今年の7月に竣工した「drop」が、KMEW ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2024にて入賞(特別賞)しまして、その受賞式が昨日東急歌舞伎町タワーにて開催されました。

実は1年ほど前、昨年のKMEWアワードの受賞式が前橋の白井屋ホテルで開かれたのですが、私は式の直前までKMEWの藤田常務らと前橋の街歩き&建築ツアーを楽しんでいました。

これから授賞式ということで藤田さんとは別れたのですが、式の出席者たちとすれ違いながらなんだか悔しくなり、「来年はエントリーして授賞式に出るゾ!」とひそかに誓ったのでした。実現して良かった!

式はコース料理のランチの後、受賞ショートプレゼン、審査講評+クロストーク、永山祐子さんによる歌舞伎町タワーレクチャー、記念撮影といった感じで、ほぼ丸一日になりました。

今回のdropではスレート素材とはじめて向き合った住宅でした。スレートの魅力をどこまで引き出せるかを考えて進めた案件だったので、それがこのように評価して頂けてとても嬉しかったです。審査員の方々からは、内部空間も高くご評価頂きました。

審査員の藤本壮介さん、永山祐子さん、成瀬友梨さん、どうもありがとうございました!
藤田さんにも授賞式で会えて良かった(^^)


■ KMEW ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 2024

【受賞者発表】
https://www.kmew.co.jp/arc_design_award2024/

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[drop]2024/7月竣工


前回、相羽建設さんのTouTubeチャンネル企画で、私の自邸「OPENFLAT」のルームツアー動画を撮影公開頂いたことを書きました。

>> 「OPENFLAT」建築家の自邸|動画公開のお知らせ(2024.10.26)

こちらは公開して約2週間になるのですが、すでに12万回以上の視聴回数となっていて、私自身かなりビビっております、、。ひとえに相羽建設広報の伊藤さんによる素晴らしい編集と、物腰柔らかく好感度200%の吉川さんによるナレーションとナビゲーションの力によるものと、ただただ感謝しかありません。

本当はOPENFLATのルームツアー動画内で事務所内の様子もさらっと紹介して終わる予定だったのですが、私の編集点のない無駄に長い解説のせいで?とうとう動画も二部構成になってしまいました。

ということで本日、後編の「リオタデザイン」事務所ツアー編が公開されました!

建築家の仕事場|「リオタデザイン」ルームツアー
https://youtu.be/G18MwpkynNk?si=DKwnwOiiVbKwzfNg



いつもリオタデザインのブログやウェブサイト、そしてインスタなどをフォローくださっている方のなかには、我々の仕事が生み出される仕事場に興味を持って下さる方もいらっしゃるかもしれません。

あるいは建築学生さんなどにとっても、我々のような住宅設計に取り組む零細アトリエが普段どんな風に、どんな場所で仕事をしているのかを知る手がかりにもなるかもしれませんね。

動画の中では、私のデスク周りや事務所内の紹介(とにかく狭くてキタない、、)と、住宅設計において大切にしていることなどをインタビュー形式でお話させて頂いています。


そして今回のハイライトはなんといってもスタッフインタビュー!

産休入り間近だったスタッフの岩田舞子さんへの突撃インタビューも納められています。どうしてリオタデザインに入ったのか?リオタデザインに入る前と後とでは印象は変わったか?事務所での関本はどうなのか?など、根掘り葉掘り吉川さんが掘り下げてくださっています(ヒヤヒヤ、、)。

私がいたら話しづらいだろうと思い、この時は私は席を外していたのですが、落ち着いた口調で事務所の実情を的確にコメントしてくれていて、さすがはうちの番頭さんです!

建築家自らにインタビューするというのはよくあると思いますが、スタッフのインタビューから事務所の仕事を掘り下げるというのは、これまでありそうでなかった視点でとても面白いと思いました。


最後はmuniスツールのご紹介も!

実は前回の「OPENFLAT」ルームツアーを見たという方から、なんとスツールが3脚も注文が入りまして、「動画でスツールが売れるんだ!」とスタッフ一同驚愕しております。そして全国の方がこの動画を見て下さっているのだなあととても感慨深く、とてもありがたかったです。

ご興味を持って下さった方は、是非両方の動画を楽しんでいただけたら嬉しいです!
あらためて素晴らしい動画を作って下さった相羽建設さんに心より感謝いたします。ありがとうございました!!


YOUTUBEチャンネル|相羽建設・郊外暮らしと家づくり
https://www.youtube.com/@aibastyle

【前編】建築家の自邸|「OPENFLAT」ルームツアー
https://youtu.be/s0C1H9CY3Ts

【後編】建築家の仕事場|「リオタデザイン」ルームツアー
https://youtu.be/G18MwpkynNk?si=DKwnwOiiVbKwzfNg

第17回(令和6年度)かわごえ都市景観表彰におきまして、弊社設計の「越屋根の家」が【都市景観賞】を受賞いたしました!

