コロナ禍に製材企業である野地木材工業(現nojimoku)さんの企画で、伊礼智さん、小谷和也さんと毎月ゲスト建築家を呼んでオンラインで際どい話をするという「のじもく酒場」が終了して早数年。このたび「のじもく酒Bar」として新装開店しました!

■のじもく酒Bar[第1杯] ゲスト:丸山弾
https://youtu.be/MqcgFt2R57A?si=EOPhRNvhiIWsySIk

久しぶりだから事前に打合せをという話から、そんなのいらないになり、結局ぶっつけ本番。野地さんの進行が今回も秀逸。コスプレも一新!安定の伊礼さん節、小谷さんの軽妙な関西ツッコミに加えて、初回ゲストの丸山弾さんの熱い語りが今回のハイライト。

酔いがまわるにつれて、尻上がりに話は盛り上がり、、でも本当にやばい話は全カットされていますのでご安心を?シーズン2もどうかお楽しみに!

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以前投稿した写真家・高橋恭司さんによるアールト自邸オリジナルプリントが届きました。元は私がコーディネーターを務めた2002年のエクスナレッジホーム創刊号[Who's Alvar Aalto]のために撮り下ろして頂いた写真を、先日の個展で購入したもの。

展示で眺めていたよりも、手に取って間近に眺めると光の妙が際立って見えます。8x10と呼ばれる大判カメラによる撮影。デジカメには到底再現出来ない質感だとあらためて感じます。

これまで数多のメディアで撮り下ろされてきたアールト自邸ですが、この写真には圧倒的な異質さがあって、構図を眺めているとピアノの上のアイノの肖像写真が亡霊のように浮かび上がってきます。

そうか、恭司さんはアルヴァではなくアイノの影をこの空間に感じて切り取ったのかもしれない。真の意図はわかりませんが、スピリチャルカメラマンと呼ばれる高橋恭司さんらしいカットと言えそうです。

この写真のネガは焼き捨ててしまったそうなので、世界で一枚だけのオリジナルプリントになります。一生の宝物として、事務所に大切に飾りたいと思います!


私の所属するJIA住宅部会では、今年度は小山光さんを部会長に据え「住まいを社会にひらく」というテーマで活動しています。その目玉となる企画の第一弾として以下の家づくりトークを開催予定です。

いわゆる一方向のスライドレクチャーではなく、スライドは冒頭だけで、あとは登壇相手の小山さんとクロストークをしながら、設計のこぼれ話、建て主とのコミュニケーション、苦労したポイントや仕事術などについても掘ってみたいと思います。

市民向けのコンテンツということですが、これ地味に同業がいちばん聞きたいやつかもしれません。どなたでも参加出来ます。内容は動画編集して一般公開&シリーズ化も予定しています!

◇◇

建築家による家づくりトーク#01
【完成した家ではなく、家づくりのプロセスを語る】

詳しくはこちらより
https://www.jia-kanto.org/jutaku/news/3624/

日時: 2026年6月19⽇(⾦)19:00〜20:30
登壇者:
小山 光 /キー・オペレーション
関本⻯太 /リオタデザイン
参加費: 無料
対象: 家づくりを考えている方、建築家の仕事に興味のある方、学生、設計者・建築関係者
場所: JIA建築家クラブ 東京都渋谷区神宮前2-3-18 JIA館
Zoom配信もいたします(参加者に後ほどリンクをお知らせします)

申込方法:以下申込フォームURLもしくはQRコード
https://forms.gle/CdvbbGXEP3dYCCvB7

主催: 公益社団法人 日本建築家協会(JIA) 関東甲信越支部

26. 05 / 29

25年前の写真

author
sekimoto

category
> AALTO
> メディア



今から25年前、フィンランド留学中に現地コーディネートを担当した「エクスナレッジHOME創刊号/アールト特集」。建築知識社はこの時エクスナレッジ社になり、編集長はのちに社長になる澤井聖一さんが就任、アートディレクターに角田純一さんを起用という、当時超保守系出版社だった建築知識社が社運をかけて、攻めに攻めて出した雑誌がこの「エクスナレッジHOME」だった。

どのくらい攻めたかというと、日本から連れてきた写真家の一人が高橋恭司さんだったということがそれを象徴していた。

高橋恭司さんは90年代を代表するカルト写真家。けして雑誌の取材で編集者の指示で写真を撮るような人ではない。エイトバイテン(8x10)という大型写真機を使って、一日数枚しかシャッターを切らないというカリスマがアールトを撮る。それが逆に創刊号の目玉の一つにもなっていた。

そんな恭司さんの行く先々で当時どんな事件(ハプニング)が起こったのか、それはことあるごとに話しているのでここでは書かない。

そんな高橋恭司さんがこの雑誌のために撮った2001年のアールト写真が現在、新井薬師前の「スタジオ35分」にて展示されていて、今日ようやく足を運ぶことができた。

ギャラリーは隣のバーと繋がっていて、来場者は必ずバーでワンドリンク頼むというシステム。これ初めてきた人は、もしかしたら扉開けた瞬間に閉じちゃうかもしれない。

恭司さん、あろうことか当時のネガを全部燃やしちゃったそうで、ここに飾られているのは恭司さん自身が当時暗室で焼いたオリジナルプリントで、この世にこれしかもう残っていないという。すごく欲しかったのだけれど値段見たら心折れる金額で、流石に写真一枚にそこまで出せないと潔く諦めもついた。

最後ワンドリンク飲んで帰ろうと思っていたのに、一人バーカウンターで飲んでいると酔いが回ったのか「このまま帰っていいのか?」とぐるぐるしはじめ、、

結局買ってしまった!

高橋恭司さんによるアールト自邸のオリジナルカット。いい写真だ。25年前の私から、今の私にタイムスリップして届いた一枚。遠い昔の忘れ物をいま取り戻したような不思議な体験だった。

バーの店主も写真家で恭司さんと親しいらしく、私が25年前に現地コーディネーターを務めたのだと伝えるとすごくびっくりしていた。スピリチャルカメラマン高橋恭司さんのまわりでは今も不思議な事件が起こり続けている。



このたび2025年竣工の「回廊の家」が、建もの探訪にてオンエアされます。

建もの探訪には去年の2月に越屋根の家をオンエア頂いて以来1年ぶり。累積だと10件目になります(FP・路地の家・KOTI・縁側の家・扇の家・壇の家・通り土間の家・FPR・越屋根の家・回廊の家)

設計事務所に頼みたいという方は、毎週録画して観ているという方も多いようです。この番組のおかげでご縁がつながり、設計をご依頼下さった方もとても多くて、我々にとっても大変ありがたい番組です。


■ 渡辺篤史の建もの探訪「回廊の家」

・5月23日(土)4:25〜|テレビ朝日(関東圏)
https://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/
・5月31日(日)8:30~|BS朝日(全国)
https://www.bs-asahi.co.jp/tatemono/

早朝の時間帯ですので、寝坊に備えてタイマー録画の準備をお願いします!
BS放送版のほうは全国でご視聴頂けると思います。ご興味ある方はぜひご視聴下さい。

回廊の家