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sekimoto

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今さら感がありますが、昨年からこの初夏にかけて新しいスタッフが立て続けに加わりました。うち河野については昨年の暮れに入社し、すでに担当案件も持っていますのでお世話になっている方もいらっしゃいますが、紹介のタイミングを逸してしまったので、最近入った𠮷岡とあわせてあらためてご紹介です。

■河野力龍(かわのちかる)

力龍と書いて「ちかる」と読みます。最初この名前で入所志望してきたときは、とってもコワモテのお兄さんを想像していましたが、その名前とは真逆の?やわらかい印象の好青年でびっくりでした。

中途採用で、弊社に来る前にはハウスメーカー(工務店)系の会社で設計を担当していたそうです。設計事務所の仕事のスタイルに戸惑いながらも必死に吸収中。そして現在は建築士試験に向けて猛勉強中!どうか温かく見守ってあげてください。

■𠮷岡紗奈(よしおかさな)

あれこの子どこかで見たことある、という方もいらっしゃるかもしれません。2年ほど前まで旧姓「橋本」で在籍していました。体調の問題から一度職を離れたのですが、体調も改善し(姓も変わり)このたび晴れて復職することになりました。

天性の明るさと頭の回転の早さは折り紙付きです。私は彼女をひそかに天才だと思っているのですが、天才であるが故の天然さ?には多少目をつぶってあげてください。愛されキャラです!(体調を考慮して、しばらくは不定期の勤務となります)

〇スタッフ紹介はこちらより
https://www.riotadesign.com/about/

一番したっぱだった佐藤くんは今ではチーフ!!
成り上がりましたね。期待通りのポテンシャルで事務所を切り盛りしてくれています。

なお昨年より産休育休を頂いていた岩田さんは、子育てに専念したいとの本人の意志により退職させて頂くことになりました。とても残念ですが、、これまでお世話になった皆さまには心より感謝申し上げます。子育てがんばってね!

新体制のリオタデザインもどうかよろしくお願いします。




埼玉県北本市で進めておりますTreeTerraceという住宅が来月竣工予定です。

対外的には、7月20日(日)と23日(水)にオープンハウスを行う予定です。詳細は後日正式リリースしますのでお待ちください。

現場は現在佳境に入りましたが、素晴らしい施工精度で順調に進んでいます。今月末に造園が入ると、外観もまた一気に様変わりすることと思います。どうかお楽しみに!

25. 06 / 20

座卓

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sekimoto

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住宅の建て替えで、解体工事の打合せで現地へ。新しい家に持ち込めない家具は処分扱いにせざるを得ない。

そんな折ふと和室にあった座卓に目が留まった。「え、これも処分するんですか?」「だって誰も引き取り手がいないから、、」

天童木工じゃないですか。しかも乾三郎の名作。

持ち上げると異様に軽い!そう、良い家具って軽いんです。見た目だけ良くて重い家具を作るのは簡単なこと。軽い家具を作るのは、デザイナーの良心とそれをつくる技術が必要なんです。

天板の木目、バチ脚の曲線も美しい。これを街のリサイクルショップに持ち込んだりしたら二束三文で買い叩かれるのが目に見えている。

とはいえうちには置けないしな、、と思うそばから「これ僕がもらいます!」と咄嗟に言ってしまい、車になんとか入れて持って帰ってきた。しかし見れば見るほど良いつくり。母の家で来客時の宴会テーブルにしようかと思う。

世の中にはこうやって泣く泣く手放されて、価値を知らない業者の手に渡ったり処分されている家具は山ほどあるんでしょうね。

その手があったか!

今年3月に日本橋高島屋で開催されていた『北欧のあかり展』はその後大阪に巡回し、この6月からは九州での巡回展がはじまっています。

■ 北欧のあかり展|九州(福岡)展
6月14日(土)~7月27日(日) 
会場:九州産業大学美術館
概要詳細は >>こちら より

以前ブログでもお知らせしましたように、展示に使われているユハ・レイヴィスカの照明器具4点はグッドシェパード教会モデルを含めて私の所蔵品を出展させて頂いています。

そんな折、企画監修をされている小泉隆さんより九州展の様子について写真が送られてきました。九州展は小泉隆さんが教鞭を執られている九州産業大学での開催ということもあり、会場設営なども教え子の学生さんなどと行われたようです。

その中でレイヴィスカの照明コーナーについては、研究室の4年生を中心にグッドシェパード教会の光の効果を再現すべく、特別にインスタレーションを製作されたとのこと!小泉さんから送られてきた資料の一部をご紹介させて頂きます。








[空間デザイン・制作:木山翔太]

素晴らしいですね!思わず感動してしまいました。

2.8mの天井高を持つ会場に、どうやってこの壁を自立させるかということから難問だったようで、学生さんが知恵を絞りに絞って、この林立するスリット壁を製作されたようです。

レイヴィスカの教会建築は、祭壇の林立した壁から光を間接的に取り込むことで幻想的な空間をつくり出しているのが特徴になっています。1984年のミュールマキ教会では控えめでモノトーンな採光手法だったものが、1992年のマンニスト教会では壁の裏側に色を着彩するという方法で壁の反射光に彩りを採り入れています。

晩年の傑作とも呼べる2002年のグッドシェパード教会に至っては、このスリットにプリズムのようなガラスを埋込み、マンニスト教会で試みた彩りのある反射光とあわせて、時間帯によって刻々と変化する光の”あそび”を最大限に表現した空間になっています。

今回はそれを再現したインスタレーションのようです。実際にレイヴィスカも、今回のように様々な色を壁の裏に取り付けては光の効果を検証したのかもしれませんね。

展覧会もさることながら、学生さんにとっても素晴らしい光のワークショップになったことと思います。照明器具の出展者としても、レイヴィスカの空間をこよなく愛する者としてもとても嬉しく感じました。

小泉さん、資料をお送り下さりありがとうございました。そして学生の皆様、お疲れさまでした。是非いつかフィンランドでも実際の空間を体験してくださいね!




グッドシェパード教会(撮影:関本竜太)