17. 02 / 16
猫知識
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sekimoto
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> メディア
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建築知識の”あの特集”がビビットで紹介されると聞き拝見しました。朝の情報番組で「建築知識」が連呼され、タレントがコメントするというシュールな状況。
通称”猫知識”は4万部の大ヒットとのことで、もはや社会現象。バックナンバーは高騰し今やネットで5,000円近い値段がついています。三輪編集長からはまさかの「犬知識」発言も。どこに行くのか建築知識!?
ちなみにこの号には、リオタデザインの猫住宅事例も何件か紹介して頂いています。加えて私の連載と、リオタデザインのサイト紹介記事も載っているという豪華版。
”猫知識”さまのおかげでリオタデザインの仕事も結果的に広めて頂き、誠にありがたい限りです。アベノミクスならぬ、ネコノミクス。猫ブームにあやかり、リオタデザインも期間限定で”ネコデザイン”にするか検討したいと思います。
明治の「THE Chocolate」が売れているらしい。パッケージによって味が違い、いくつか試してみた結果、ビターな味が好きな私はカカオ70%のブルーと、カカオ54%の紫のパッケージのものが好みだった。
このパッケージデザイン、チョコレートのパッケージとしては異例のデザインアプローチと言える。これは味そのものを表現しているのではなく、”ほかとは違うおしゃれなチョコレート”という価値観をデザインしているのだ。
これは購入者がインスタなどに撮ってアップしたくなるような商品であるとも言える。おしゃれなチョコレートを食べるわたし、というアピール。その宣伝効果はプライスレスである。さすがに「たけのこの里」ではそうはならない。
複数の味を同時展開するという戦略も良い。パッケージデザインに統一性があり、純粋に美しいので思わずコンプリートしたくなるという消費者心理も働く。
スーパーもさすがに一つだけ置くわけにもいかず、ずらりと全ての味を並べるとなれば結果的に視認性も高まるし、インパクトも大きくなる。商品の単品だけではなく、陳列棚におかれたところまでが意図され注意深くデザインされている。まさにヒット商品の鑑と言えよう。
仕事のディテールを考えるというのは、まさにこういうことなのだろう。
◇
一方の湖池屋である。昨年末に新CIを導入したらしいのだけれど、これがなかなか良い。これまでのカタカナの”コイケヤ”ではなく湖池屋の”湖”。
国産ポテトチップスの元祖とも言える企業の老舗感と”これから”をうまく表現している。ちょっと昭和な感じのイメージだった企業が、デザインの力を借りて一気におしゃれな会社になってしまった。
そしてそんな湖池屋が新しく出した商品が「PRIDE POTATO」。
コンビニ限定販売らしいのだけれど、これがすごくいい。美味しいし、スライスの厚み、サイズ、揚げ方、味すべてにおいて絶妙でちょうどいいのだ。
そして特筆すべきは、やはりそのパッケージデザインである。
ふつうポテトチップといえば、食べ終われば平らになるような袋形状をしている。ところがこの「PRIDE POTATO」には紙袋のような”まち”がある。そのことによって、商品を陳列時に自立させることができるのだ。
それによって陳列棚に隙間なく陳列できるし、何より見た目が良い。通常よりちょっとだけ高いというプレミア感も表現できるし、また平面だったパッケージを立体にしたことによって、表と裏に加えて”側面”にも情報が加えられるというメリットもある。
パッケージのチップが12枚並んだ絵面は”一枚一枚丁寧に作りました”というメッセージにもなっている。上手い。社運がかかってるのだろう。見れば見るほど、すべてに愛情とこだわりを感じるデザインである。
◇
たかがお菓子、されどお菓子。
商品棚に並んでいるパッケージなんて、そこまで深読みする人なんていないかもしれないけれど、全ての商品の向こう側には開発担当者がいて、デザイナーがいて、知られざるアツいエピソードの数々があるに違いない。知らないけど。
私の中の「情熱大陸」がとまらない。
17. 02 / 10
レシピ
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sekimoto
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> 仕事
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スタッフは各自自分の担当案件に専念しているので、他の担当者の案件を見るのはオープンハウスの時がはじめてということも珍しくありません。今日はたまたま竣工間際の案件に担当者以外のスタッフも連れて行くことができました。
私や担当者が、細かすぎて伝わらないディテールについて全力解説。実物があると、所内でお小言言っているよりよほど説得力があります。こういうところに気を抜くとこうなるとか、こういうことをやりたいときはこういう指示をしなくてはならないとか。これだけは残念ながら「建築知識」にも書いてありません。本当に大事なことって図面には載らないんですね。
よく料理本に「塩を少々」とか「お酒を適量」とかってありますね。少々ってどのくらい?ていう。本だけ読んでも、それっぽい味にはなるけど、シェフの本当の味にはなりません。当たり前です。なぜなら、レシピの一番大事な部分には鍵がかかっているからです。
