19. 10 / 11
返金依頼書
author
sekimoto
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> 仕事
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近々竣工する住宅に下げる輸入の北欧照明がありました。
コード長変更などもあり、納期に時間がかかるということで早めに入金を済ませて到着を待っていたのですが、納品予定時期になっても届きません。確認を入れると、なんと担当者が入金確認を怠っていたために発注が流れていなかったということがわかりました。
しかも運の悪いことに、その間に国内在庫がなくなってしまい、本国から取り寄せないといけないとのこと。発注時には国内在庫も確認して発注していたのに。そしてその納期が来年の4月になるとの説明…。
いやいや、そちらの不手際なのだから航空便でも使えば数週間で届くのでは?というと先方のメーカーからの回答なのだとにべもない答え。
仕方なくネットなどで探すと在庫のあるショップもあるようでした。納期に不安があったため、念のため信頼の置ける都内の某ショップに問い合わせると、そこにも在庫があり、結局そこで購入することになりました。お引渡しにも間に合い、建て主さんにも迷惑をかけずに済み、まずは一安心です。
先の担当者は自分のミスなのだから、上司に相談するなりして、手段を選ばず他で購入して納期に間に合わせるとか、いくらでも選択肢があったはずなのに、先のマニュアル通りの対応には落胆するほかありません。
まあ、いいです。社内の事情もわからなくもないし、ミスは誰にでもあります。この世界では珍しい話ではありません。
しかし、話はここからです。
注文をキャンセルし、入金済みの代金を返金して頂くようお伝えしたら、先方より「返金依頼書」というものが送られてきました。こちらに銀行口座を記入し署名捺印をして下さいとのことだったのですが、その文面を見て目を疑いました。
「なお、本件につき万一貴社に損害が生じました場合には、当社にて責任を負い、貴社には一切ご迷惑をおかけいたしません」
この文面での「当社」とは我々リオタデザインであり、「貴社」とは先方の商社さんです。あの、損害が生じてご迷惑をおかけされているのはこちらなんですけど…。
なんだか、我々が不条理なことを言って返金を迫るクレーマーであるかのような文面に、さすがにこれはないだろうと。これじゃお客さんも離れますよね。かつては隆盛を誇った大手商社さんなのですが、こういうところに会社の体質やほころびが出るような気がします。
【10月9日追記】 12日は中止致します
大型の台風が近づいているようです。
皆さまの安全を考慮しまして、10月12日(土)の開催分は中止とさせて頂きます。ご予定下さっていた皆様には大変申し訳ありません。
今のところ11日(金)の開催分につきましては決行の予定でおりますが、どうか気をつけて足を運ばれて下さい。なお、順延日も設定しました。以下の日程をご確認下さい。
新座市で計画を進めてきました住宅がまもなく竣工致します。建主さまのご厚意により、このたびオープンハウス(内覧会)を開催させて頂くことになりました。見学をご希望の方は、文末のメールのリンクよりご連絡下さい。
既存住宅の建て替え計画です。住宅が密集する路地奥の立地であることから、各居室を中庭を取り巻くように扇型に並べ、プライバシーを確保しながらも外部に開放的に開いたプランとしています。ご夫婦お二人のための住まいですが、ご主人の趣味のバイク空間や愛猫のための空間とを、建具の仕切り方によって可変的に距離感を調整しながら生活できるような作りとしています。
◇
【扇の家】 オープンハウス(内覧会)
日時:2019年
10月11日(金)13:00~17:00 ごろまで →決行致します
台風による影響を考慮し、順延日として以下日程を追加させて頂きます。
<追加内覧日程>
10月18日(金)13:00~17:00 ごろまで
10月19日(土)12:00~17:00 ごろまで
場所:埼玉県新座市
(東武東上線志木駅南口より徒歩10分)
設計監理:リオタデザイン
施工:松本建設
造園計画:小林賢二アトリエ
・建築関係者のみならず、一般の方もご見学頂けます。
・お子様をお連れの方はお渡しする手袋を着用の上、手を離さずにご見学下さい。
・見学は予約制ですので、ご希望の方は件名を「オープンハウス見学希望」として頂き、大体のお時間を以下アドレスまでメールください。追ってご案内をお送りします。
Email: info@riotadesign.com
先日、吉祥寺のカフェmoiさんでのイベントのことを書きましたが、イベント終了後一人の男性がすっと紙袋を差し出され、「よかったらこれ使って下さい」とPITCHIIと名付けられたガラスのコーヒーサーバーをプレゼントして下さいました。
初対面なのにびっくり!
