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[リオタデザイン|土日祝の設計相談可能日] (8月10日現在)

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設計相談について

これから家づくりをはじめる方のために、無料にて設計相談をお受けしております。
以下はおもに週末と祝日の面談対応可能日程です。平日については、予定が合えばいつでも対応可能です。個別にお問い合わせ下さい!

[8月]

・8月24日(日) 午前
・8月31日(日) 終日
※8月9日~17日までは夏期休暇とさせて頂きます

[9月]
・9月13日(土) 15時以降
・9月14日(日) 終日
・9月21日(日) 15時以降
・9月23日(火祝) 終日
・9月27日(土) 終日
・9月28日(日) 終日

[ご案内]

我々は少ないスタッフで密度の濃い業務を心がけておりますので、新築の場合、設計のご相談から竣工までで、トータル約1年半~2年程度のお時間を頂いております(案件が立て込んでしまった時はお時間を長めに頂くこともございます)。
ただし、ヒアリングのお打ち合わせから約1ヶ月程度ではラフプランをご提示し、先に竣工する他の住宅の内覧会などにお越し頂きながらじっくり進めております。

もし現在具体的にお考えの計画がございましたら、まずはご相談だけでもお越し下さい。まだ土地がない方には、土地探しのアドバイス(土地の探し方や見方など)もしております。ご相談は内容にかかわらず無料です。

いらっしゃる際は、以下よりヒアリングシートをダウンロードして、必要事項をご記入の上お持ちください。こちらはカルテのようなものですので、詳細が決まっていなければ、お名前やご住所など基本的な事項のみの記入で構いません。

[ヒアリングシート]
https://www.riotadesign.com/works/Hearingsheet.pdf

またよく頂く質問についても、以下のページに追記させて頂いています。

[よく頂くご質問について] 25.6.28
https://www.riotadesign.com/blog/250628.html


・所要時間は初回の場合、約2~3時間ほどを見込んで下さい。
・お子様をお連れ頂いても大丈夫ですが、遊べるような場所はありませんので、ゲームやお絵描き帳など、退屈しないようなご準備をして頂けたらと思います。
・ご来所が難しい場合は、オンラインやご自宅に訪問させて頂くことも可能です。
・周辺にコインパーキングもございます。お車でいらっしゃる場合はどうかご利用ください。場所はこちらの地図を参照ください。


建築家の仕事場|「リオタデザイン」ルームツアー

相羽建設YouTubeにて、事務所の動画を撮影いただきました。リオタデザインの事務所の様子や、家づくりの考えなどもお話ししています。
https://youtu.be/G18MwpkynNk?si=DKwnwOiiVbKwzfNg



プラナビ ストーリーのある暮らし

プラナビさんに「壇の家」について取材頂いた記事を掲載頂きました。
https://www.pla-navi.com/life/216/

建て主アンケート

弊社の過去のクライアントさんに、建てた後に実施したアンケート内容です。
https://www.riotadesign.com/blog/sekimoto/qa

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お問合せは、メールriota@riotadesign.com)、またはお電話 (048-471-0260・ただし平日のみ)にてお願いします。
蒼々たる面々に混ぜて頂き光栄です。4件の住宅より5事例を抜き出して納まりをご紹介させて頂きました。8月8日発売だそうです。どうか書店で手に取ってご覧下さい!

『部位別 住宅納まり図集』グラフィック社
https://www.amazon.co.jp/dp/4766139712/

25. 07 / 18

ノルウェーから

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sekimoto

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今日はかつて山田憲明さんの構造事務所で弊社の構造を担当してくださり、現在はノルウェーの構造事務所でお勤めの中太郎さんが一時帰国中で事務所まで遊びに来てくれました。

もう彼もノルウェーでの生活が2年半となったとのこと。現地での生活のこと、子供の学校のこと、仕事のことなどスタッフみんなで根掘り葉掘り質問大会でした。彼も元気そうで何より。

この夏は北欧から多くの友人知人達が一時帰国中で、毎回お話を聞くのがとても楽しみになっています。



食事後は気密試験を予定していた坂戸市の「回廊の家」に中さんも一緒にお連れして全員で移動。

イレギュラーな納まりのある大空間でしたが、結果的にC値で0.3といううちの事務所としてはまずますの数値で、工務店さんとも胸をなで下ろしました。

この住宅ではほかにも長期優良住宅・耐震等級3・断熱等性能等級6・BELS・LCCM認定を取得していてソーラーパネルも9.9kw搭載というハイスペック。リオタもやればできるんです。

