縁側の家
home > これまでの仕事 > 縁側の家 [ 2019 ]
築50年を越える既存住宅の改修計画です.
ご依頼の住宅は,老朽化しつつも,法的な問題もあり再建築ができないという問題がありました.構造も現在の耐震基準と照らしても不安の残るもので,断熱など温熱環境にも大きな問題がありました.
一方で,その佇まいは瓦屋根などに古き良き日本家屋の佇まいを残し,亡きお父様の思いも感じられるものでした.計画ではそんな既存住宅の佇まいを継承しつつ,適切な構造補強と断熱改修を行い,大胆なプランニングによって現代の家族の住まいを再構築しました.
内部はほぼ新築並みの改修を行っていますが,一方で改修ならではの制約も相まって,新築ではなかなか行わないようなユニークなゾーニングになっています.古くて新しい,新鮮な空間体験です.
所在地:埼玉県新座市
用途地域:市街化調整区域
構造:木造在来工法 地上2階建て
改修床面積:123.11m²/37.24坪
設計期間:17/10-18/05
工事期間:18/08-19/06
施工:堀尾建設
植栽:湊眞人(耕水)
構造監修:佐々木大輔(GAEA)
撮影:新澤一平
築50年を越える既存住宅の改修計画です.
ご依頼の住宅は,老朽化しつつも,法的な問題もあり再建築ができないという問題がありました.構造も現在の耐震基準と照らしても不安の残るもので,断熱など温熱環境にも大きな問題がありました.
一方で,その佇まいは瓦屋根などに古き良き日本家屋の佇まいを残し,亡きお父様の思いも感じられるものでした.計画ではそんな既存住宅の佇まいを継承しつつ,適切な構造補強と断熱改修を行い,大胆なプランニングによって現代の家族の住まいを再構築しました.
内部はほぼ新築並みの改修を行っていますが,一方で改修ならではの制約も相まって,新築ではなかなか行わないようなユニークなゾーニングになっています.古くて新しい,新鮮な空間体験です.