19. 08 / 04
[告知]JIA住宅部会セミナー|緑と共に暮らす
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sekimoto
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> 告知
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私の所属するJIA(日本建築家協会)住宅部会主催のセミナーに登壇させて頂きます。テーマは「緑と共に暮らす」です。
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SUMAIセミナー|Part29 第3回
緑と共に暮らす ~成長する住まいと環境を考える~
講師:関本竜太/堀内雪 コーディネーター:中澤克秀
日時:2019年8月24日(土) 13:00~15:00
会場:LIXILショールーム東京 7Fイベントルーム
東京都新宿区西新宿8-17-1住友不動産新宿グランドタワー7F
参加費:無料
お申し込み:こちらのページの一番下に、申し込み方法が記載されています。そちらよりメール等で思い込みを頂くか、あるいは私までメールください。当日予約なしで来てもらっても入れます!急に行きたくなったら当日直接お越しください。
詳しくはこちらより↓
https://www.jia-kanto.org/kanto/activity_event/sumai-seminar/4472.html
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先日エクスナレッジより刊行された「緑の家。」という本にも私の自邸が掲載されていますが、そんな自邸での暮らしの話、そして共に登壇する堀内雪さんやコーディネーターの中澤克秀さんも緑に囲まれた住まいを作られる名手なのですが、それぞれの自宅もまたとても魅力的な緑の家で、そんなお話しからそれぞれの住まい観を掘り下げたいと思います。
いわゆる講演会や勉強会のような堅いものではなく、クロストーク形式で、コーディネーターの中澤さんと我々とが会話をキャッチボールしながら皆さんが抱くであろう疑問にもお応えしてゆきますので、お気軽にご参加下さい。
セミナーの対象者は一般の方向けですが、専門家の方もご興味あれば是非いらして下さい!
またこういうセミナーのウラ利用法もお教えしておきますが、家づくりにあたって設計者に直接コンタクトを取るのはハードルが高いですが、こういうセミナーで話を聞くだけでしたら気軽にご参加頂けると思います。
関本が目当てでいらして下さったのに、堀内さんのほうが良かったということもあるかも?(笑)会場にてお待ちしております!
横須賀を本拠にされているハウスメーカーのハウスイズムさんから依頼を受け、設計力を上げるためのお手伝いをさせて頂いています。
我々が実際に取り組んでいる実在の敷地に同条件で設計提案をして頂いているのですが、私が講評すること以上に良いと感じるのは、同じ条件で同僚がどう応えるのかというのが一斉に見える化することです。
そういう手があったかとか、俺の玄関って小さすぎ?など、普段担当者は他の人からは口出しをされないので、ある意味独りよがりな手癖がついてしまいますが、それが他者との相対評価を含め白日に晒されたのは大きな成果でした。
私は逆に建主さんの立ち位置でそれぞれからプレゼンを受けて、建主目線でどういう説明を受けるとときめくのかがよくわかり、こちらも勉強になりました笑。
次回も今日の指摘をどう改善するか。史上最強に手強い建主(私)に提案する心構えで臨んで頂きます。
19. 07 / 31
tobufune 撮影
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sekimoto
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> 仕事
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先週末、今年4月に完成したグラフィックデザイン事務所tobufuneの竣工撮影にお伺いした。
tobufuneさんは、デザイナーの小口翔平さんが代表を務めるブックデザインをおもに手がける事務所。Amazonの年間売り上げトップ100冊のうち、約1割はtobufuneが手がけるものだそうで、ある意味日本で一番本を売るブックデザイナーの一人とも言える。
先の建築知識7月号のリオタデザイン特集号でフューチャーした「路地の家」は小口さんのご自宅でもある。先の建築知識がAmazonの関連カテゴリですべて1位を獲得したのも、実は小口さんの神通力なのではないかと密かに思っている。