とても楽しく賑やかな一日となりました!
設計することは哲学することとと同じ、と書くと大げさに聞こえるかもしれないけれど、実際に設計するということは常識を疑うことだと思う。すべてのことに「?」マークをつけて考えていくと、これまで当たり前だったことが当たり前ではなくなる瞬間がある。

だから所内の私とスタッフとの設計打合せは、はたから見たら「禅問答」をしているように見えるかもしれない。

スタッフ「ここは〇〇にしました」
私「なんでそうしたの?」
スタッフ「なんでって、、いつもそうやってますよね?」
私「なんでいつもそうしているの?」
スタッフ「えっと、、なんででしたっけ?」

スタッフは面倒くさいだろうなと思うけれど、私は問いをやめない。そんな素朴な問いかけから、瓢箪からコマみたいなアイデアが生まれたり、目から鱗のディテールが産み落とされたりすることが無数にあるからだ。

少し前まで、ラジオのJ-Waveで哲学者の永井玲衣さんとナビゲーターの長井優希乃さんが「哲学対話」というコーナーをやっていて、毎週それを聞くのが楽しみだった。

毎回素朴な日常の「あたりまえ」について、どうしてそうなのか?本当にそうなのか?と問いを発しながら、女性ならではの視点でモヤモヤに輪郭を与えながら核心に迫っていく。まさにジャズセッションのようにどんどん話が展開していくのがとても面白くて刺激的だった。今はコンテンツがポッドキャストに移っているので、ご興味がある人は是非聴いてみて頂きたい。

>> 『Wナガイと哲学対話』 (Spotify)

最近で秀逸だったテーマは「レトルトカレーを温めるのは自炊なのか?」

そもそも自炊とは何か?趣味は料理と言うと高尚な感じがするのに、趣味は自炊と言わないのはなぜか?など、どんどん問いがドライブしていく。一人で運転する時はこれを聴いていると頭の中がぐるぐる回転して眠くならない笑

先ほどの「建築対話」に話を戻すと、スタッフを相手にこれをやると1〜2ターンくらいで簡単に相手が論破されてしまってちっとも面白くない。そりゃそうか。あまりやるとパワハラって言われそうだけど、私はやり込めるのが目的ではなくて、対話によってどんどん意味を深めていきたいだけなのだ。

こんな私に付き合ってくれる骨のあるヒト、どこかにいないかなあ?

昨年の暮れですが、我々が川越市で設計した「越屋根の家」が埼玉建築士会主催の「埼玉建築文化賞」の住宅部門において最優秀賞を頂いたことをお伝えしました。

https://www.riotadesign.com/blog/241225.html

こちらの受賞は受賞式典がなかったこともあって、当時は表彰状も手元になかったのですが、ここにきてようやく表彰状が送られてきました!建て主さんには、クリスタルのトロフィーも。(設計者と工務店にも表彰状を頂きました)

昨日はこちらをお届けに「越屋根の家」まで。ようやく半年遅れの「表彰式」を玄関先で行うことができました!




サプライズに建て主さんにも大変喜んで頂きました。Aさん、あらためておめでとうございます!!また埼玉建築士会さま、誠にありがとうございました!


さて「越屋根の家」は農家さんなのですが、少し前に別のご相談を頂き、付属の事務棟の外壁を塗り替えたいのだけれど、どんな色にすれば良いか相談に乗ってほしいとのこと。

もともとは黒っぽい外壁でしたが、確かに少し色がくすんできているようです。工務店に「黒」と伝えると本当に真っ黒にされてしまいそうですしね。「黒」も「白」も無限のグラデーションがあって我々もそこにこだわっていつも仕事をしています。

私の方で、母屋やほかの建物との調和を考えて各所の色を選定してみました。その塗装工事がようやく終わったそうなので、こちらの確認も同時に行いました。

■こちらが元の外壁(BEFORE)↓↓





■そして改修後がこちら(AFTER)↓↓



建物自体は変わっていませんが、キリリッと引き締まったような気がしますね。
寝ぼけまなこで顔を洗ってシャキッ!みたいな笑。ちょっと色を考えるだけで、建物の印象は変わるということを知って頂けて嬉しかったです。

Aさん、また用がなくても無駄に遊びに行きますね!!笑