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ウッドショックの影響で、大幅に時期がずれましたが、壮観な架構に感無量。スケール感もばっちり決まりました。

梅雨真っ只中の上棟で、当日も天気が心配でした。この日も現場に向かう途中で雨が降り始めましたが、現場に到着すると立派な軸組が立ち上がっていました。

当初ツーバイ材で予定していた化粧垂木は、全て美しい天竜材に置き換わりました。ウッドショックがなかったらこの架構は拝めなかっただろうな。杉と檜の香りが漂う印象深い上棟でした。


21. 07 / 06

新井待ち!

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「これ何待ち?新井待ち!」が今年の流行語大賞になりそうな勢いの、板金職人新井勇司さん。川越の「通り土間の家」の現場にて。

遅いけど美しい。美しいけど遅い。現場は待ちきれないのでさっさと足場をバラしてしまい、新井さんは屋根に梯子をかけて、息子さんとともに居残り作業中。足場のない現場に板金屋さんが作業している様子は、一瞬ぎょっとします。

屋根の一部に軒どいをスタッフが描き忘れてしまった部分があり、この短い軒のために軒どいと縦どいを追加するのか~と残念に思っていたら、新井さんが軒先を工夫して、雨が落ちない軒を作ってくれました。さすが!

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【お詫び】

大変ありがたいことに、このコロナ禍の建て替え需要なのか、それとは関係がないのかはわかりませんが、昨年より大変多くの設計相談を頂いております。

多くのご相談を頂けることは、本来大変ありがたいことなのですが、ここに来てとうとう我々のスケジュールもパンク寸前の状況となってきております。(特に私の頭の中が!)

現在、目下の相談案件も含めますと、約17件前後の案件が走っております。それをわずか3名のスタッフで設計をまとめておりますが、これはとても我々のような零細アトリエで対応出来る量ではなく、現在は週末の設計相談は一旦停止させて頂いている状況です。

今ご相談に乗っている案件がすべて決まるとは限らないのですが、もし決まった場合は、次にお受けする案件はとうとう2024年竣工分になってしまう可能性がございます。(パリオリンピックの年です!)

それでも「どうしても!」と言われれば、なかなかお断りするわけにもいかず…。ともあれ、今我々に設計を相談しますと、竣工はかなり先になってしまうかもしれませんので、それでも大丈夫という方に限ってご相談に乗らせて頂いている状況です。

このようなことを書くのは極めて異例なのですが(エラそうですよね、すみません)、現在の実情について率直に書かせて頂きました。折角ご相談下さろうという方の出鼻をくじくような内容で本当に申し訳ありません。

何卒、ご理解下さいますようお願い致します。
関本竜太


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[2021年・土日祝の設計相談可能日] (7月5日現在)


※休止中

☆案件集中のため、しばらく公の設計相談は休止させて下さい。

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[ご案内]

☆現在案件が集中しておりまして、小アトリエのため多くの仕事はこなせず、少々お待たせしている状況となっております(現在ご依頼頂いた場合でも、竣工は2024年以降になる可能性がございます)。また初回の設計提案につきましても、ご依頼分につき順番に着手させて頂いておりますので、現在では数ヶ月ほどお待ち頂いている状況です。

お急ぎの案件には対応出来ませんので、大変申し訳ありませんが、当面は設計相談につきましてもこちらをご了承頂ける方のみとさせて下さい。


ご予約は、メールriota@riotadesign.com)、またはお電話 (048-471-0260・ただし平日のみ)にてお願いします。

我々は少ないスタッフで密度の濃い業務を心がけておりますので、新築の場合、設計のご相談から竣工までで、トータル約1年半~2年程度のお時間を頂いております。ですが、ヒアリングのお打ち合わせから約1ヶ月程度ではラフプランをご提示し (※現在はそれ以上かかっております)、先に竣工する他の住宅の内覧会などにお越し頂きながら、じっくり進めております。

もし現在具体的にお考えの計画がございましたら、まずはご相談だけでもお越し下さい。まだ土地がない方には、土地探しのアドバイスもしております。ご相談は内容にかかわらず無料です。

いらっしゃる際は、以下よりヒアリングシートをダウンロードして、必要事項をご記入の上お持ちください。こちらはカルテのようなものですので、詳細が決まっていなければ、お名前やご住所など基本的な事項のみの記入で構いません。

[ヒアリングシート]
https://www.riotadesign.com/works/Hearingsheet.pdf

[業務のご案内」 (Q&Aもあります)
https://www.riotadesign.com/service/

オンラインでの設計相談もはじめました!詳しくはこちらをご覧下さい。
https://www.riotadesign.com/blog/200418.html

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[備考]

平日でしたら予定が入っていなければいつでも対応可能です。
・所要時間は初回の場合、約2~3時間ほどを見込んで下さい。
・お子様をお連れ頂いても大丈夫ですが、遊べるような場所はありませんので、ゲームやお絵描き帳など、退屈しないようなご準備をして頂けたらと思います。
・ご来所が難しい場合は、ご自宅の方に訪問させて頂くことも可能です。
駐車場もございます。お車でいらっしゃる場合はどうかご利用ください。場所はこちらの地図を参照ください。

