久しぶりの非住宅案件となりますが、浦和駅近くで開業される心療内科クリニックの内装を担当させていただきました。名前は「minä(ミナ)こころのクリニック」といいます。

5月7日の開業を前に、以下日程にて内覧会を開催いたします。見学の対象者は建築関係者やそれ以外の一般の方も自由にご見学頂けます。ただし人数制限を設けていますので事前の予約制となります。ご希望の方はメールを頂けましたら、折返しご案内をお送り致します。

■ minä こころのクリニック (心療内科クリニックの内装計画)
※5月7日開業予定

日時:4月29日(水祝) 11:00〜16:00 ※予約制
場所: 埼玉県さいたま市浦和区高砂2-1-8 浦和駅前メディカルビル2F
JR「浦和駅」より徒歩5分

ご希望の方はこちらまでメールをお願いします。
info@riotadesign.com

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クリニックを開業されるクライアントとは、過去にご自宅を設計させて頂いたご縁でお声がけを頂きました。昨年の11月の話ですが、しかし当時は案件が詰まっており、それを担当させられるスタッフがいない状況でした。

本来であれば請けられない仕事だったのですが、先生の素晴らしいお人柄からこの仕事は是非ともお受けしたく、担当は付けずに私自身がすべて図面を描く覚悟でお受けした仕事でした。(最後はスタッフの佐藤くんに手伝ってもらいましたが)

どうしてもお受けしたかった理由がもうひとつ。

かつては心療内科というとちょっと人に言えないような少し後ろめたいイメージがあったのですが、今では「風邪を引いたから病院に行く」のと同じくらいの敷居の低さで通院される方が多いように感じています。

実際に私の身のまわりにも通院経験者は何人もいます。少なからず私自身もそんな人に対して心を痛めたこともありますし、けして他人ごとではないとの思いがありました。でもそんな人たちも見た目はまったく普通の人たちなんですよね…。まさに心療内科は日常と地続きの医療拠点なのです。

minäはフィンランド語で「わたし」を意味します。

北欧にも造詣の深いクライアントがそこに込めた想いを私なりに空間に昇華させました。「心を映し出す光の空間」それがこのクリニックの設計でいちばん考えたことです。

このクリニックが多くの患者さんにとって、自分を見つめ、ふたたび自分自身へと還ってゆくことのできる安寧の場として機能することを願っています。

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スタッフが手一杯だったので、模型は近所に住む学生の杉山和香奈さんに作ってもらいました。和香奈さん、美しい模型をどうもありがとう!

26. 04 / 06

中町フラット

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sekimoto

category
> 建築・デザイン
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今日はJIA住宅部会をご一緒する本杉一磨さんの自邸である中町フラットに、部会役務の打ち合わせを兼ねてお邪魔しました。

中町フラットは住宅部会賞2022の受賞作でもあり、また私の大学時代の恩師、本杉省三先生のお宅でもあります。つまり一磨さんは本杉先生の息子さんであり、二世帯住宅として設計されているということですね。いつか訪問せねばと思いながらも時は経ち、、今日ようやく訪問できました!

建物は強い幾何学構成を持ちながら、実際訪れてみると通りに大きく開口が穿たれ、1階の床がGLから微妙に下げてあることも手伝って、1階の事務所で仕事をしている一磨さんや本杉先生の気配がびっくりするくらい街に溢れでていました。実際街ゆく人に窓越しに「これ何のお店ですか?」と声をかけられることも多いのだとか。

2〜3階の住居は、半屋外の階段スペースが中間領域をつくっていて、これまた不思議な空間。懐の深いある種のアジア的領域感は去年訪問した室伏邸での空間体験に近く、部会賞選考の際に室伏さんがそこを高く評価していたことも思い出し、腑に落ちました。

室内も丁寧にディテールが積み重ねられていて、見どころがいっぱいでした!ディテールを見ればその人がどのくらいの解像度で設計に向き合っているかがわかります。本杉先生にもご挨拶ができ、お元気そうで何よりでした。一磨さん、お忙しい中ご案内と打ち合わせをありがとうございました。




26. 04 / 04

ちょっと一杯

author
sekimoto

category
> STAFF
> 思うこと



昨晩は久しぶりにスタッフを連れてちょっと一杯。

先月には室本航希くんという新スタッフも入り、佐藤くんが担当していたクリニックの現場も無事竣工、クライアントにも大変喜んで頂きました。難航するかと思っていた複数の見積調整や、遅々として進まなかった申請にもある程度見通しが立ちました。ほかにもスタッフの個人的なおめでたいニュースもあったりで、ここにきてうちの事務所にも遅まきの桜が咲き始めたようです。