>> 川越市の公式ページ (2024.11.1)

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■越屋根の家
https://www.riotadesign.com/works/23_koshiyane/#wttl

建て主のAさま、おめでとうございます!また施工して下った堀尾建設さま、造園を施してくださった造園家の小林賢二さま、その他数多の関係者の皆さまに、この場をお借りして御礼申し上げます。


この賞は川越市が「歴史と伝統が香る川越の景観に調和し、今後の都市景観を形成していくうえで、その先駆又は象徴と考えられる建築物等に対して」数年おきに表彰を行うというもので、今年で第17回を数えるそうです。

今年の受賞作を見て頂くとわかるように、「これぞ川越!」と思えるような伝統的都市景観のものが選ばれる中で、今回の我々のような個人住宅が選ばれるというのは大変名誉なことだと思っています。

住宅も都市景観のひとつであり、我々はすまいと同時に街をつくっているという意識でこれまでも活動してきましたので、こうして我々の住宅が川越市を代表する景観のひとつとして認めて頂けたことは、大変光栄なことで励みになります。

実は同賞には過去にも応募をしたこともあったのですが、その時は残念ながら受賞とはなりませんでした。施工を担当した堀尾建設さんも川越を地元としていますので、よく堀尾さんとも川越で仕事をするたびに「景観賞に出しましょう!」が合言葉になってもいました。

ただ同賞は毎年開催されるものではなく数年に一度ということで、私もこの住宅が竣工してからは市役所に直接電話して、今年の開催はあるのか?と確認したりしていました笑

川越で設計したらいつかは取りたいとひそかに目標にしていた賞だったので、個人的にはとても嬉しい受賞でした。年末に授賞式があるみたいなので、こちらも今から楽しみです。

このたびは誠にありがとうございました!!

新建築住宅特集11月号の巻頭記事にて、サーマックス(INOAC)の記事広告として、近作を交えた話をさせて頂きました。

サーマックスは、数年前にエクスナレッジのセミナーでタイアップ登壇させてもらった際に知ったのですが、イソシアヌレートフォームという舌を噛みそうな断熱材を、今ではスラスラと言えるほどには使ってきました。意匠面では、なんといっても屋根を薄く納められるのが良いのですが、性能はフェノールフォーム相当ながら、遮熱性、難燃性などフェノールにないアドバンテージがいくつもあります。

あまり書くと広告投稿みたいになってしまうので控えますが笑、まだあまり知られていないのでご興味ある方は調べてみてください!

サーマックス/INOAC
https://www.inoac.co.jp/thermax/





公私を通じていろいろとお付き合いのある相羽建設(東村山)さんのYoutubeチャンネル『相羽建設・郊外暮らしと家づくり』にて、私の自邸「OPENFLAT」のルームツアー動画を撮影頂き、このたび公開となりました。

今回公開の動画は「前編」で、おもに私の自邸部分の紹介動画となっています。後日公開予定の「後編」は禁断の?リオタデザインの事務所内部の様子や、私のインタビュー、そしてスタッフインタビューなども収録される予定です。こちらもどうかお楽しみに!

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YOUTUBEチャンネル|相羽建設・郊外暮らしと家づくり
https://www.youtube.com/@aibastyle

建築家の自邸|「OPENFLAT」ルームツアー(前編)
https://youtu.be/s0C1H9CY3Ts


コロナ禍以降、積極的に内覧会ができない状況を背景に、こうしたルームツアー動画チャンネルは一気に市民権を得たメディアになりました。写真で切り取られた世界も想像力が膨らみますが、動画はシーンをつなぐように撮影するので、空間体験や設計意図がより伝わるような気もします。

私も簡単なリール動画程度なら自分で編集してアップもするのですが、ここまでの長尺のものは技術的にも、毎回コンスタントに上げていくのもさすがに難しいですよね。

相羽建設さんがすごいのは、こうしたクオリティの高いルームツアー動画をコンスタントに上げ続けていて、ルームツアー以外の動画も合わせるとその数200本以上!

相羽建設には本当に優秀な広報スタッフ(伊藤さん)がいて、彼が全体のディレクションに関わることでチャンネルのクオリティを維持しているように思います。それってひとえに”センス”なんですよね。さすがだなあといつも思います。


この日もプロ並みの機材でドローン撮影までして下さいました。

2~3時間くらいの撮影かなと思ったら、この日はなんと朝から夕方まで丸一日の撮影となりました。くもり予報だったのに途中から晴れ間も覗いたりしてそんな奇跡も!良い絵を撮って頂けたと思います。

伊藤さん、吉川さん、撮影と編集お疲れさまでした!
後編の事務所編も楽しみにしています~