5年ほど前に竣工した「西荻の家」にご案内のために久しぶりにお邪魔してきました。

街にこんな家があったら、私もきっと二度見して立ち止まる。あの時より確実に美しくなってる!


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sekimoto

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> 思うこと
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対人関係において、私はつい心の中で思っていることを言ってしまう癖がある。良く言えば裏表がないということになるかもしれないけれど、言った後で予期せぬ余波を引き起こすこともあって「やっぱ言わない方が良かったかな」と少し心の中がざわつくこともある。それでもやっぱり、言わないわけにはいかないのだ。

個人や少人数のグループだとみんな本音を言うのに、少し大きなグループになると、急にみんなだんまりを決め込む。私はそれが耐えられない。みんな思っていることがあるはずなのに、なんで言わないんだろう。

だから私はいつも、自分が出席するミーティングでは積極的に発言をする。努めて空気を読まないようにする。私が率先して「みんな思っていてもなんとなく言えないこと」を発言すると、みんな口火を切ったようにそのトピックを話し始める。なんだやっぱり思ってたんじゃん!て思う。

そういう状況は、例えると波風立たない湖面に小石を放る行為に近い。ぽちょんと音がして、それまでの静寂が破られ湖面に波紋が拡がってゆく。波紋はやがて岸に到達して、また返す波紋が複雑な波形を作り始める。

波風を立てないのならいないのと同じ、と私は思う。みんな言いたいことは言えばいいのに。もちろん言葉は慎重に選んだ上で。

それで一時的に人を怒らせたり、誤解を招いたりしても、自分の思っていることが相手に伝われば、結果は悪いことにはならないと思う。思わぬ所から攻められると、人はまず本能的に押し返そうとする。けれど、その次は受け入れようと心は動くものだ。交渉ごともまたこのシーソーゲームの上にある。

波紋を立てて、そのうち元の静かな湖面に戻ったとしても、それは自分の中ではもう別の湖になっているはず。みんな勇気を出して小石を放ろうよ。もっと思っていることは言おうよ。

20. 06 / 03

三人呑み会

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sekimoto

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> オンライン
> 生活



建築家の奥山裕生さんとは、ここ何年か、年に一度「二人呑み会」を開いていて、事務所運営のこととかスタッフのこととか、なかなか人に相談できないようなことを相談したり情報交換をしたりしている。奥山さんとは「似ているようで少し違う」という点がポイントで、その違いがお互いにとって刺激になっている。

今年はコロナの影響もあるのでオンライン開催にしようということに。ただ、オンラインだと二人だと間が持たないということで、共通の友人である建築家の青木律典さんを肴にして呑もうと声をかけた。

青木さんもやはり我々と「似ているようで少し違う」。この波長が合うけど少し違う3人の会話のパス回しはなかなかに快適で、気づけば3時間超。私の中で、これまでで一番楽しかったオンライン呑みだった。3人って結構いいかも。奥山さんが送ってくれたこの写真が物語っている。奥山さん、青木さん、またやりましょう!

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sekimoto

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> 仕事
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泣きそう。この仕事をする喜びのすべてです。許可を頂きご紹介します。

お手紙ありがとうございました!


はねだしテラスの家
https://www.riotadesign.com/works/15_hanedashi/#wttl

マスク不足もだいぶ解消されてきましたね。

でも街の人たちが着用しているのは殆どが使い捨てのマスクです。あとはたまに手作りのおしゃれマスク。購入できるものもありますが、人気の高いデザインのものはなかなか買えません。

思うに使い捨てマスクって、マスクの使用を一時的なものだと思っているということだと思うんですね。とりあえずという感覚。でもどうでしょう、マスクは本当に一時的なものなんでしょうか?もはや、マスクを外した生活に戻れる気がまったくしません。Tシャツを使い捨てにする人はいないように、マスクもまた使い捨てではなく、日々の服装の一部になるような気がしています。

街にTシャツの専門店があるように、そのうち街にもおしゃれなマスクの専門店ができるんじゃないかと思います。メガネ屋さんのように、顧客の顔に合わせて生地からオーダーメイドでマスクを作ってくれるお店やネットショップとか。

ネクタイやスカーフと同じように、クローゼットにはお気に入りのマスクが何十枚もあって、その日の服装に合わせてコーディネートします。無頓着なお父さんがありえない組み合わせのマスクをつけて会社に行こうとしていたら、奥さんにすかさずツッコまれたり。

うっかりマスクつけないで家を出た日には、うっかりパジャマで出て来ちゃったくらいの恥ずかしさで急いで家に戻ります。下着を着用するように口元を隠すのが当たり前になると、マスクをしていないと、コロナではなく別の容疑で通報されちゃうかもしれません。

日常がマスク着用なのに、ドラマの出演者がマスクなしなのは違和感があるということで、俳優や女優もみんなマスク着用に。人気モデルが着用したマスクは、次の日には即売り切れです。

付き合って2年になるけど素顔を見たことない恋人とか。お引渡しを終えて、結局建主さんの素顔は見なかったねとか。少し前ならSFの世界でしたが、あながちフィクションとも言い切れない世の中が来るんじゃないかと思います。

ということで、今始めるべき一番ホットなビジネスはマスク屋さんだと思います!