私は小口さんの装丁の考え方が好きだ。感覚的に見えて、実はきわめてロジカル。ある意味、きわめて建築的。先日も撮影の合間にどのような思考でその装丁の構成に至ったかという話をたくさんお聞きし、贅沢な時間だった。
小口さんは、担当編集者からもらうタイトル案や、前のめり気味のコメント文に目を通し、そこから適切な言葉だけを抽出して文字構成を行う。それはもう見事と言うほかなく、その言葉使うんだとか、時に編集者の何気ないあおり文句がタイトルそのものよりも大きく構成され、結果大ベストセラーにしたり。そこには、無数の本が平積みされる書店の中で無意識に人を立ち止まらせ、つい手に取ってみたくなってしまう魔法がたくさんかけられていた。
先日「優れた設計には優れた編集がある」というような主旨のことを書いたのだけれど、このデザインと編集を同時に成立させる「直感力のかたまり」が、tobufuneの仕事の真骨頂なのだろうとつくづく思った。
そんな出版界のトップランナーtobufuneさんの、写真家・新澤一平さんによる竣工写真はまた近日アップします。ちなみに下は、私の建築知識7月号で表紙イラストを手がけて下さった北村みなみさんを、表紙イラストに使ったtobufuneさん装丁による本。とてもかわいい笑
19. 07 / 29
住宅と編集
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sekimoto
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> 思うこと
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一般的に建築家やデザイナーと呼ばれる人は、クリエイティブな職種であり、世間では創造的な仕事と思われている。しかしこれは半分正しいが、半分は間違っている。なぜなら我々のような仕事は、実際には半分は創造的であるけれど、半分は同時に編集的でもあるからだ。
詰まるところ優れた設計は「優れた編集」にあると言える。
たとえば最初に頭に浮かんだアイデアは、大概現実離れしていてそのままでは使えない。それを現実的に着地させてゆくには、やはり編集能力が必要だ。
建て主の要望もまた、そのまま箇条書きに盛り込んだだけでは建築にはならない。その中から要点を拾い出し、並び替え、見出し(コンセプト)をつけて提示するからこそ、その輪郭はクリアになる。
仕事がら編集者の方とお話する機会が多々あるが、つくづく私は編集側の人間であると感じる。インタビューを受けるよりも、誰かから話を聞いてそれを編集し、何かしらのわかりやすい着地点を見つけるという作業に最もやりがいを感じてしまう。
編集者にならなかった私は、住宅の設計者になった。つくづく天職だと思う。
詰まるところ優れた設計は「優れた編集」にあると言える。
たとえば最初に頭に浮かんだアイデアは、大概現実離れしていてそのままでは使えない。それを現実的に着地させてゆくには、やはり編集能力が必要だ。
建て主の要望もまた、そのまま箇条書きに盛り込んだだけでは建築にはならない。その中から要点を拾い出し、並び替え、見出し(コンセプト)をつけて提示するからこそ、その輪郭はクリアになる。
仕事がら編集者の方とお話する機会が多々あるが、つくづく私は編集側の人間であると感じる。インタビューを受けるよりも、誰かから話を聞いてそれを編集し、何かしらのわかりやすい着地点を見つけるという作業に最もやりがいを感じてしまう。
編集者にならなかった私は、住宅の設計者になった。つくづく天職だと思う。
19. 07 / 17
日大 全体講評会
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> 大学
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昨日は日大理工2年生の「園児のための遊び場・学び舎」の全体講評会でした。今期はじめての課題でしたが、力作が揃い考え方のバリエーションについても学生のポテンシャルを見せられた気がしました。
最後の懇親会では、他ユニットの学生にも声をかけて、自身の指導教官とは違う視点でアドバイスをもらうという機会も貴重だったと思います。
一方で、、
自分が選出した4人の学生のうち2人が当日休む、そもそも全体講評会の聴講学生が少ないなど、朝から心が折られた日でもありました。
事情はいろいろだと思いますが、それなら他の子を選んであげれば良かったとか、そもそも今どきの学生は講評会自体に出たくないのか?(たまに辞退を申し入れてくる学生もいます)など、ぐるぐる考えて下がるテンションを必死に保ちながらの一日でした。
一方全体講評で選出された上位作品には熱意と”やりきった感”が漲っていて清々しかったです。もちろんうちのクラスの学生もがんばりました。皆さん、お疲れさまでした!
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