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住宅設計の仕事をしていると、建て主さんとの打合せはどうしても土日に集中することになる。かといって平日に代休を取るわけでもないので、結局何週間も休みを取っていない状態になることもあるけれど、まわりから思われるほど負担は感じていない。

週末の打合せも朝から晩までかかるわけではないし、わずか3~4時間ほどのことなので、朝はいつもよりはゆっくりできるし、打合せが終わったあとは解放感とともに外出することもある。

また私の場合は自宅と事務所が一緒になっているので、階こそ分かれてはいるけれど職住一体であることには変わらない。そのことについても、公私が一緒にならないのかと良く聞かれるけれど、私としては部屋が分かれている時点で気分は変えられるし、自宅のダイニングでもメールチェックやエスキースなどをすることもあるので、私の中ではたぶんどこでやっても同じなんだろうと思う。

前職に勤めていた頃は、公私の区別はもちろんあって、平日に働いたら週末に働くことはないし、仕事のことも考えることはなかった。けれど、独立して仕事をするようになったら、いつしか仕事とプライベートは分かちがたく同じものになった。

こういう話をすると、すぐ「働きすぎ」とかワーカホリックのように思われてしまうのだけれど、どうもそういう感覚とも当てはまらない。私の中ではすでに仕事とプライベートの区別がなくなっているので、「仕事=生活」になっているからかもしれない。(生活しすぎ!という言葉はありませんものね)

そういうライフスタイルを「ワークアズライフ」というのだと最近教えてもらった。夜寝るとき以外は、常に仕事であり生活であるという考え方。この言葉を知ってから、私はずいぶん気が楽になった。そうか好きなだけ仕事してもいいんだと思えるようになった。

要は仕事のしすぎは良くないというのは、緊張状態やストレスを抱える状態が長く続くと病気になってしまうということを差しているのだと思うけれど、仕事が好きな人は仕事をしているときが楽しいので、むしろ良い精神状態を保てるということもある。

もちろん仕事を離れて気分転換をすることもとても大事だと思うけれど、私はそんな時ですらも建築や設計のアイデアを探してしまうし、創造のための充電時間になっている。

私にとって仕事は自己実現であると同時に、人から求められたり感謝されたりすることで、自分の存在理由にもなっている行為だ。だから、歳を取ってもリタイアして第二の人生を歩むというイメージがまったく持てない。自分という存在が社会に求められる限りは、仕事のために尽くしていきたいと思う。

23. 06 / 16

SESAMIタッチ

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sekimoto

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スマートロックのセサミに、待望の指紋認証が出ました。使用中のセサミはそのままで、セサミタッチを追加で付けるだけ。ほかにも、AppleWatch解錠やSuica解錠もできます。まあ、指紋で開くならSuicaは使わないでしょうね。

早速使い始めましたが、反応速度もなかなか良いです。スマホを持たないお子さんでも開けられるようになるので、めちゃくちゃ便利です。この機能で2,980円(税別)安っ!

SESAMIタッチ
https://jp.candyhouse.co/products/sesame-touch

※セサミ本体の拡張パーツなので、セサミを使っていない方はこれ単体では使えませんのでご注意ください!

先週末のことですが、少し遅めのGW休みに、島根県の隠岐の島に行ってきました。

流刑の地の歴史を持つ隠岐の島は、まず来るだけで大変!流刑の地に選ばれるだけのことはあります。そこから他の島に渡ろうものなら、船が少なくてもっと大変!!今回の旅程はまさに針の穴を通すようでした。

島には何もないけど、すべてがある。そんな印象です。本当に豊かな島ですね。ジオパークの認定を受けた自然はワイルドで、手付かずの素朴さもとても良いです。

そんな隠岐の島の西郷港地区のコンペを取った建築家の菅原大輔さんとも空港でばったり!ニッチなところでニッチな人に会うと嬉しいものですね。



ところで私は、毎年全国のいろんなホテルを訪ね歩いています。今回の隠岐の島行きの目的のひとつは、ずっと行ってみたかったENTOというホテルに泊まることでした。

ENTO https://ento-oki.jp/

設計はMount Fuji Architects Studio。昨年度のJIA優秀建築賞も受賞された建築です。



構造は木造CLTパネル構法によるモノコック構造。職人不足から、島での建設を最小限として、本島側で材料をほとんど刻み、島ではほぼ組み立てだけというプロセスにすることで驚異的な短工期を実現しているそうです。

構造設計は、山田憲明さんの事務所の元スタッフでもある蒲池さんと中さん。中さんは、過去にリオタデザインとの仕事でもパーゴラテラスの家、VALO、TOPWATERなどの構造設計を担当下さっています。

プロジェクト全体の歯切れの良さと、唯一無二の環境を活かし切った設計に感服しました。客室からのこの眺めも大迫力です!

