17. 01 / 20
ベスト・オブ・ハウズ 2017
author
sekimoto
category
> メディア
Warning: Undefined array key 1 in /home/riotadesign/riotadesign.com/public_html/wp-content/themes/rd/blog/cat_sekimoto.html on line 48
デザイン住宅の紹介サイトHOUZZさんより「ベスト・オブ・ハウス2017」なる賞を頂きました。受賞対象はトンガリの家のキッズルームです。
写真をアップしたのはずいぶん前のことなのですが、じわじわと人気が絶えず、どういうわけか今年受賞しました。
去年はたしか隅切りの家で受賞したような。大それた賞ではありませんが、やはり嬉しいものです。個人的にはこの素晴らしい表情のクライアントのお子さんと、素晴らしいカットを押さえて下さった写真家の新澤一平さんにこの賞を贈りたいと思います。
ベスト・オブ・ハウズ 2017(キッズルーム)
http://www.houzz.jp/ideabooks/77234476/thumbs
先日NHK「プロフェッショナル」に出ていたブルースタジオ大島さんと一緒の受賞も光栄です。
17. 01 / 19
トークイベント「北欧アンティークを語る」
author
sekimoto
category
> イベント
Warning: Undefined array key 1 in /home/riotadesign/riotadesign.com/public_html/wp-content/themes/rd/blog/cat_sekimoto.html on line 48
私が所属し企画委員長を務める北欧建築・デザイン協会(SADI)にて、今月トークイベントを行います。テーマはずばり「北欧アンティークを語る」ということで、私がモデレーター(平たく言えば司会です)を務めさせて頂きます。
ゲストはうちのクライアントさんも多くお世話になっている、北欧家具taloのオーナー山口太郎さんと、ライターで北欧デザインの著書も多い萩原健太郎さんをお招きします。
山口太郎さんは今や北欧アンティーク界では知らぬ者のいない有名人ですが、実はお互い北欧に何ら関わりのなかった幼少期からの知り合いで、幼なじみなんです。こうして巡り巡って、おたがい北欧にどっぷり浸かっているというのも因果なものです。(そんな裏話も少しお話しします)
当日は私の目線からお二人に色んなことを質問したいと思っています。
どうしてこの仕事をはじめたの?からはじまって、買い付けの苦労話や失敗談、はたまた本物を見抜く審美眼や北欧アンティークの魅力はどこにあるのかまで、クロストークで掘り下げてゆきます。
トークが主体でいわゆる堅苦しい講演会ではありませんので、皆さんお気軽にご参加下さい。もちろん一般の参加も可能です!(というか半分以上は一般参加者です)
◇
SADIクロストーク企画
『北欧アンティークを語る』
ゲスト:
山口太郎 氏(北欧家具taloオーナー)
萩原健太郎 氏(ライター・フォトグラファー)
モデレーター:
関本竜太 氏(建築家|当協会理事)
日時: 2017年1月27日(金)19:00~21:00 (受付18:30~)
※終了後懇親会あり
会場: 工学院大学中層棟 8階 ファカルティクラブ
http://www.kogakuin.ac.jp/facilities/campus/shinjuku/access.html
定員 : 50名(会場先着順)
参加費: 一般 1500 円/学生 500 円/会員 1000円/学生会員 無料
◇
詳しくはこちらより
SADI通信
http://sadiinfo.exblog.jp/26455082/
17. 01 / 16
スッキリ取材
author
sekimoto
category
> メディア
Warning: Undefined array key 1 in /home/riotadesign/riotadesign.com/public_html/wp-content/themes/rd/blog/cat_sekimoto.html on line 48
川越のFPに日本テレビの朝の情報番組『スッキリ!!』の取材で、タレントのあばれるくんがやってきました。ゲストははいだしょうこさん。
この企画には、いつかは家を建てるという目標を持つあばれるくんが、マイスターの建てた家を訪ねて勉強してゆくという裏ストーリーがあるそうです。不定期ですが、月に一度くらい放送しているものとのこと。
私の出演はなく、あくまでクライアントさんのみの出演ですが、当日は私も撮影に立ち会い見学させてもらいました。
しかしテレビで視ていると当たり前に思えるのですが、生で見るとタレントさんのリアクション芸というのでしょうか、あの対応力はすごいと思いました。あばれるくんももちろん面白かったのですが、はいだしょうこさんの面白いこと言っているつもりがないのに一番面白いコメントというのも、やはり才能を感じました笑
お二人には、クライアントのリクエストで犬の絵を描いてもらいましたが、あばれるくんとはいだしょうこさんの破壊力ある絵力はOAでご確認下さい。
OAは、2月7日(火)9:00~9:30 の間くらいらしいです。
大地震など大きな報道があると延期になる可能性があるそうですが、また近づきましたら録画のご準備をお願いします。どうかお楽しみに!
