埼玉には二つの誇るべき近代の名建築があり、ひとつは埼玉会館、そしてもうひとつは埼玉県立博物館、ともに前川國男氏の設計によるものだ。今日はそのうちのひとつ、県立博物館にて松隈洋氏、橋本功氏ら登壇によるシンポジウム「前川國男は埼玉で何を考えたか」と建物見学会があり参加させて頂いた。
今年は埼玉会館創立100周年の年で、県内では前川國男関連のシンポジウムやセミナーが続いていて可能な限り足を運んでいるのだけれど、今回は県外の人も含めて思いのほか多くの知人にも会い、関心の高さに驚いた。
私は高校が大宮にあり、弓道部の練習や試合でよく隣接の弓道場には足を運んでいた。その隣の地味な博物館が、まさかそんな名建築であったとは当時の高校生には思いもよらなかった。
当時の印象で“地味”と感じたその佇まいが、今日の話では前川氏にとってはある意味“本意”であったことに腑に落ちたとともに、あれから40年を経て隣の博物館にこのような形で足を運ぶことになるとは、これも思いもよらなかったことだった。
外部と内部をほぼ等価に考え、豊かな環境に溶け合うようなその佇まいは、埼玉会館の街にひらかれたプロムナードと同根の思想にあることも、久しぶりに訪れた空間を解説付きで眺めたことでしみじみと理解に落ちた。前川國男さんの建築は、埼玉県民に本当に愛されていると思う。
このたびは素晴らしい企画をありがとうございました!
身の丈に合った選択をする。身の丈に合ったものを身につける。「身の丈に合った」というのは日本人の美徳のひとつで、過度な贅沢を戒める言葉だ。
けれど、我々のような設計事務所に相談にいらして、結果的にそれを諦めるときにも、この言葉はよく使われる。「身の丈に合った家にすべきだと考え直した」「身内から身の丈に合わないと咎められた」など。
それはまるで、設計事務所に設計を依頼することが「身の程知らずの贅沢」であるかのようだ。そのたびに、そうじゃないのに、と思う。
そもそも、その「身の丈」というのは、いつの時点の身の丈なのだろう。
我々がつくり出す身の丈は、いわば「近い未来の身の丈」だ。自分が本当に住みたいと思う家を建てる。それによって多少の背伸びをすることになったとしても、新しい環境がその人の気持ちや行動を変え、暮らしそのものを少しずつ変えていくこともある。
人は今の身の丈に合わせて家をつくるだけではない。新しい家に暮らしながら、その家に似合う自分になっていくこともあると思う。
それが、その人にとっての「あるべき身の丈」ではないだろうか。我々がつくる家もまた、そんな少し先の身の丈を見据えてつくっている、ともいえる。
我々と家づくりをして、建てなければ良かったという人には幸いまだ出会ったことはない。むしろ家を建てたことで、暮らしだけでなく、その人自身の何かが確実に変わっていく姿はこれまで何度も見てきた。
これは建築に限らず、デザインを生業とする仕事は皆そうなのだと思う。
今ではなく、少し先の未来。
こうありたい、と願う気持ち。
そこに寄り添い、まだ形になっていない未来を少しだけ先取りして見せること。それが我々の仕事なのだと思う。そして「あるべき身の丈」を手に入れた人は、やがて本当にその身の丈に合った暮らしをつくりあげていく。
どうかその住まいが、身の丈に合った住まいでありますように。
けれど、我々のような設計事務所に相談にいらして、結果的にそれを諦めるときにも、この言葉はよく使われる。「身の丈に合った家にすべきだと考え直した」「身内から身の丈に合わないと咎められた」など。
それはまるで、設計事務所に設計を依頼することが「身の程知らずの贅沢」であるかのようだ。そのたびに、そうじゃないのに、と思う。
そもそも、その「身の丈」というのは、いつの時点の身の丈なのだろう。
我々がつくり出す身の丈は、いわば「近い未来の身の丈」だ。自分が本当に住みたいと思う家を建てる。それによって多少の背伸びをすることになったとしても、新しい環境がその人の気持ちや行動を変え、暮らしそのものを少しずつ変えていくこともある。
