は相当ヤバい人だと感じました。同じ人間とは思えない、、。

模型やドローイングも素晴らしかったけど、一番ヤバかったのはスケッチブック。豆粒みたいな字と線がブレもなくボールペンでびっしりと。鳥肌が立ちました。


そんなこんなで、明日(19日)から通常営業に戻ります!
進行中のプロジェクトも秋に向けて推進して参りたいと思います。

24. 07 / 25

ポートレート

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sekimoto

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今朝息子が髪を切る前に自分のポートレートを撮りたいというので撮影のお手伝い。ついでに私の写真も撮ってもらいました。

息子は現在大学の2年生。写真を専攻しているのですが、彼に私のポートレートを撮ってもらうのははじめてのこと。気に入ったので、しばらくポートレート写真として使わせてもらおうと思います。

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sekimoto

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そのお店は青山墓地の外れにある。あの世とこの世の間に存在する不思議なお店。かおたんラーメン。

その昔、赤坂の設計事務所に勤めている頃、残業終わりに所長によく連れてきてもらった。「ちょっと食べて帰るか」と言われたらいつもここだった。それがおいしくておいしくて。

今日セミナーに向かう道すがら、そんな思い出をスタッフ達に語っていたらなんだか急に懐かしくなってしまって、帰りに寄ってみることにした。そうしたらあった。あれから25年経っているのに、まったく変わっていなかった。お店は当時からこんな感じだった。まるで夢を見ているようだった。

お店の中も変わっていなかった。ラーメンの味なんて覚えているかな、、?でも運ばれてきた瞬間にすべてが蘇った。味も変わらなかった。うっかり涙が出そうになった。人間って、何年経っても味は覚えているんだなと思った。

あの時は所長と二人で。今はスタッフを連れて。
でも明日の朝には消えてなくなっているかもしれない。


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sekimoto

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今日美容院に行くと受付周りに女性スタッフが集まっていてこっちを見ている。

私はいつも変わった柄シャツを着てくるお客さんということで、私が来店する日は「今日はどんなシャツを着てくるのだろう?」と話題になっているのだと担当者から聞かされた。ちなみにこの日はマリメッコ風の花柄シャツ。

建築関係者の間で「水玉シャツ」として認知されて以来それ以外着られなくなってしまったように、最近では美容院に行く時は今日はどの柄シャツを着ていけば良いだろう?と悩むようになってしまった。

帰り際には、「今日は11ぴきのねこなんですね」と言われた。なんのことだろうと思ったら、どうも私の靴下のことらしい。すごい、私は人の靴下なんて気にしたことがない。そんなところ見ているんだ!?

事務所に帰ってからスタッフにこの話をしたら、女性スタッフ2名はさも当然のように「朝から知ってましたよ」とのこと。こわっ!もう穴の空いた靴下なんて履けないと思った。

今日は建主さんを連れて、国立のこいずみ道具店へ。

いろいろ見せて頂いて建主さんのお好みの椅子も張り地も決まり、小泉さんにもお会いできて建主さんも大喜び!こちらはご案内ありがとうございました。


私は小泉さんの近著を持参。小泉さんにサインをお願いすると快くお引受けくださいました。ちょっと待ってて!と奥でサインして「はい」と渡された本をお店を出てから開いてみたのですが、表紙をめくってもあるべき所にサインがありません。あれれ!??


いや待てよ。一筋縄に行かない小泉さんのこと、これは絶対何かのメッセージだとカバーを外してみたり、帯の裏側を見たりしてもやっぱりサインはありません。

もしかしたら、どっかページの余白に書いていたりして!と思って、本のページを全部めくって探していくも、やっぱりどこにもありません。というか、普通に考えてサイン頼まれてそんなところに書く人なんていないわけなんですが、小泉さんはそういうことする人なんです!

そうか、つまりこれはあれか。サインお願いして、わかったよと言っておきながら実はサインしてないという、裏のまた裏をついたやつか!そうかそうなのか!?だとしたらこれはこれでショックだぞ。それとか、別の本に間違ってサインしちゃって、私の本にサインするのは忘れたとか。流石にそれはないか。いや小泉さんならありうる!?と思考回路がぐるぐる…。

無限考察地獄ののち、ちょっと悔しかったけど小泉さんに「あの、、どこにサインしたんですか?」とSOSのメッセージをすると、しばらくして「ヒントはこいずみ道具店」と返信が。

え、どこを見落としたんだろう?と再び本の森へ。いくつか登場するこいずみ道具店関連の記事をよく見ていくと、あった、ありました!


なにこれ、サイン?サインなのか!?こういう図版なのかと思った。まるで暗号じゃないか~~!!!

と、サイン探しで半日潰れるという。もう最高です!小泉さん。ありがとうございます。宝物にします。