昨日はとある取材の立ち会いがあり、久しぶりに「紫陽花の家」に足を運んできました。「紫陽花の家」は2015年の竣工なので、すでに7年ほど経っていることになります。早いですね、、。家が出来たと同時に生まれた双子の姉妹も、この家とともにすくすくと育っているようです。

この日の取材テーマが「食」に絡めたテーマだったこともあり、建て主さんには無理を言ってご家族でお昼を作って頂き、いただきますまでを写真に納めて頂きました。そんな食卓を私も隠れてパチリ!

この日は気候も外の光も申し分なく、そしてなによりご家族の幸せな食卓が神々しいくらいに眩しくて本当に感動しました。私は住宅の設計において、どの空間を最も重視するかと訊かれたら迷わずダイニングと答えます。リビングではなく、ダイニングが家族の中心であるべきだと思うからです。

リビングは団らんというより、くつろぎの空間であり、時に個に浸る空間ではないかと思っています。朝「おはよう!」と言って慌ただしく朝食を取る場所、休日のお昼に「午後どうする?」とか言いながら昼食を取る場所、そして今日あった出来事を食卓を囲んだ家族に聞かせる場所。それは家族が家族であることを認識できる唯一の場所ではないかと思います。

そんなダイニングを私は明るく豊かに作りたい。
なんだか私の思い描いた理想の空間に、7年越しに出会えたようなそんな気分になりました。やっぱり、住まいは家族の器なのだと思います。

木材企業の野地木材工業(のじもく)さんより、Youtubeで新しいコンテンツを始めてみませんか?というお誘いを頂きました。

今から2年ほど前に、同じくのじもくさんからのお声がけで、建築家の伊礼智さん、小谷和也さんと木の話をオンラインで語るというセミナーがあったのですが、今回は特に木の話しばりではなく、ざっくばらんに日頃考えている本音ベースの話(雑談)をして頂きたいとのこと、、。

セミナーを頼まれて、キチッとスライドを流しながらやるセミナーは慣れていますが、当日はフリートーク一本勝負ということで、かなりドキドキしています。こんなの本当に成立するんですかね?YouTubeとか私にはよく分からない世界です。ともあれ、住宅設計業界の松本人志こと伊礼さんと、同じくトリックスターの小谷さんがいるのでなんとかなるでしょう!?

ゆるい感じでやるので、オチとか別にありませんので!(たぶん)事前にご了承下さい。お時間ある方は是非ご視聴下さい。


■ 野地木材工業プレゼンツ オンライントーク番組
「建築家たちの飲まずにいられない話」
(全10回)

第1回目
4月21日(木) 19:00~20:00  YouTube liveにて生放送
https://youtu.be/bMK8JU7xG2s

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~以下はのじもくさんによる紹介文です~

「のじもく酒場」の常連客である伊礼さん、関本さん、小谷さん。
建築の話、デザインの話、昨今の住宅業界事情、お互いの近況から思い出話まで。
普段なかなか聞けないことをお酒の勢いで追求していく新感覚You Tube LIVE。
ちょっとマニアックな話もこの店では聞き出せるかも・・・?

毎回ふらっと店に立ち寄る、彼らの建築仲間にも注目です。
第一回目 4月21日は、鹿児島の工務店 ベガハウスの大迫学さんが来店。

詳しくはこちら↓↓
https://www.nozimoku.co.jp/2022/04/17/post-4504/

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【出演者】
伊礼智/関本竜太/小谷和也
第1回ゲスト:大迫学氏(ベガハウス代表取締役)

進行:野地木材工業 野地伸卓・野地麻貴
※配信時間は1時間ほどを予定しております。

3月と言えば卒業のシーズンですが、私もこの3月に卒業したことがあります。

日本建築家協会(JIA)の関東甲信越支部で発行している会員向けの広報誌に「Bulletin」があるのですが、私は今年度一年間、こちらの編集長として誌面づくりに関わっていました。一応一年限定と言うことで4月からは副編集長に退きますが、春号の発刊を終え、なんとか年間4号を発刊出来たということでようやく肩の荷を下ろしました。

