イラストレーターの益田ミリさんによるフィンランド旅行のエッセイ。益田さんの文章は、とりたてて何が起こるわけでもなく、ウンチクや教訓めいたことがあるわけでもなく、とにかく淡々と日常が進むのが良い。

このフィンランド旅行記も、オーロラやムーミンを見に行くわけでもなく、ただヘルシンキ市内のカフェに足を運び、地下のスーパーを物色し、美術館に足を運んだことを淡々と書いているだけなのに、どうしてこんなに楽しいのだろう。タイトルの「考えごとしたい」についても、たまに思い出したように考えごとをするものの、何を考えたのかは書かれていない。

毎年足を運んでいるというのに、ヘルシンキにしか行かない。アールトアトリエやレイヴィスカの教会にも足を運んだようだ。この人は本当にフィンランドが好きなんだと思う。この年明け、ゆるくステイホームしながら読むのにぴったりな本。

21. 01 / 11

天然の加湿器

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sekimoto

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> 生活



植物の蒸散効果がすばらしいと思うのは、加湿器を設けなくてもリビングの湿度を30%台後半にキープしてくれること。リビングにつながる廊下のガラスは、室内でお湯を沸かしたかのごとく常にうっすら結露している。

冬なのに植物の水を吸い上げる力は衰えることを知らず、毎日のように鉢に給水しないとすぐにカラカラになってしまう。それはまるで加湿器に水を給水するが如く、である。まさに天然の加湿器!




21. 01 / 10

ONE DRIP POTE

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> はまりもの
> 生活



暮れに街で見つけて、思わず衝動買いしたのがこれ。お歳暮などギフトでよくコーヒーのドリップパックを頂くのですが、これをおいしく淹れるのって意外と難しいんですよね。

まずいちいちお湯を150CC計るのが面倒、かといって目分量で淹れるとおいしくない。普通のポットからお湯を注げばドバッと入ってしまって台無しだし、計量カップで量って本格的なドリップポットにお湯を移し替えるというのも、どうも大げさだ(だったら豆から挽く派)。

このポット、いわゆるドリップポットのミニチュア版なんです。で、良いのが内側に150CCのメモリが付いていること。ここまでお湯を入れて、あとはいつも通り蒸らしてゆっくり注ぐだけ。なにより繊細にお湯を落とせるのが良いんです。たったこれだけのことで、ドリップパックが劇的においしくなります。ちょっと感動しました。

仕事の合間のコーヒーは手間をかけずに、でも呑むならおいしくって思いますよね。これは超おすすめ!

ONE DRIP POTE
https://item.rakuten.co.jp/cooking-clocca/pote_001/
※ネットだと高いですね。私は店頭で3,000円くらいでした。

21. 01 / 01

大吉

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> 生活



あけましておめでとうございます!

毎年恒例の地元の敷島神社に家族と初詣。いつもは鳥居から境内に続く長い行列があるのですが、この日は列もなくあっけなく参拝できました。ここ10年ではじめてのことです。

コロナの影響かもね、と言って振り向くとそこにはいつも通りの長い列が。うそでしょ?と狐につままれたような気分でした。

おみくじを引くと「大吉」。毎年参拝を続けて、はじめてのことです。読むと、向かうところ敵なし的な啓示の数々にむしろ怖くなりました。明日死ぬんじゃなかろうか。

思えば暮れから、空いていると思って入ったお店から出てくると大行列とか、欲しかったものが最後の一点で手に入るとか、大きな話ではありませんが、二分の一の確率でずっと当たりくじを引き続けているような。それもちょっと怖い…。

モーゼの十戒の如く、災いが目の前から避けてゆく一年という暗示と受け止めることとします。どうか健康に過ごせますように!

20. 12 / 26

MK99200



カールハンセン&サンがモーエンス・コッホの名作椅子MK99200(フォールディングチェア)をライセンスの関係で9月以降販売しなくなるという友人建築家の小谷和也さんのSNS投稿を見たのが8月中旬のこと。

私の中の「いつか欲しいものリスト」に入っていたこの椅子を、こんなにあっけなく買う日が来ようとは。投稿見てから注文までわずか30秒。そこから待ち続けて4ヶ月、よりによってクリスマスの日に届くなんて。やるじゃん、カールハンセン&サン!こちらも嬉しいクリスマスプレゼントになりました。

残念ながらこの椅子は、新品は多分しばらく手に入りません。今年一の買い物になりました。こたにい、ありがとう!