22. 02 / 09

よく気づく人

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sekimoto

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> 思うこと
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自分で言うのもなんだが私は結構細かいことに気づく人間だ。私はそんな「よく気づく人」代表として言いたい。よく気づく人は損しかないということを。

よく気づく人は、人のアラにもよく気づいてしまう。ボケに対してツッコまないわけにはいかなくなってしまう。そしてツッコんだあとに思うのは、自分は面倒くさい人だなあということだ。いつの時代も、正しい人は嫌なヤツなのである。

一方の気づかない人には得しかない。

そもそも違和感を持たないのでストレスにもならない。器の大きい人だと尊敬される。するどい事を言わないので、集団の中では癒やし系になって愛される。やさしい人だと思われる。ずるい。

段取りが悪いとまわりからフォローしてもらえる。あの人はそういうこと苦手だからと、それだけで免罪符。そしてそこに手を貸してしまうのは、結局はよく気づく人になるのだ。

だからよく気づく人は人の二倍働いていることになる。人並み以上に働いているのに、神経質で面倒くさい人だと思われるのは残念だ。ずるい。やはり損しかない。

よく気づく人はそんな理不尽さを感じながら、どこかでその埋め合わせを期待している。だから人から感謝されるのが大好きだ。

「○○さんのおかげで」なんて言われると有頂天。やっぱり自分がいないとダメなんだなとか、単純なことで満たされる。ある意味扱いやすいとも言える。

だからまわりのよく気づく人には感謝しようという、そういう話。

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sekimoto

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> 生活
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ここのところ毎日のようにAmazonのダミーアカウントからの「ご利用の確認」や「アカウントが停止されました」という類いのフィッシング詐欺が送られてくる。

ただ、その多くは日本語フォントが崩れていたり、文法がおかしかったり、メールアドレスが正規のものでなかったりして瞬時に見分けがつくので、一定の注意力があればまず引っかかることはない。(逆に詰めが甘いなあといつも思う)

ところが先日来たのはすごかった。

画像左のAは先日来たメール。そして右のBは本物。巧妙すぎてほぼ判別出来ない。その下に付いてくる広告やサービスの紹介といったものも楽天のものとまったく同じ。送付元のメールアドレスも「rakuten.co.jp」アカウントになっている。

左のAは、当日付で身に覚えのないカード利用金額(しかも二度見するくらいの金額)が記載されているものだった。ちょっとびっくりして、明細を調べようとして上のボタンからログインすると、次にカード番号を入力するような画面に飛ばされるという手口。

これもまた楽天のそれとまったく同じで、これは用心深い人でもだまされる人は多いと思う。私もうっかり楽天のアカウントでログインしてしまったので、そのあと慌ててパスワードを変更した。

あとでどこが違うのだろうとよく見比べたら、ニセモノには「不審なメールにご注意ください」の記載がなかった。これはオチとしてはなかなか面白い。皆さんも注意してください!

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sekimoto

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> メディア
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こちらのブログでも告知していましたが、昨年12月18日に東北工業大学主催のオンラインセミナーに登壇させて頂きました。このセミナーのことは建設通信新聞などでも報じて頂いたようで、同大学の石井先生よりこちらの記事も共有頂きました。大変ありがたく思います。

記事の中でも触れられていますが、今回は一般にも開かれたセミナーであったことに加え、推薦入試などで早期に来年春の入学を決めた高校生も多く参加すると聞いていました。そのため内容もこれから建築を学ぶ高校生にも届くように話したつもりでしたが、講演後の感想でも多くの高校生から「楽しかった」「これから建築を学ぶのが楽しみになった」という声が多く寄せられていました。

私の息子も、この春から大学生になります。彼もこの春から新しい学びに触れることになるわけですが、そんな声は息子の声のようにも思えて、本当に嬉しく今回の講演をお受けして良かったと思いました。

