双庭の家
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100坪を越えるゆったりした敷地に建つ住宅です.敷地は一部がL字型に変形しており、南北方向に深く奥行きのある地形をしていました.また建て主さんのご要望には、リタイヤ後の暮らしとして、自然豊かな庭をつくり庭いじりを楽しみたいということがありました.
そこで建物をL字型に配置し、敷地北側の和室の先には小さな「陰の庭」を、リビングの先には陽当たりの良い「陽の庭」を配置し、性格の異なる二つの異なる庭を楽しめるようにしました.
リビング棟は平屋の構成とし、屋根にはソーラーパネルを載せ、和室とつなげることで天井高に変化のある大らかな空間と、老後の暮らしへの安心感とを両立させています.2階の個室は、就寝と共にささやかな事務作業も営めるよう長めのカウンターを設けました.
家中のどの部屋からも庭の緑を眺めることができ、庭先には建て主さんによる家庭菜園スペースもつくりました.室内にも多くの観葉植物を配置されて暮らされています.緑とともに暮らす郊外の豊かな住まいです.
所在地:埼玉県久喜市
用途地域:第一種低層住居専用地域
構造:木造在来工法 地上2階建て
敷地面積:372.02㎡ /112.53坪
建築面積:94.19㎡ /28.49坪
法延床面積:109.04㎡ /32.98坪
温熱性能:
外皮平均熱貫流率 UA=0.45W/㎡K
断熱等性能等級6(6地域・久喜市)
耐震性能:耐震等級3
設計期間:22/05-23/02
工事期間:23/04-23/12
施工:山崎工務店
プロデュース:リビングデザインセンターOZONE
植栽:小林賢二(小林賢二アトリエ)
撮影:新澤一平
100坪を越えるゆったりした敷地に建つ住宅です.敷地は一部がL字型に変形しており、南北方向に深く奥行きのある地形をしていました.また建て主さんのご要望には、リタイヤ後の暮らしとして、自然豊かな庭をつくり庭いじりを楽しみたいということがありました.
そこで建物をL字型に配置し、敷地北側の和室の先には小さな「陰の庭」を、リビングの先には陽当たりの良い「陽の庭」を配置し、性格の異なる二つの異なる庭を楽しめるようにしました.
リビング棟は平屋の構成とし、屋根にはソーラーパネルを載せ、和室とつなげることで天井高に変化のある大らかな空間と、老後の暮らしへの安心感とを両立させています.2階の個室は、就寝と共にささやかな事務作業も営めるよう長めのカウンターを設けました.
家中のどの部屋からも庭の緑を眺めることができ、庭先には建て主さんによる家庭菜園スペースもつくりました.室内にも多くの観葉植物を配置されて暮らされています.緑とともに暮らす郊外の豊かな住まいです.