暮れに野地木材工業のYouTubeチャンネル「のじもく酒場」の収録でホテリアアルトに行ったことを書かせて頂きました。
https://www.riotadesign.com/blog/221231.html

上記の前編は益子義弘先生を囲んで、私や伊礼さん、小谷さんらとクロストークを展開するものでしたが、こちらの後編、ホテリアアルトのルームツアーを設計者の益子義弘先生とともに巡らせて頂いた動画が、以下に公開されました。


https://youtu.be/OAdsXDhLr_c

ホテリアアルトに行かれたことのある方でしたら、ご覧になると「あれはそういうことだったのか!」となると思いますし、まだ行かれたことのない方は、行かれた際には是非ニヤニヤしながら「これはね」とウンチクをご披露頂ければと思います笑。

ふだん作品の多くを語られない益子先生直々の空間解説はとても貴重だと思います。ただこれ、気づくとほとんど私しかしゃべってない、、大好きな空間なだけに視点がマニアックですがどうかご容赦ください笑

建もの探訪取材のため「壇の家」に。

記録的な晴天記録が、よりによってこの週末は曇り〜雨予報。なんとか篤史さんの晴れ男パワーで撮影の午前中はなんとか天気が持ちました。

いつも素晴らしいと思うのが篤史さんの気配り力。カメラが止まっている時も周りのスタッフをいじったり、話しかけたり、会話が止まることはありません。建主さんを緊張させない配慮なんでしょうね。

篤史さん本人は事前に内容は知らず、リハなしのぶっつけ本番で撮影するというのは有名な話ですが、この日もスタッフがうっかり中のことを言いかけたら「おっと、それ以上言うなよ。俺は本番で感動したいんだ」なんて言ってました。

中の撮影には立ち会えないので、中身は私もオンエアまでお預けなのですが、篤史さんの神コメントが今から楽しみです。住宅デザイン学校で語った講義「お笑い芸人に学ぶ」の続編で、「渡辺篤史に学ぶ」も是非語りたいです!

22. 12 / 23

書籍打合せ

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sekimoto

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> メディア



来年5月に出る(かもしれない)書籍の打合せ。

エクスナレッジの敏腕編集者の別府さん、先日出た住宅デザイン学校本で手腕を発揮したフリー編集者の加藤さんというベテラン編集者の方々と議論しながらまとめる作業が楽しくて楽しくて。

原稿はまもなく書き終わるのですが、それと並行して構成案が水面下で粛々と進んでいます。ブックデザインやイラストレーターも夢のような方々にお願いすることができて、どんな本になるのか本当に楽しみです!

先日告知させて頂いたアンドフィーカさんでのYouTube Liveは無事終了しました。

配信は1時間でしたが前後の時間や、事前のZOOM打合せなども含めると一体何時間おしゃべりをしたのだろう?というくらい尽きない話で盛り上がりました。

アンドフィーカ代表の今泉さんは元編集者とのことで、どうりで相手から話を引き出すのがうまく、私も最後まで気持ちよくお話をさせて頂きました。

さすがだと思ったのは、私の著書を全て購入して下さっていて、さりげなくトークの中に書籍の内容を引用して下さったことや、また背景の書棚も今日の内容に合わせてアアルト関連書籍を並べて下さっていたことなど。これはなかなかできることではありません。

そんなホスピタリティに癒やされつつ、最近建築絡みのセミナーなどが続いていたこともあり、この日はリラックスして北欧のお話をさせて頂きました。

配信場所でもあったアンドフィーカは、目黒通りにお店とオフィスを構えています。最近はふげん社さんに配信イベントなどで行くことが多く、いつも隣におしゃれな北欧のお店があるなと思っていたのですが、なんと内装も設計者に頼んだわけではなく、今泉さん自ら手がけたとのことでさすがのセンスに脱帽でした。

本日の内容は、以下のYouTubeリンクからもご視聴頂けます。
https://youtu.be/0pNaPUiq-AE



実は今泉さんには、1月18日(水)にSADIのセミナー企画でもご講演頂く予定になっていて、こちらのMCは私が務めることになっています。なんだか代わりばんこにセミナーを企画し合っているみたいで、なんだか面白いのですが。ここのところメールも、私からのSADIセミナー内容確認のメールと、今泉さんからの配信内容確認のメールが交互に届くというシュールな日々でした。

以下は1月の今泉さんセミナー情報です!どうかこちらもご参加下さい。

■ SADIセミナー
『フィンレイソン:フィンランド最古のテキスタイルブランド 』
講師:今泉幸子氏(株式会社アンドフィーカ代表取締役)
日時2023年1月18日(水)19:00~
https://sadiinfo.exblog.jp/32650570/




一昨日はのじもく収録inホテリアアルト帰りからの新宿紀伊國屋書店での出版記念セミナーでした。ホテリアアルトもご一緒した伊礼さんや小谷さんも参加するのに、私だけオンライン参加とも言い出せず、魔の弾丸ツアーでした。

■書籍はこちら
『伊礼智の住宅デザイン学校|10人の建築家が教える設計の上達法』
https://www.riotadesign.com/blog/221201.html

会場では司会の木藤さんがリハーサルで何度も冒頭挨拶を練習するも、一度もまともに言えず、本番でも噛むことを想定して小谷さんらと噛んだときのずっこけ方を念入りにリハーサル。こちらは予定通り、(わざと)噛んで下さった木藤さんにあわせてリハーサル通りのリアクション。掴みはOK!

冒頭の伊礼さんは15分のセミナーを(わざと)30分の長尺で話すという壮大な”ネタフリ”を見せるも、一同真顔で動揺するという痛恨のキャッチミス。向かいで木藤さんがみるみる青ざめてゆくのがわかって個人的にツボでした。

私のパートは、いつもならセミナー直前はなにも見なくてもその日の流れをアドリブでイメージできるのですが、この日は疲れからどういう配分で話すかまったく頭が働かず、アクセルべた踏みでも50キロしか出ないポンコツ車みたいでした。

それなのに「さあ次は関本さんが面白い話をします!」的な木藤さんの地獄のフリを受けて登壇。とりあえず「すべらない話をするときは笑ってはいけない」というお笑いの教科書の1ページ目を思い出してなんとか終了、3分オーバー。

その次に「さあ次はもっと面白い話をします」的な木藤さんの非人道的なフリを受けた小谷さんが、お通夜みたいなテンションから入るという神がかった受け身を披露。真面目な話をしているのに、ちょいちょい会場の笑いをさらっていくのが関西芸人の真骨頂。そのギャップに萌えました。

その次に登壇の丸山弾は、まさかの神トーク!まるでメッシのパスを見事に決めるアルバレスのようでした。最後はマラドーナ(荻野さん)がオーバーヘッドで試合を締めるという歴史に残るゲームメイク。この流れからすると、今日のWC決勝も完全にアルゼンチンでしょう!

連戦の疲れでぐったり気味のスタメンチームに、試合後にひとり元気なスーパーサブ(丸山弾)が「え、飲みに行かないんですか?」と空気を読まないことを言い出さないか気が気ではありませんでしたが、さくっと帰り支度をした伊礼さんを助け船に、その背中に隠れてそそくさと帰宅。連戦の疲れを癒やしたのでした。