テーブルで楽しそうなスタッフ達を眺めながら、これまで数え切れないほどのスタッフ達がこの事務所を巣立っていったことを思いました。スタッフはその都度入れ替わり、その組み合わせにもまた無数の形がありましたが、面白いもので一人一人の個性は同じでも、それがどう組み合わさるかによって事務所のカラーは変わります。

最近のリオタデザインスタッフの傾向としては、かつては独身スタッフがほとんどでしたが今は結婚している者も増えてきました。自分のことだけを考えれば良い独身時代から、家族やさらに将来のことまで考えながら仕事をするのでは、その重みや深みはまったく違うものになるように思います。

今や事務所の番頭を任せている佐藤くんはもともと勘の良い子でしたが、益々仕事の責任感と手際の良さが磨かれてきました。地頭が良いのでどんな仕事にもミスがなく、彼に任せておけば安心という存在にまで育ちました。ほかのスタッフからも慕われ、これからの更なる成長がとても楽しみです。

吉岡さんは事務所にとっては太陽のような存在で、いてくれるだけで事務所がぱっと明るくなります。彼女は諸事情から事務所には週三日(うち一日はテレワーク)の勤務にしているのですが、覚えが早く、頭の回転が速いので短時間でもどんどん仕事をこなしてくれます。過去に例のない不思議なポジションですが、みんなから助けてもらえる愛されキャラをこれからも大切にしてもらいたいと思います。

新しく入った室本くんは、その貪欲な好奇心とやる気で、不慣れな仕事環境のなかでも必死でリオタデザインの仕事を吸収してくれています。気配り力のある子なので、仕事に慣れればどんどんプロジェクトを動かしていってくれることと期待しています。そのうちにスタッフ紹介にもアップしたいと思います。

滅多にスタッフを褒めない私が珍しくこんなことを書いてみました。もうすぐ死ぬのかもしれない、笑。これからもみんなで仕事を楽しく盛り上げていきましょう!

今日はフィンランド大使館にて、フィンランドの国民的俳優でありヘルシンキのパブリックサウナLöylyのオーナーでもあるヤスペル・ペーコネン氏と、隈研吾さんの息子さんで事務所パートナーでもあるクマタイチ氏による「サウナと共有スペース」をテーマにしたトークセッションがありました。

ヤスペルさんは、今週末からはじまるWOWWOWオリジナルの日フィン合同制作ドラマ「Blood & Sweet」で女優の杏さんとダブル主演を務めることでも話題になっていますね。

セッションではクマタイチさんによるオリジナルのサウナ建築の話やヤスペルさんのサウナへの思い、Löylyの建築にまつわるオーナー目線の考えなど、普段聞けないような話ばかりで大変貴重な時間でした。

以下はヤスペルさんによるLöylyの建築エピソード。
「オペラハウスや美術館のようなサウナを作りたかった。サウナだけでなく食事も楽しめて、そしてそれを建築家が手がける。パブリックサウナにはそれが一番大切なことだと思った」
「それまでそんな施設はなかったから、当時は誰からもクレイジーだって言われた。ところがオープンしたら行列ができたし、今ではこれを真似したサウナが世界中にできている。やっぱり人々が求めていたのはこういう場だったんだと確信が持てた」

このたびのご案内ありがとうございました!ドラマも楽しみです。



昨日はToivoでのマンションリノベ塾。小谷和也さんと共に特別講師として登壇させていただきました。マンションリノベはあまり機会がないので、基礎的な設計の心構えのようなお話を前半にさせていただき、後半は設計講評をさせて頂きました。

設計のレベル差があると事前に聞かされていましたが、皆さん力作ばかりで驚きました。小谷さんのリノベスタイルはもはや業界標準になりつつあることも感じました。すごい影響力、、

これまでのマンションリノベといえば、内部のインフィル設計であり間取りやインテリアの改修というイメージでしたが、小谷さんやToivoさんの手法は断熱や遮音、室内環境性能を十分に担保した上で、自然素材を多用した極めてデザイン性の高いリノベーション。今リノベ界隈では圧倒的に支持を受けている方達なのです。

懇親会もモチベーションの高い塾生の方たちとの交流を楽しませてもらいました。そのあとは小谷さん、友政さんほかToivoメンバーと遅くまで二次会に。久しぶりに大いに笑った楽しい夜でした。友政さん、小谷さんお疲れ様でした!