『JIA建築年鑑2025-2026』(日本建築家協会)が発刊され、我々の「越屋根の家」を日本建築家協会優秀建築選2025の100選に選出いただきました。本建築選は、JIA会員のみならず国内のその年度の優秀な建築作品を選定するというもので、今回の建築大賞は「霞ヶ浦どうぶつとみんなのいえ(高橋一平氏)」でした。

この分厚い年鑑は会員のもとには毎年届くのですが、その年の“顔”になるような話題作が並びます。どれも自分には縁がないと思えるような作品ばかりで気後れしていたのですが、今回はこちらの選に混ぜて頂き本当に光栄で嬉しく思っています。

ここ数年はメディアやアワードに出すことにも少し億劫になっていたのですが、もう少しチャレンジしていこうと気持ちを新たにしました。建主さま、工務店のみなさま、担当してくれたスタッフにも感謝です。どうもありがとうございました!

本年鑑はAmazonなどでも購入できます。ご興味ある方は是非お手に取ってみてください。

JIA建築年鑑2025-2026 第21巻
https://amzn.asia/d/0gyg1zDC



私が所属するJIA住宅部会では、今年度部会長の小山光さんの企画で「建築家の家づくりトーク」と称した建築家による家づくりトークシリーズを展開しています(内容はすべてYouTube公開されます)。

こちらはいわゆる設計者目線の”作品紹介”ではなく、実際の住宅事例をもとに、リアルな建て主さんとの家づくりプロセスを紹介するというもの。第2回目は私がご指名頂きましたので、2023年竣工の「越屋根の家」の家づくりプロセスについてお話しさせて頂きました。

「越屋根の家」は竣工までに2年半もの時間がかかりました。おかげさまで数多くの賞も頂きまして、我々にとっても代表作となった住宅です。その浮世離れしたビジュアルから、一体どんな人が暮らしているのだろう、自分たちとは縁のない世界の人なんじゃないかと誤解される方もいるかもしれませんが、実際の建て主さんは本当に素朴で、ほかの建て主さんとも何ら違いのない建て主さんです。

今回の話の中では、この建て主さんとの出会いや設計依頼のメール、実際にどんな要望を頂いたのかなど、建て主さんのご許可を頂いてかなり赤裸々な情報まで紹介させて頂きました。

最後には建て主さんからのお手紙まで。その文面を見ると、一般の建て主さんが設計事務所を選ぶ際に一体どこに迷い、そしてなにが依頼の決め手となるのかなどのヒントが詰まっています。

聞き手の小山光さんの引き出し方がうまいので、ついつい余計なことまでしゃべってしまったと動画を見返しながら反省しているのですが(恥ずかしい、、)あえてノーカットで公開していますので、普段セミナーや公開の場では話さないあれやこれやについてもお楽しみ頂けたらと思います。


■建築家の家づくりトーク#2
越屋根の家/関本竜太| 地域の風景を受け継ぐ越屋根という選択

https://youtu.be/q0-7TSh-p30?si=0EJFhWkHEPWgwek_

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コロナ禍に製材企業である野地木材工業(現nojimoku)さんの企画で、伊礼智さん、小谷和也さんと毎月ゲスト建築家を呼んでオンラインで際どい話をするという「のじもく酒場」が終了して早数年。このたび「のじもく酒Bar」として新装開店しました!

■のじもく酒Bar[第1杯] ゲスト:丸山弾(前編)
-居酒屋は閉めて、Barを開店しました

https://youtu.be/MqcgFt2R57A?si=EOPhRNvhiIWsySIk

久しぶりだから事前に打合せをという話から、そんなのいらないになり、結局ぶっつけ本番。野地さんの進行が今回も秀逸。コスプレも一新!安定の伊礼さん節、小谷さんの軽妙な関西ツッコミに加えて、初回ゲストの丸山弾さんの熱い語りが今回のハイライト。

酔いがまわるにつれて、尻上がりに話は盛り上がり、、でも本当にやばい話は全カットされていますのでご安心を?シーズン2もどうかお楽しみに!
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[7月18日追記]
前回の続編である[第2杯]の動画も公開されました。あわせてご視聴ください!

■のじもく酒Bar[第2杯] ゲスト:丸山弾(後編)
-設計に人間性がにじみ出る?関西弁と、小芝居と、長い世間話

https://youtu.be/6gpO-YaQ69M?si=zfTFjmzZzEmP8goh

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以前投稿した写真家・高橋恭司さんによるアールト自邸オリジナルプリントが届きました。元は私がコーディネーターを務めた2002年のエクスナレッジホーム創刊号[Who's Alvar Aalto]のために撮り下ろして頂いた写真を、先日の個展で購入したもの。

展示で眺めていたよりも、手に取って間近に眺めると光の妙が際立って見えます。8x10と呼ばれる大判カメラによる撮影。デジカメには到底再現出来ない質感だとあらためて感じます。

これまで数多のメディアで撮り下ろされてきたアールト自邸ですが、この写真には圧倒的な異質さがあって、構図を眺めているとピアノの上のアイノの肖像写真が亡霊のように浮かび上がってきます。

そうか、恭司さんはアルヴァではなくアイノの影をこの空間に感じて切り取ったのかもしれない。真の意図はわかりませんが、スピリチャルカメラマンと呼ばれる高橋恭司さんらしいカットと言えそうです。

この写真のネガは焼き捨ててしまったそうなので、世界で一枚だけのオリジナルプリントになります。一生の宝物として、事務所に大切に飾りたいと思います!


私の所属するJIA住宅部会では、今年度は小山光さんを部会長に据え「住まいを社会にひらく」というテーマで活動しています。その目玉となる企画の第一弾として以下の家づくりトークを開催予定です。

いわゆる一方向のスライドレクチャーではなく、スライドは冒頭だけで、あとは登壇相手の小山さんとクロストークをしながら、設計のこぼれ話、建て主とのコミュニケーション、苦労したポイントや仕事術などについても掘ってみたいと思います。

市民向けのコンテンツということですが、これ地味に同業がいちばん聞きたいやつかもしれません。どなたでも参加出来ます。内容は動画編集して一般公開&シリーズ化も予定しています!

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建築家による家づくりトーク#01
【完成した家ではなく、家づくりのプロセスを語る】

詳しくはこちらより
https://www.jia-kanto.org/jutaku/news/3624/

日時: 2026年6月19⽇(⾦)19:00〜20:30
登壇者:
小山 光 /キー・オペレーション
関本⻯太 /リオタデザイン
参加費: 無料
対象: 家づくりを考えている方、建築家の仕事に興味のある方、学生、設計者・建築関係者
場所: JIA建築家クラブ 東京都渋谷区神宮前2-3-18 JIA館
Zoom配信もいたします(参加者に後ほどリンクをお知らせします)

申込方法:以下申込フォームURLもしくはQRコード
https://forms.gle/CdvbbGXEP3dYCCvB7

主催: 公益社団法人 日本建築家協会(JIA) 関東甲信越支部