
今月の建築知識2月号(エクスナレッジ)に、全木連(全国木材組合連合会)さんのタイアップ記事広告という形で、私のインタビュー記事とまもなく竣工するF寺事務棟のことを取材して頂きました。
全木連さんのタイアップ記事広告は、これまでも古川泰司さんや山田憲明さんといった日本を代表する木造のスペシャリストたちが紹介されていて、今回ここに我々の取組みを掲載して頂くのは光栄なことで、大変嬉しく思います。
今回取り上げて頂いたF寺事務棟は、建立から千年以上もの歴史を持つお寺の増築で、その構造は可能な限り地場の国産材でつくりたいと考えていました。
今回それを埼玉が誇る西川材でつくるため、性能表示材としてのJAS製材にこだわり、金子製材さんや堀尾建設さんなどの協力も得て実現に至りました。また内装材には、三重の野地木材さんとの協働で、木目の美しい熊野杉を使った小幅板なども特注製作をしていて、こちらも見どころの一つになっています。
では以後もすべてJASの国産材でつくるのかと言われると、まだまだ多くのハードルがあって、今後も輸入材の力も借りながらバランスの良い木の使い方を模索したいというのが正直なところです。
そんなことも含めて語っていますので、どうかご興味ある方はご一読ください!