編集長なんて書くと名ばかり編集長なんでしょう?などと思われるかもしれませんが、とんでもない、ガチ編集長です。この一年、誌面の構成から取材のアポイントや立ち会い、インタビューから校正まで。もちろん他の広報メンバーと共にですが、すべてに責任を持って関わっていました。

2021年度の年間テーマは『協働のかたち』

JIAの広報誌なので、当然会員である建築家たちの寄稿や紹介がメインにはなるのですが、敢えて今年度の特集には建築家の作品や思想ではなく、我々を取り巻く仕事人たち(エンジニアや職人、メーカーやデザイナーたち)にフォーカスを当て、ともに一つの目標に向かってものづくりをするチームのあり方を掘り下げたいと考えていました。

また普段原稿を書いたりする習慣を持たない方々も多いことから、寄稿ベースではなく、編集長の私が直接インタビューをして、対話ベースで内容を掘り下げてゆくという編集方針としました。このあたりは住まい手へのヒアリングで鍛えられた「聞く力」が功を奏したようにも思います。

それ以外にも、次世代を担う学生会員たちにもフォーカスを当て、学生関連ページを充実させたり、ややお堅い印象だった誌面デザインを一新し、柔らかく読みやすい誌面にするなど、私なりの改革は可能な限り断行したつもりです。

編集長としての一年で感じたのは、「編集は設計そのもの」だということ。
学んだことは大きかったです。

このBulletinはJIAの支部広報誌なので、会員以外は手に取ることはできませんが、太っ腹なことに以下のページより外部の方もPDFにて内容を読むことが出来ます。ご興味ある方は、是非覗いてみてください。

■ Bulletin 2021年度
https://www.jia-kanto.org/kanto/bulletin/2021/index.html

またこちらは最新号の春号の特集インタビューですが、うちの造園計画をいつもお願いしている造園家の小林賢二さんのインタビューも載っています。ご興味ある方はこちらもどうぞ!

■ 協働のかたち-4/デザイナーとの協働
https://www.jia-kanto.org/kanto/bulletin/2021/files/pdf/feature_291.pdf


さて卒業を迎えると、次は入学式です。

4月からは、JIA住宅部会にて第43代部会長をお引き受けする予定です。住宅部会でもやりたいことがいっぱい!部会員以外でも参加出来るセミナーなども企画して参りますので、どうかお楽しみに。
こちらのブログでも告知していましたが、昨年12月18日に東北工業大学主催のオンラインセミナーに登壇させて頂きました。このセミナーのことは建設通信新聞などでも報じて頂いたようで、同大学の石井先生よりこちらの記事も共有頂きました。大変ありがたく思います。

記事の中でも触れられていますが、今回は一般にも開かれたセミナーであったことに加え、推薦入試などで早期に来年春の入学を決めた高校生も多く参加すると聞いていました。そのため内容もこれから建築を学ぶ高校生にも届くように話したつもりでしたが、講演後の感想でも多くの高校生から「楽しかった」「これから建築を学ぶのが楽しみになった」という声が多く寄せられていました。

私の息子も、この春から大学生になります。彼もこの春から新しい学びに触れることになるわけですが、そんな声は息子の声のようにも思えて、本当に嬉しく今回の講演をお受けして良かったと思いました。

今回お声がけ下さいました石井敏先生、そしてご聴講下さいました参加者の皆さまにこの場をお借りして御礼申し上げます。



[建設通信新聞 2022年1月27日付]

22. 02 / 02

TECTURE MAG

author
sekimoto

category
> メディア


TECTURE MAGというWEBメディアに、いくつかの住宅を掲載頂きました。

TECTUREは、単に写真などを紹介するだけでなく、各所の仕上げ材料や採用製品などもわかるので、同業の設計者などにも人気があるようです。現在家づくり中の方々も、気になる素材などありましたら参考にして頂けたらと思います。

・玉川上水の家
https://mag.tecture.jp/project/20220124-tamagawa-aqueduct-house/

・蛍沢の家
https://mag.tecture.jp/project/20220202-house-in-hotarusawa/

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