その方が、それを作っておられるTORCHの中林孝之さんでした。
中林さんは「東京のカフェでmoiが一番好き」とのこと。トークイベントで岩間さんが、ご自宅では「マウンテンドリッパー」というドリッパーを愛用しているとおっしゃっていたのですが、そちらもTORCHさんの商品ということで、そちらも後日お送り下さるとのこと。「いえいえ、自分で買いますので!」と恐縮する私を押しきり、本当に後日品物を送って下さいました。
■TORCHI
https://dodrip.net/
■マウンテンドリッパー
https://dodrip.net/free/mountain
手元に届き開封すると、その名の通りマウンテン型のユニークな陶器と木製のリングが。とても可愛らしいデザインです!
わくわくしながら、早速コーヒーを淹れてみることにしました。それまで私はケメックスというドリッパーを使っていたのですが、ケメックスよりも口が広くお湯を注ぎやすいのと、コーヒーにまんべんなくお湯が広がるのがわかります。
このマウンテンドリッパーは、コーヒーの落ち方に特徴があって、通常のドリッパーのように中央に筋状に落ちるのではなく、底面全体からボタボタッという感じでコーヒーが落ちてゆきます。
どうもこれが陶器の底にあいた意味深な孔と関係しているようです。きっと試行錯誤の賜なんでしょうね。是非製作秘話を聞いてみたいところです。
結果として、雑味のないとっても美味しいコーヒーを入れることができました。ちょっと感動!そして中林さんも相当なコーヒー通だということがわかりました笑
底部の木製リングが分かれているので、収納にも場所を取りません。何より置いておくだけでも美しいので、朝からテンションが上がります。
中林さん、どうもありがとうございました!
ご購入可能サイトのひとつを以下にご紹介しておきますね。
https://hokuohkurashi.com/product_contents/463
今日は3月に竣工した宇都宮の「パーゴラテラスの家」の竣工撮影がありました。写真家は新澤一平さん。9月初旬に予定していた撮影が雨天で3回も延期され、今日はようやく快晴に恵まれました。
造園家・荻野寿也さんによる入魂のテラスを貫くアオダモも、豊かに繁っていて安堵しました。内部も建て主さんが本当に美しく暮らして下さっていました。撮影用ではなく、いつも通りの生活風景とのこと。意識の高さに頭が下がります…。
◇
意識の高さといえば、
うちは浴室の壁に木の羽目板をよく張るんですね。放っておいてもカビることは経験上あまりないのですが、過去に竣工した「TOPWATER」という住宅の建て主さんは、入浴後に毎晩浴室の木の壁を全面拭き上げるのだそうです。それが日課だと。
これはすごい建て主さんだと思い、その後「DECO」という住宅の建て主さんに(なかばネタとして)この話をしたら「え?うちもそうですよ」とさらりと返され、驚愕したことがありました。うちの建て主はどんだけ意識が高いんだと、これまたネタとして今日の「パーゴラテラスの家」の建て主さんにこのことをお話ししたら、「え?うちもそうですよ」とまたさらりと返され…。
そういえば「FP」の建て主さんは、毎日キッチンシンクを磨き上げ、シンクのトラップの水は呑めるとさえ(冗談交じりに)おっしゃっていましたっけ…。
すごい、もうすごすぎ。これは何かの修業ですか。
皆さんの意識が高すぎて、頭が下がるどころかもう土下座するほかありません…。
よく「建築家の住宅は美しすぎて、生活するにも緊張を強いられそうだ(だから自然体のふつうの家が良いんだよ)」というようなことが言われることがあります。
でも今日あらためて思いました。
我々は建て主さんを緊張させる意図なんてこれっぽっちもありません。でも建て主さんの我々が作った家に対する愛情や愛着は、我々の思惑をはるかに凌駕しているんですよね。皆さんむしろ住まいを大切に使うということ自体に、とても幸せを感じておられるようです。
今日の建て主さんも本当に幸せそうでした。それが本当に嬉しかったことです。住まいへの愛情はきっと自分に返ってくるんですね。
◇
アップした写真は私のカメラによるものですが、新澤さんの写真はこの数倍素晴らしいので、後日の仕上がりが楽しみです!