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リオタデザイン代表 関本竜太 (riota@riotadesign.com)

今日はスタッフを連れて、”大人の社会科見学”のため北本へ。創業115年を数え、県内の木材企業さんの中でも老舗企業のひとつでもある木村木材工業さんの加工工場を案内して頂きました。

これまでもプレカット工場など、実際に木を加工している工場には、スタッフを連れてたびたび見学にお邪魔してきました。我々は図面に描きさえすれば、それを現場や工場の人が忠実に作りあげてくれます。

ただこの習慣がついてしまうと、なんでもAIのように人が簡単に作ってくれるのだと勘違いしてしまうかもしれません。しかし何事も、ちゃんと”中のヒト”がいるんです。それを知って欲しいと思います。

ここ最近我々の事務所では、仕上げに使う羽目板などはカタログではなく、木材企業さんなどに直接お願いしてミリ単位で自分たちの好みの形状を作ってもらっています。今後もそのような取り組みを続けてゆくためにも、いったいどんな機械で加工しているのか見てみたいと思っていました。

木村木材工業さん、今回は我々のわがままを聞き入れてくださりありがとうございました!



木村木材工業さんと言えば、ベイツガ材のJAS認定工場として有名です。このJAS認定を取り、そしてそれを維持するってすごく大変なことなんですが、この話はまた別の機会に譲ります。

このベイツガ材は、我々の設計する住宅でも木枠や幅木材などにメインで使っているものなのですが、これを上の写真のような機械でノコを入れると、こんな感じのラフ挽き状態になります。あ、このラフな感じいいな!このまま仕上げに使ってみたい。こういう発見が出来るのも、工場見学の醍醐味です。


そしてこれがモルダーという機械です。
モルダー、モルダーってよく聞くのに見るのは初めてです。ほ~う、こいつがモルダーか。これは魔法の加工機で、この中に木を通すとその先から複雑に溝加工がされた材が出てくるのです。

ここにはいろんな刃物の組み合わせを取り付けられるので、これを応用すると枠のボードしゃくりから小段仕上げ、そして羽目板の面取り寸法からサネ寸法まで、自由自在に設定出来ます。これはすごい。(そして欲しい!)



下の写真はモルダーに取り付ける刃物の一部。こういうのが壁一面にずらーっと並んでいます。よく見ると、25Rとか一般的なアール加工寸法に混じって、25.5Rとか27.7Rなんていうのもあります。

まじめな木村木材工業さんは、たとえ二度と使わないような寸法の刃物でも、注文があれば刃物から作って対応するそうです。誰ですか、こんな微妙なアールを指定する設計者は!(良い子の皆さんは気をつけましょう)



こちらは超仕上げの加工機。超仕上げというのは、いわゆるカンナをかける機械ですね。熟練の大工さんのように、しゅるしゅるっと鰹節のようなきれいなカンナくずが下から出てきます。これには一同歓声!ただ木村さん曰く、もっともっと薄く削ることも出来るそう。

一旦モルダーで加工した材を、この超仕上げでコンマ数ミリの寸法調整をしてゆくのだそうです。気が遠くなる作業です。



一方ではサンダーがけをする機械もありました。サンダーとは要は紙やすりですね。サンダーも超仕上げ(プレーナー仕上げ)も、どちらも見た目はツルツルの仕上げになるので、私はその違いをよく理解していませんでした。

工場の方曰く、サンダー仕上げの方が表面がやや粗く、塗料の乗りが良いそうです。へぇ、良いことを聞きました。



ほかにも木を人工乾燥させるための乾燥機なども見せて頂きました。こちらも実際に見るのは初めてでした。50度ほどの温度で、5~6日ほど乾燥をかけるのだそうです。


工場では住宅の一部分に使われるような小ロットの部材でも、丁寧に思いのほかの工程を踏んで製作しているというのが印象的でした。モルダーに材を突っ込めば、しゅるしゅるっとあっという間に製品が出来るのかなと思っていたのですが、とんでもなかったです。(失礼しました!)

しかも広い工場内に作業している人は数人ほどで、それも拍子抜けしたことでした。また工場というと、すべて機械任せで加工しているような印象もありますが、実際には人間の目で見て、手で触り、職人のこだわりでひとつひとつの材が加工されているのだなと感じました。

これからは現場に入った枠材ひとつにも、思い入れが出来そうです。枠をムダにしちゃだめだぞ!

社屋の方では、木村司社長と昨今のウッドショックを巡っての木材談義に花が咲きました。世界の木材流通の仕組み、アメリカやヨーロッパの動向、そしてこの混乱のゆくえなど、ちょっとこれはお金払っても良いんじゃないかというくらい詳しく教えて頂きました。楽しかった!

スタッフにとっても目から鱗がいくつも落ちる体験になったことと思います。
木村社長、そして掛川さん、ご案内本当にありがとうございました!!