ロビーなどには、このCLT構造がデザインとしてもうまく活かされています。地上階には隠岐の島の悠久の歴史が地球の歴史と重ね合わせて展示されたギャラリーが併設されています。こちらもなかなか見応えがありました。



わずか2泊3日の隠岐の島滞在でしたが、ほかにもここでは語りきれない様々な出会いや発見がありました。

なによりもこの大自然には圧倒されました!季節も良かったですね。ご縁にも恵まれて、もう二度と来れないかもという思いと、もしかしたら二度三度と来ることになるんじゃないかという予感とが交錯しています。

最後にいくつかの写真だけ挙げておきます。きっとこれだけで十分伝わるはず!!隠岐の島、皆さまも是非足を伸ばしてみて下さい。






昨日のオープンスタジオにお越し下さった皆様、ありがとうございました!

3月も盛況だったのですが、庭の緑がまだ不十分で、我が家の庭が本気を出した姿を是非お見せしたく、この時期にもう一度開催させて頂きました。今回は前回を上回る68名の方がいらして下さいました。

開始時間前にひょっこり現れたのは、今進める現場の大工さん。インスタを見て気になって来たとのこと。こういうのが一番嬉しいですね!

他にも岩手や仙台からわざわざお越し下さった方もいらっしゃいました。こちらは遠い所からありがとうございました。

他にもJIAつながりの建築家仲間や、尊敬する先輩方も。口々に頂いた感想やコメントが沁みました。16年越しの答え合わせをしているような気分でした。

最後にSADIの塚田さん。10時の予約だったのに、いらしたのは16時。来ないかと思った。今回は3月の開催も含めて塚田さんが「どうしても見たい」とのことから企画した見学会でした。

建物は年月と共にエイジングしていきますが、庭は年月と共にどんどん良くなっていく気がします。

建築費や土地の高騰があって、なかなか建築予算の設定が難しくなってきています。ですが、10年以上かけて仕上げていく「お庭仕上げ」は人生を豊かにしてくれます。太陽と水さえあればお金はいりません!これが豊かさの秘訣といえるかもしれませんね。





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sekimoto

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世間はGWに突入ですね!そんな中リオタデザインは暦通り。明日からはスタッフを含めてお休みを頂きます。

、、と言いつつ、明日はオープンスタジオがあります笑

前回も盛況でしたが、今回も前回を上回るなんと68人もの予約を頂いていますので、ちょっとお祭り気分で乗り切りたいと思います。天気も良さそうで皆さんにお会いするのを楽しみにしています!

さて、先週末は2010年に改修設計を手がけた「池上の家」にお呼ばれしまして、お庭のツツジを見ながらの会食に出かけてきました。

この日も天気が良く、本当に気持ちの良いテラス日和でした。


毎年のように人を呼んでの食事会を楽しまれていたAさんですが、こうした席を設けるのはコロナ後はじめてとのこと。やっぱりこうして人と会ってお話しするのは楽しいものですね。Aさん、お招き下さりありがとうございました!

さてこちらは帰り道、池上の路地を抜けながら駅に向かって歩いていると、こんなアパートがありました。


共用廊下、せまっ!計ると約55㎝しかありませんでした。

毎日玄関に入るにもカニ歩きで入って行かないといけない狭さ。なにより、洗濯機とか冷蔵庫とかどうやって入れるのだろう、、?

うちの設計も、いつも無駄を省いてギリギリの寸法で設計してしまうので、最後に家電が入らないとか、階段を上がらないなんてことになって青ざめることもしばしば。これを見て単純にスゲー!とは思えず、ただただ恐ろしや~と思ってしまいました。

でもこんなアパートでも住めるんだ、と失礼ながらも感心してしまいました。さすがにうちの設計ではやりませんけどね笑

あとで写真を眺めていて、玄関扉の幅について疑問が湧いてきました。通路幅が55cmということは、玄関扉の幅も同様に55cmなのだろうか、、。

次に行くことがあれば是非計ってみたいと思います。