今回お声がけ下さいました石井敏先生、そしてご聴講下さいました参加者の皆さまにこの場をお借りして御礼申し上げます。



[建設通信新聞 2022年1月27日付]

22. 02 / 02

TECTURE MAG

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sekimoto

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> メディア
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TECTURE MAGというWEBメディアに、いくつかの住宅を掲載頂きました。

TECTUREは、単に写真などを紹介するだけでなく、各所の仕上げ材料や採用製品などもわかるので、同業の設計者などにも人気があるようです。現在家づくり中の方々も、気になる素材などありましたら参考にして頂けたらと思います。

・玉川上水の家
https://mag.tecture.jp/project/20220124-tamagawa-aqueduct-house/

・蛍沢の家
https://mag.tecture.jp/project/20220202-house-in-hotarusawa/

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住宅業界における2021年の流行語大賞は、間違いなく「ウッドショック」であろう。ウッドショックによって引き起こされた木材全般の高騰と物流の混乱は、我々が関わるあらゆる現場に大きな影響を及ぼし、今なおその影響を引きずっている。

我々を直撃しているのは、上記をトリガーにした工事費の高騰だ。しかしフェーズはもはやウッドショックですらなく、建築資材全般の高騰であり、いわゆるマテリアルショックと呼ばれる現象が業界全体を覆いつつある。

LIXILは4月からサッシュを1割、トイレを3割、ユニットバスに至っては最大4割の値上げを発表した。安価な断熱材の代表格であったグラスウールは8年ぶりに一律2割の値上げ、また最も価格安定性に優れていたせっこうボードも3割の値上げとなった。鉄材(ガルバリウム鋼板を含む)もまた「スチールショック」という言葉も生まれるくらい、過去例のない値上がりに業界は悲鳴を上げている。

建築資材の一部が2割上がるだけでも、業界的には数年に一度の「事件」である。それなのに3割クラスの値上げなんて考えられない。しかも、こんなニュースがほぼ毎月のように入ってくるのだ。一度値上げを発表したものを、数ヶ月後にまた再値上げをするというケースすらある。コロナどころの騒ぎじゃない。岸田内閣には緊急事態宣言を出してもらいたいくらいである。

結果として(かどうかわからないけれど)、昨年末から今年にかけて出てきた見積りは、ちょっと卒倒しそうな金額が続いている。

過去の単価と比べようにも、そのどれもがベースアップしているので話にならない。各業者も労務費は据え置きにしても資材が高騰しているので、減額交渉をすれば彼らの労務費が削られかねない。一方的に値上げを通達するメーカーが本当に恨めしく思える。

しかしそうはいっても、建て主さんも我々も、それを実際に建てるためにこれまで進めてきた計画である。どうにか頭を捻って工務店さんにも協力を求めてゆくほかない。建て主さんにも、出資出来る上限を見極めて頂く作業にもなるだろう。しかし毎月のように資材が2割上がっても、我々の収入は急には上がらない。そんなねじれ現象が今まさに起こっている。

日本は長らくデフレスパイラルの只中にあった。「安いが正義」とばかりに、あらゆるものが値引きされることはあっても、値上げされることは希であった。工務店との値交渉も我々が優位にあったし、元請けの工務店と下請けの職人との関係もまたそうであった。

これが完全に逆転した。今一番強い立場にあるのは職人ですらなく、その水上の資材を供給するメーカーだ。我々はそのねじれの累積を一方的に押しつけられる弱い立場になった。そして、その先にいるのは言うまでもなく建て主さんである。

建て主受難の時代だと思う。けれど、少しばかり待っていたって物価なんて下がることはない。時代の流れはハイパーインフレに入った。私は資材の次は人だと思う。職人不足で労務費も高騰してゆくに違いない。そうしたら、、もはやもう一般の人は、家なんて建てられなくなる日が来るんじゃないかとすら思う。

雨の中でも傘を差して進むのが正解だと思う。
次の台風がやってくる前に…。