小泉誠さんのオンラインセミナーをスタッフみんなで視聴。ディテールに喰いつき、駄洒落にウケ、最後はう〜んと唸らされました。

仕事全体に流れる遊び心が半端ない。頭の柔軟体操をさせてもらいました!

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sekimoto

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今月の建築知識2月号(エクスナレッジ)に、全木連(全国木材組合連合会)さんのタイアップ記事広告という形で、私のインタビュー記事とまもなく竣工するF寺事務棟のことを取材して頂きました。

全木連さんのタイアップ記事広告は、これまでも古川泰司さんや山田憲明さんといった日本を代表する木造のスペシャリストたちが紹介されていて、今回ここに我々の取組みを掲載して頂くのは光栄なことで、大変嬉しく思います。

今回取り上げて頂いたF寺事務棟は、建立から千年以上もの歴史を持つお寺の増築で、その構造は可能な限り地場の国産材でつくりたいと考えていました。

今回それを埼玉が誇る西川材でつくるため、性能表示材としてのJAS製材にこだわり、金子製材さんや堀尾建設さんなどの協力も得て実現に至りました。また内装材には、三重の野地木材さんとの協働で、木目の美しい熊野杉を使った小幅板なども特注製作をしていて、こちらも見どころの一つになっています。

では以後もすべてJASの国産材でつくるのかと言われると、まだまだ多くのハードルがあって、今後も輸入材の力も借りながらバランスの良い木の使い方を模索したいというのが正直なところです。

そんなことも含めて語っていますので、どうかご興味ある方はご一読ください!


イラストレーターの益田ミリさんによるフィンランド旅行のエッセイ。益田さんの文章は、とりたてて何が起こるわけでもなく、ウンチクや教訓めいたことがあるわけでもなく、とにかく淡々と日常が進むのが良い。

このフィンランド旅行記も、オーロラやムーミンを見に行くわけでもなく、ただヘルシンキ市内のカフェに足を運び、地下のスーパーを物色し、美術館に足を運んだことを淡々と書いているだけなのに、どうしてこんなに楽しいのだろう。タイトルの「考えごとしたい」についても、たまに思い出したように考えごとをするものの、何を考えたのかは書かれていない。

毎年足を運んでいるというのに、ヘルシンキにしか行かない。アールトアトリエやレイヴィスカの教会にも足を運んだようだ。この人は本当にフィンランドが好きなんだと思う。この年明け、ゆるくステイホームしながら読むのにぴったりな本。

21. 01 / 11

天然の加湿器

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sekimoto

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> 生活
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植物の蒸散効果がすばらしいと思うのは、加湿器を設けなくてもリビングの湿度を30%台後半にキープしてくれること。リビングにつながる廊下のガラスは、室内でお湯を沸かしたかのごとく常にうっすら結露している。

冬なのに植物の水を吸い上げる力は衰えることを知らず、毎日のように鉢に給水しないとすぐにカラカラになってしまう。それはまるで加湿器に水を給水するが如く、である。まさに天然の加湿器!




21. 01 / 10

ONE DRIP POTE

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sekimoto

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暮れに街で見つけて、思わず衝動買いしたのがこれ。お歳暮などギフトでよくコーヒーのドリップパックを頂くのですが、これをおいしく淹れるのって意外と難しいんですよね。

まずいちいちお湯を150CC計るのが面倒、かといって目分量で淹れるとおいしくない。普通のポットからお湯を注げばドバッと入ってしまって台無しだし、計量カップで量って本格的なドリップポットにお湯を移し替えるというのも、どうも大げさだ(だったら豆から挽く派)。

このポット、いわゆるドリップポットのミニチュア版なんです。で、良いのが内側に150CCのメモリが付いていること。ここまでお湯を入れて、あとはいつも通り蒸らしてゆっくり注ぐだけ。なにより繊細にお湯を落とせるのが良いんです。たったこれだけのことで、ドリップパックが劇的においしくなります。ちょっと感動しました。

仕事の合間のコーヒーは手間をかけずに、でも呑むならおいしくって思いますよね。これは超おすすめ!

ONE DRIP POTE
https://item.rakuten.co.jp/cooking-clocca/pote_001/
※ネットだと高いですね。私は店頭で3,000円くらいでした。