人は今の身の丈に合わせて家をつくるだけではない。新しい家に暮らしながら、その家に似合う自分になっていくこともあると思う。
それが、その人にとっての「あるべき身の丈」ではないだろうか。我々がつくる家もまた、そんな少し先の身の丈を見据えてつくっている、ともいえる。
我々と家づくりをして、建てなければ良かったという人には幸いまだ出会ったことはない。むしろ家を建てたことで、暮らしだけでなく、その人自身の何かが確実に変わっていく姿はこれまで何度も見てきた。
これは建築に限らず、デザインを生業とする仕事は皆そうなのだと思う。
今ではなく、少し先の未来。
こうありたい、と願う気持ち。
そこに寄り添い、まだ形になっていない未来を少しだけ先取りして見せること。それが我々の仕事なのだと思う。そして「あるべき身の丈」を手に入れた人は、やがて本当にその身の丈に合った暮らしをつくりあげていく。
どうかその住まいが、身の丈に合った住まいでありますように。
☆フライヤーはこちらより >> muniworkshop.pdf
muniはリオタデザインによるオリジナルスツールです。その軽さやフォルムもさることながら、自分好みの座面に自由にカスタマイズできることが最大の特徴です。
お好きな生地をお持ち込み頂ければ、初心者でも簡単に座面を張り込むことが出来ます。あなたも世界に一つだけの特別な一脚を作ってみませんか?
[muniスツール] 公式サイト
https://www.munistool.com/
https://www.instagram.com/munistool/
【muniスツールワークショップ】
■開催日時:[10月の予定](10/15現在)
・10月17日(土) 終日
・10月18日(日) 午前
・10月24日(土) 午前
・10月25日(日) 終日
・10月31日(土) 終日
・11月1日(日) 終日
※上記のほか、平日も対応可能です。可能日程はお問い合わせください。
※来月以降も開催を予定しています。
■場所:リオタデザインにて(埼玉県志木市)
https://www.riotadesign.com/contact/
■人数:各回2名まで(+見学同伴者2名まで)
■対象:大人(18歳以上)
※上記年齢未満のお子様でも参加は可能ですが、工具を使用し力が必要な作業となるため、作業は大人の方と一緒に行って頂きます。
■所要時間:約90分
■参加費(スツール代含む):39,000円(税込)
※当日現金支払いのみ
※kakapoの生地を当日お選びいただく場合は別途4,000円(税込)
■持ち物:お好きな生地(サイズ約50×50cm)
※生地の厚さは一定の強度があれば薄くても大丈夫です。多少伸縮性があった方がきれいに張れます。
※公式サイトに載せているkakapoの生地を当日お選び頂くことも可能です。
※電車でいらっしゃる方も当日コンパクトに畳んでお持ち帰り頂けます。
■お申し込み:
〇Googleフォーム https://forms.gle/xoJ62aAeCdNqS2Kw5
または、メールにて以下の情報を、muni@riotadesign.com (関本宛)までお送り下さい。
1.お名前(代表者)
2.参加人数(見学参加者がいらっしゃる場合はその人数も)
3.お電話番号
4.参加希望日時
以下は2025年12月にシンクラボひたちなか店にて開催させて頂いたmuniスツールワークショップの様子です。4名のご参加があり、皆さん思い思いの生地を使ってオリジナルスツール座面を作って頂きました。
〇リール動画 >> こちらより (スマホ環境でご覧下さい)
↓↓脚はナラ(左)とウォルナット(右)からお選び頂けます。当日張り上がった座面を当ててみて、好みの色の組み合わせとなる方をお選び頂くことも可能です。
◇
自分で座面を張ったスツールはとても愛着が湧くと思います。座面の張り方を覚えれば、ご自宅でも安価な道具で簡単に張り替えも出来ます。皆さまのご参加お待ちしております!