私も雑誌に惜しげもなくディテールを公開していると言われますが、本当にそう思いますか?そんなわけないじゃないですか。アカウントのパスワードを知っているのはスタッフだけです。
17. 02 / 05
【TOPWATER】オープンハウスのおしらせ
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sekimoto
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> OPENHOUSE
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リオタデザインとしては、約1年ぶりとなるオープンハウスを開催します。
住宅が竣工すると、いつもクライアントのご意向をお伺いして、内覧を「非公開」「クローズで公開」「公開」と分類させていただきます。非公開の場合は内覧はなし。クローズで公開する場合は関係者のみにメールでご案内します。
今回はクライアントのご理解もあり、久しぶりにオープンで告知させて頂きます。オープンで告知できる機会はとても少ないので、いつもブログをご覧の方で一度見てみたいと思っていた方は、是非この機会にご参加ください。
以下概要です。
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敷地は23坪ほどの狭小地でありながら、建坪率は50%、容積率も80%に抑えられていました。この敷地に2台の駐車と、家族4人が暮らせる空間を確保するという難条件から設計はスタートしました。
計画ではまずこの狭小地に、いかに2台の駐車を合理的に確保するかという検討から始められました。導かれた配置から、気積を使い切るボリューム検討へと進み、結果として高い吹き抜けからロフト床を吊り下げるというややアクロバットな構成へと至りました。
また駐車場上空も余すことなく使い切るため、2.2mものハングした空中テラスを設け、室内からつながる拡張空間としています。
アウトドアの趣味を持つクライアントのために、趣味のためのスペースも設けました。高密度にエッセンスが凝縮した、遊び心満載の住宅です。
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【TOPWATER】 I邸オープンハウス(内覧会)
日時:2017年2月18日(土) 13:00~17:00 ごろまで
☆建築関係者のみならず、一般の方もご見学頂けます。
☆近隣の方のご見学はご遠慮ください。
☆お引渡し後の内覧会となります。また一部高所で危険な部位もございます。小さいお子さんをお連れの方は、お渡しする手袋着用の上どうか手を離さずご見学下さい。建物を傷つける恐れを感じた場合は、ご退場をお願いすることもございますので、どうかご了承下さい。
場所:東京都小金井市(小金井公園の近くです)
JR中央線『武蔵小金井駅』より徒歩10分
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見学ご希望の方にはご案内をお送り致します。関本までメール下さい。
riota@riotadesign.com
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<2月9日追記>
優秀な現場のおかげで、週末の施主検査を前に建物はほぼほぼ完成しております。内覧前にちょっとだけ中をお見せします。こんな感じです。
17. 02 / 01
大和田の家、外構はじまる
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sekimoto
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> 仕事
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これまでで最大規模となる延べ75坪の住宅「大和田の家」は、木造住宅でありながら11ヶ月の工期を費やし、いよいよ最後の外構工事。外構工事だけで丸一ヶ月はかかりそうです。
外構はもちろん耕水の湊さん(通称ストライカー)。これまでにない規模ということで、湊さんも楽しみで仕方がない様子。暮れも正月も考え続けたという渾身のスケッチをクライアントにご説明下さいました。
…が、想像を絶する金額に一瞬でクライアントがフリーズ。そりゃそうだよ、こんな見積もり出しちゃって!
でも湊さんがいつもすごいなと思うのは、自分が良いと思う案は、予算やら何やら空気を読まず、全力で提案してくるところです。その後は私が仲立ちして費用調整に明け暮れることになるのですが、けして信念を曲げない、そしてクライアントを喜ばせることに全力投球する湊さんが、やっぱり私は大好きなのです。
そしてごくたまに(5回に1回くらい?)、そのまま通ってしまうこともあるんですね。
この日も湊さんの全力プレゼンが、じわじわとクライアントの不安を期待感に変えていったようです。気まずく流れた空気から、最後にクライアントが発したのはまさかのゴーサイン。
その後は、もう楽しくて仕方がないっていう感じで工事を進めてくれています。本当に幸せそうなんですよね。いいなぁ、こんな現場は私も幸せになります。
建物をぐるりとグリ石の通路がまわります。駐車場側にはイペ材のルーバー。見積りにはありません。湊さんにとって、結局見積りはあってないようなものなんでしょう。
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