構造設計をいつもお願いしている構造家の山田憲明さんの著書(多田脩二さんとの共著)が昨年末に発売されました。山田さんよりわざわざお送り頂き、早速手にとって読んでいます。
構造の本と聞くと、学生時代構造力学の授業が大の苦手だった私などは一生開かないようなタイトルなのですが、この本は正直私のような意匠設計者にこそ役に立つような、非常にわかりやすい切り口の構造指南書になっています。いやむしろ構造ディテールというより、もはや建築デザインのディテール集と呼べるものかもしれません。
言うまでもなく木造は日本のお家芸でもあり、古い歴史と伝統があります。ただこれだけ一般的で市民権を得ているにもかかわらず、ある意味先人の知恵や経験値に頼る部分も大きく、それに加えてプレカットのオペレーションや、行政主導による一方通行の仕様規定などによって思考停止に陥っている側面も否定できないと思います。
当の私も山田さんと協働するまではそうでした。
図面上は可能でも、これで持ちますか?(構造上安全ですか?)という質問は現場の大工さんにぶつけてみて、厳しいという返事が返ってくればできないということがよくあります。ところが現場の大工さんはその判断の多くを経験に頼っているため、やったことがないことは「できない」と答えることが多いのです。これでは木造が未来に向けて進歩してゆかないことを意味します。
そのために構造設計者がいるわけですが、実は木造の正確な解析ができる構造設計者は国内では数が少ないのが実情です。鉄骨やコンクリートと違って、無垢の木は工業製品ではないので性能がまちまちで、同じ材でも産地や含水率などが違っただけで強度にばらつきが出てしまうからです。継ぎ手をどうするかによっても変わります。
正確に計量できないということは”変数”ですから、「変数x変数」で結局答えが出せないというのが、木構造の設計を難しくしている要因であるような気がします。
山田さんの木構造がユニークなのは、そんな木造のやっかいさを理解した上で、常識に囚われず柔軟にディテールを組み立ててゆくところにあります。
特徴的なのは木造を木だけで構成することにこだわらず、スチール材や汎用構造金物、時にスクリュービスですらも仕口や構造の補強材として躊躇わずに使うということです。複雑な木造をシンプルな体系に置き換えて、鉄骨造やRC造と同列であるかのように扱う。実際、山田さんはRC造をやらせても実に上手いんですよね。
建築を自由に発想するための手段として、こうした柔軟な手法は今後新しい木造を考える上では大きなヒントになるような気がします。
この本にはそんな解決の数々が収録されていて、正直協働設計者としてはあまりみんなに知られたくないなぁというか、山田さんと協働した者しか知り得なかった”秘伝”のようなディテールもあり、気を揉むところもなくもありませんが、、。ちなみに、我々と協働した案件の構造ディテールについても紹介されています。
そんなこの本ですが、売れすぎてあっというまに出版社にも在庫が切れてしまったようで、現在増版中とのこと。アマゾンでは早くもプレミアが付いて中古本が5000円以上つけていました汗。建築関係者の方は、落ち着いた頃にまた手にとって頂けたらと思います。
構造ディテール図集/山田憲明(木造)、多田脩二(鉄骨造)|オーム社
http://shop.ohmsha.co.jp/shopdetail/000000004798/
私が頂いた山田さんのサイン本はもちろんプライスレスです!笑
category