リオタデザインによるオリジナルスツール[muniスツール]ですが、今年に入って本業?も忙しくなりしばらく活動も休眠状態だったのですが、ここにきてふるさと納税からのご注文がありました!
実は[muniスツール]はいくつかのふるさと納税サイトに登録しています。地元である志木市は、面積がわずか9㎢ほどしかなく、全国でも6番目に小さな街なのです。大企業も、目立った産業もない街ですが、そんな街の”特産品”には実はこんなのもあるんだよということを知ってもらいたくて、昨年登録しました。
〇ふるさとチョイス[muniスツール]
https://www.furusato-tax.jp/
〇ふるなび[muniスツール(限定シナマミ座面)]
https://furunavi.jp/
ただ販売価格を納税寄付金額に換算すると14万円を越えることから、気軽に注文できる感じではありませんよね。(公式サイトからだと¥36,000(税別)からご購入頂けます!)
[muniスツール] 公式サイト
https://www.munistool.com/
そんな中ポチッとして下さった方には感謝しかありません。このたびはご購入ありがとうございました!市政も潤います、涙
◇
ちなみに、[muniスツール]をご購入頂くと、こんな感じのパッケージに入れてお届けしています。
アールトのStool60のように、最小限のパッケージにして配送費を少しでも安くするための工夫です。お持ち帰りにも便利ですしね。デザイナーの鈴木一太郎さんデザインによるmuniラベルも可愛くて気に入っています。
[muniスツール]を今後もどうかよろしくお願いします!
このシルバーウィークの旅行では、極力写真はiPhoneを使わずにデジカメ(RICOH GRⅢ)で撮影した。GRは建築を撮るには画角がやや狭い(35mm判換算で28mm/iPhoneは13~24mm)のが玉に瑕なのだけれど、初日にこそiPhoneとGRを併用していたものの、そのあまりのGRの画質の良さにそれ以降はiPhoneで撮ることをやめた。
正直iPhoneの手軽さは捨てがたく、ポケットに忍ばせていつでも撮れるし、SNSなどにも投稿しやすい。コンパクトとはいえGRを常に首や肩から提げているのはやっぱり邪魔だし、ついカバンにしまいたくなる。
iPhone17Proに換えたときは、そのあまりの写真の解像度の高さにもうデジカメはいらないと本気で思った。けれどiPhoneは広角であるが故に主題がボケる。コントラストが強くて写実的になりすぎる傾向もある。感動した風景も、写真をあとで見返すとひどくつまらない風景に見えることもある。
GRは画角が狭い代わりに、自分の目で見ている中心だけをトリミングしてくれるのがいい。うっすら霞がかかったようなソフトなフォーカスも情緒的。なにより立上がりがめちゃくちゃ早いので、電源ボタンを押してから1秒後にはシャッターが切れるのもいい。
この旅行の写真で、以下の写真のうち最初の写真はGRⅢ、次の写真は同じアングルでiPhone17Proで撮ったもの。これは人によって好みが分かれるかもしれない。あなたはどちらが好みでしょう?(ちなみに、ここ数日上げている旅行の写真はすべてGRの写真)
<追記>
GRですが、現在は後継機のGR4が出て価格も23万以上もしているようです。それで買えれば良い方で、品薄で手に入らなくなっているとも聞きます。
信じられないかもしれませんが、最初に5年前に息子にプレゼントしたGR3は当時8~9万くらいでした。そのあと自分のがほしくなり2年前に今の機種を買いましたが、その時点で13万くらい。ずいぶん値上がりしたとびっくりしたのですが、その直後から市場から消え、値段が信じられないくらい高騰して今に至ります。良いカメラなんですけどね、、。
◇
↓RICOH GRⅢ
↓iPhone 17 Pro
↓RICOH GRⅢ
↓iPhone 17 Pro
↓RICOH GRⅢ
↓iPhone 17 Pro
↓RICOH GRⅢ
↓iPhone 17 Pro
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