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sekimoto

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映画「かもめ食堂」が公開20周年を記念して、現在2週間限定で劇場公開している。人気があるからもう少し公開期間は延びんるんじゃないかと思うけど、久しぶりに週末にスクリーンで見てみようと思う。

かもめ食堂は、フィンランド・ヘルシンキを舞台にサチエ(小林聡美)が食堂をひらくという話。設定はある意味荒唐無稽だけれど、そこに流れている空気感や、小林聡美さんの肩の力の抜けた演技が私の知るヘルシンキの空気感にぴったりはまっていた。


再公開もあいかわらずものすごい人気で、小林聡美さんや片桐はいりさんが登壇する回は予約が瞬殺で埋まってしまった(トライしたけれど全く歯が立たなかった)。そして当時の劇場パンフレットの復刻版は初日でソールドアウトしたらしい。

冒頭に載せた写真は20年前当時のパンフレット。大切にとっておいて良かった。当時のチラシには当時の公開日も刻まれている。20年後に再公開されるなんて当時は考えられなかった。

フィンランドに行ったことのない人も、うちの建て主さんは「かもめ食堂」だけは知っている、DVDで見た、大好き!という方がとても多い。フィンランド人気の火付け役にもなった映画だ。

公開当時、劇場ではじめて見てびっくりしたのは、そこに私の友人の家が使われていたことだった。現地アソシエイトプロデューサーに名を連ねていた森下圭子さんも当時の友人で、ロケ地に使われた家の友人とも共通の友人でもあったので、森下さんのコーディネートなのかと思ったらそうではなく、荻上監督が自分の足で見つけてロケ地に直談判したらしいと聞き二度びっくり!


映画の中で、酔っ払ったフィンランド人が担ぎ込まれて本棚の前で過去を独白するシーンです。その他にもそのフィンランド人宅のテラスで語り合うシーンや、リンゴの木に藁人形を打ち込むシーンもこの友人宅が使われています。

かもめ食堂は実在したカフェ(Kahvila SUOMI)をロケ地に使ったところ、映画人気でこのカフェに日本人観光客が殺到し、のちに実際に「かもめ食堂」に店名を変更したという経緯もある。私は家族と10年前に訪れた。

そんなかもめ食堂も昨年9月に閉店し、今は別の経営者によって、別の場所にお店が移されていると聞いた。でもあの場所でなくては意味がないようにも思える。



そんな思い出の詰まった映画。フィンランドってこんな感じなんだと思ってくれたら、その”感じ”はかなり実感に近いと思います笑

DVDなどでも見れるけれど、まだ見たことのない方はこの劇場公開中に是非スクリーンで!上映館はこちらより。
https://filmaga.filmarks.com/articles/331141/

弊社設計の「drop」をDuravit社のメインサイトに紹介事例として掲載頂きました。

>> drop|Duravit

Duravitはドイツのトップブランドですが、弊社では8年ほど前から水回りに採用しています。目玉が飛び出るような値段のものもありますが、なかにはリーズナブルなものもあり、毎日使うものでもあるので多少値が張っても良いものを選ぶようにしています。

今回の掲載は日本法人の代表から熱いオファーを受けたことがきっかけでしたが、掲載がワールドワイドページということもあり、ドイツ本社にも掲載事例をめぐっては長い時間をかけて協議頂きました。さすが世界のデュラビット、事例ひとつ載せるにもこんなに厳しい審査があるのかと逆にびっくりでした。

結果的に世界のトップホテルやラグジュアリー案件に混ざって、我々の庶民的な狭小住宅がフォーカスされるという不思議な構図となりましたが、大変光栄なことで嬉しく思っています。

>> 導入事例

日本の建築家設計による木造住宅のクオリティは世界一だと思います。Japanese Tiny Houses を今後とも海外にアピールできればと思います!


エクスナレッジより『歴史が見えるフィンランド図鑑』が発刊されました。私はこちらの「巨匠アルヴァ・アールトと名作建築」のくだりを執筆監修させて頂きました。

各国史がわかるシリーズ 歴史が見えるフィンランド図鑑
https://amzn.asia/d/bZKmQRv
(発売は12月27日・現在は予約受付中!)

この本は「世界史を建築目線で解剖する」というもので、先史時代、カレワラ、スウェーデン統治時代から、ヘルシンキオリンピック、OODIに至るまで、建築を軸に読み進めるだけでフィンランドの歴史がすべて頭に入るという不思議な一冊です。面白いコンセプトで、こういう本はなかったと感心しました。

総括的な編著は、SADIでもたびたび講演を頂いている石野裕子先生、私のほかにも竹内皓さんなどのSADIメンバーも執筆に関わっています。

私が関わったのはこのアールトの章のみですが、ある意味最も重要なパートでもあるので責任重大。わずか見開き2Pでアールトの生涯を語るという暴挙?に挑戦しています。

こちらを入口にして、フィンランドという国をより深く理解して頂けると嬉しいです。書店等で是非手に取ってみてください!


今月より、JIA(日本建築家協会)のトップページに弊社設計の「越屋根の家」が登場です!素敵なコピーもつけて頂けてとても嬉しい。

日本建築家協会|JIA
https://www.jia.or.jp/

ランダム表示されますので、何度かブラウザを更新して頂ければと思います。

伊礼智さんの新刊本の発刊を記念して、池袋ジュンク堂で伊礼さんとのクロストークセッションに登壇させて頂きました。伊礼さんとの掛け合い漫才も、のじもく酒場以来。

伊礼さんは今でも私の目標であることには変わりないのですが、歳を経るごとに伊礼さんの他の建築家との違いや、自分と同じような思考をお持ちの一方で、アウトプットの違いでまったく違うものになることなどがわかり始めて、今回も自分との距離感を見定めるような、そんな機会になりました。

いつもそうですが、はじまる前の楽屋トークが一番面白いという笑。今日の幸いは呑みながらのトークではなかったこと。それが入るとかなり危険な話が伊礼さんの口から飛び出していたはず、、きっと隣の木藤さんは気が気じゃなかったでしょうね笑


有料イベントだったこともあって、客の入りを主催者側も心配していましたが、それも杞憂に終わり、とても盛り上がってよかったです。最後の書籍販売では、皆さん伊礼さん目当てだったでしょうに、私の本もお情けで購入くださりとてもありがたかったです。

お越しくださった皆様ありがとうございました!
『新・伊礼智の住宅設計』これからの住宅設計のバイブルになると思います。さらに関本さんの『すごい建築士になる!』と一緒に買って読むと、もっと設計が上手くなると思います!