昨晩は閉店日が迫っているカフェmoiにて、ちょっとした”ファン感謝祭”(moiの常連さんを集めてのトークイベント)がありました。一般告知はせず、オーナーの岩間さんから古くからの常連さんに一人一人お声がけされたそうですが、出席率は100%!さすがmoiのファンはアツいです。
当初私と岩間さんとでゆるいトークでもしましょうかということでしたが、カフェmoiのオリジナルカップ&ソーサー「eclipse」をデザインして下さった梅田弘樹さんも仙台からお越しくださることになり、結局3人並んでのトークイベントとなりました。
岩間さんが感慨深くおっしゃっていましたが、実際にはこのスリーショットは18年ぶり!?かつて私がフィンランドに留学していた頃に、現地の友人であったデザイナーの梅田さんにオリジナルカップをデザインして頂けることになり、その後梅田さんのご自宅で、岩間さんを交えてカップのデザイン打合せをさせて頂いた時以来になります。
カフェmoiがオープンした時にはまだ梅田さんはフィンランドにいらしたので、オープンしてからも3人で顔を合わせたことはありませんでした。moiではそんな不思議なご縁でつながった人たちが、引き寄せられるように集まってできた居場所でもあったんですね。
またそんな特別感のある空間と岩間さんのお人柄もあり、カフェmoiは開店以来多くのお客さんにとって、単にコーヒーを呑むカフェ以上の居場所であり、大切なサードプレイスであり続けてきたのだと思います。
トークの進行は牟田都子さんが務めて下さいました。牟田さんは、本業は本の校正を行う校正者で、フジテレビの「セブンルール」という番組でも登場されていましたが、そこでもカフェmoiでコーヒーを飲む姿がちらりと登場していたほどの筋金入りの常連さん。(拙いトークを校正されるかと思いましたが、幸いそれは大丈夫でした笑)
トークは開店当時のエピソードやデザイン&設計秘話にはじまり、常連さんの行動あるあるのようなものでも盛り上がり、客席側のお客さんからもフランクに思い出話やコメントが飛び交い、終始アットホームで笑いの絶えないあっという間の2時間でした。
私は岩間さんから、おいしくコーヒーを淹れるためのコツのようなものも伝授してもらい、こちらもとても嬉しかったです。
終盤には岩間さんも涙腺が緩む場面もあったり、常連さんやカフェスタッフさんからのサプライズのプレゼントもありました。温かなファンに囲まれて、岩間さんもとっても幸せそうでした。
今後はお店という枠組みを離れて、個人として様々な活動をはじめてゆくということで、前向きで野心的な取り組みの予定について教えて下さいました。終始一貫しているのは「居場所づくり」。これからも”moi”という屋号で様々な活動をしてゆくそうです。
みなさん、お疲れさまでした。楽しかったですね。
そして岩間さん、17年間お疲れさまでした!
※カフェmoiは、10月7日(月)までは通常営業を続けるとのこと。その後も不定期では営業されるとのことでした。最新情報はこちらのページか、ツイッターなどでチェックをしてみて下さい。 http://moicafe.hatenablog.com/
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