ルイスポールセンの定番ペンダント照明、パークフース(PAKHUS 写真左)が製造中止へ。シンプルな形状で値段も手頃だったことから、過去にも採用率が高かったのですが、日本では住宅などで根強い人気があるものの、海外は白熱ランプの販売がすでに禁止されていたり、非住宅用途で使われるケースが多かったこともあり、出荷が頭打ちになっていたようです。

一方のAJロイヤル(写真右)もうちではド定番のペンダントですが、こちらは大きくリニューアルされ、灯体がソケット式からLED一体型となり、通常のLED調光器では調光が出来なくなるほか、引掛けシーリングではなく直結型になるとのこと。調光が使えず取り外しも出来ないとなると、住宅での使用には躊躇してしまいます(特殊な調光器とルートロンを組み合わせるなどで調光はできるそうですが)

日本のコンパクトなダイニングに下げられる定番照明が、こうして一つずつ消えてゆくのは寂しい限りです。北欧はタイムレスデザインが売りであったはずなのに…。

いずれも、現行商品は国内在庫限りとのこと。幸い、弊社の設計では進行中の住宅にはスペックしていませんが、ご希望の方は早めに押さえられることをお勧めします。



学生向けの情報サイトである「ルフタ」さんに、「旅の追憶」という連載があります。今月は私が執筆させて頂きました。私のルーツともいえる北欧、そしてアールトの建築についてです。

ご興味ある方は是非お読み下さい!

■ルフタ 「旅の追憶」
建築家がすすめる見に行ってほしい建築 02|関本竜太
https://luchta.jp/serialization/tuioku/02

一週間の予定で事務所に来ていた日大芸術学部からのオープンデスク生も昨日が最終日。折角なので、スタッフを連れて、事務所の近くなのに行けてなかった角川武蔵野ミュージアム(設計:隈研吾)へ。

建築の感想はまた別の機会に譲りますが、たまにはスタッフを連れての建築見学も良いものです。学生さんにはこの一週間設計課題を与えてエスキースを続けてきましたが、独創的なプランはなかなか面白かったです。また遊びに来てくださいね!

20. 09 / 15

法廷遊戯

author
sekimoto

category
> 建築・デザイン
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先日電車に乗っていたらとある小説の広告があり、その表紙を見て「あ、これ小口さんの装丁だ」とすぐに気付き、思わず買ってしまいました。

ブックデザイナーの小口翔平さんは、うちのクライアントさんでもあって、小口さんのグラフィック事務所tobufuneはそのままのタイトルで、サイトの「これまでの仕事」にも載せていますので、ご興味ある方はご覧下さい。ちなみに小口さんのご自宅も我々が設計させて頂きました。

それはさておき、この「法廷遊戯」という小説が売れているようです。著者は五十嵐律人さん。前述の通りジャケ買いしましたので、まだ中身は読んでいません。すみません、これから読みます!

で、この装丁を見てなぜすぐ小口さんのデザインだとわかったかというと、以前こちらのサイトで小口さんが珍しくそのデザインプロセスを解説していたからです。

装丁のあとがき
https://tree-novel.com/works/episode/.html

小口さんは、装丁を依頼者である編集者さんに見せる際も、一切の説明をしないそうです。理由は、書店で本を手に取る読者には説明は出来ないからとのこと。説明が重要な意味を持つ建築とはずいぶん違うんだなと思った記憶があります。

そんな小口さんが解説するデザインプロセスは、とっても面白かったです。この、普通の人が見たらどれも同じに見えるような微差にこだわり続けるのがデザイナーですし、こだわるというより、本人にとっては違和感でしかないものを、どこまで排除できるかという作業そのものなのだと思います。

そうかそういうことがあって、結局これになったんだなと思うと、本屋にずらっと並ぶ本にも別の側面が見えて面白いですね。

手がける本は常に大手書店の売り上げ上位を独占するという神懸かった小口さんですが、そんな装丁を眺めて私もその微差の持つ奥行きに思いを馳せたいと思います。

設計でテレビアンテナの話になると、BSは観ないので地上波だけで良いという方が多い。私もほとんどBSは観ない。けれどこのドラマが観れるだけでもBSアンテナがあって良かったと思う。

お世話になっているエクスナレッジの編集者さんから本が送られてきた。このドラマの原作となった甲斐みのりさんの著書だ。ドラマは観ていたのでタイムリーだった。

エクスナレッジが原作を提供するドラマ。そう書くとシュールだけど、正直内容はこのドラマとは直接関係はない。登場人物は3人くらいしかいないけど、単なる建築案内じゃなくてストーリーもちゃんとある。

田口トモトヲが良い。こういう人畜無害な建築オタク、この業界には多い気がする。そしていつも困り顔の池田エライザ。こう言っては失礼だけど、深夜枠のBSテレ東(制作はテレビ大阪)にしては相当クオリティが高い。そして来週は国際文化会館。

「名建築で昼食を」BSテレ東
https://www.tv-osaka.co.jp/meikenchiku/

☆先週の放送&BSが観れないという方はこちら(TVer)
https://tver.jp/corner/f0057226