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> 仕事


スタッフが1名増えて,それまでオーバーフローしていた作業もうまく分配できるようになった.みんな責任感と意識が高いようで,それぞれの担当物件に一心に向き合ってくれている.

チーフの三浦には,それまで私が描いてきた実施平面図や矩計を今回は任せてみたら,意外とイイ感じに進めてくれている.困った.やろうとしていた自分の仕事もスタッフに取られてしまい,所長は事務所内でひとり失業状態.

なにか手伝おうか?
「いえ,大丈夫です」

仕方なく建築概要書を作成する仕事を分けて頂いた.頭を使わなくていいのでいつもは新人スタッフがやる仕事だけど,なんでもやります.自分がんばります.

12. 06 / 06

立入り検査

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> 仕事



先週通知があり,今日は県の建築安全センターというところが事務所の立入り検査にやってきた.

埼玉県では3~4年ほど前から,県内の全建築士事務所を対象として,立入り検査を実施している.何を検査するかというと,建築士法等で義務づけられている書類をちゃんと備え付けているかどうかということらしい.

しかし余計なお世話だ.正直あってもなくてもいいような書類ばかり.だから何なのと言いたくなる.

たとえば「帳簿」や「業務実績の閲覧書類」.帳簿といっても経理上保管している帳簿のことではない.いつ誰とどんな設計契約を結んだかがわかるリストのこと.それを一体何の目的で,法的に作成を義務づけられなくてはいけないのか未だに理解できない.

また閲覧書類に至っては,こんなお上が決めたような堅い書式の書類を,我々建築家に仕事を依頼するようなクライアントが閲覧を望むことなど考えられない.眺めたところで,その人がいったいどんな作品を作り,どんな仕事をしてくれるかなんて何一つわからないのだ.

繰り返すようだけれど,余計なお世話だ.こういう実情をわきまえないお役所仕事というのは,僕は昔から大嫌いである.

ただ救いだったのは,やってきた係員もルーチンで「しょうがなく」やってきた感が見え見えだったこと.一通りパスした後で,雑談しながら「まぁ,余計なお世話ですよね」とこぼして帰って行った.そう,だから言っている.本当に余計なお世話なのだ.

12. 06 / 04

つもり

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> 思うこと


いつも頼んでいる酒屋から,上棟式のお酒が届きました.しかし見ると,いつもは社名を書いて張ってくれている”のし”がない.今回はちょっとイレギュラーな注文で「いつも通り”のし”付きのお酒」と,「何も書いていない”のし”をもう一枚」ということだったのですが,届いたのは「何も付いていないお酒」と,「何も書いていない”のし”が二枚」.

届けてくれた酒屋さん曰く,うちの担当者からは確かにそう言われたと.ノンノン.話はここから始まります.うちの担当は確かに私に言われたとおり伝えた「つもり」だったに違いありません.けれども先方は勘違いして受け止めている.これは誰が悪いか.もちろん勘違いした方にも責任はありますが,伝え方が悪かったのだと思います.

お酒ごときで目くじらを立てているのではありません.これは現場でも十分に起こりうることなのです.担当者は伝えた「つもり」.しかし現場は勘違いしている.こうなると話は平行線です.「言った」「言わない」.人間は間違える生き物だと口を酸っぱくしてスタッフに説いているのはこういうことなのです.きっとこういう勘違いをするだろう,というところをどこまで先読みして,どこまで言葉をかみ砕いて説明するか.これが仕事におけるコミュニケーション能力であると思うからです.

いや待てよ.ここまで書いてよぎった考えは,私もスタッフにそう伝えた「つもり」で,スタッフもこの時点で既に勘違いしていたとしたら・・・オソロシイ.いやはや,これは自分も肝に命じないといけないことですね.

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> 大学



昨日は大学2年生前期の住宅課題の全体講評会がありました.
日大は学生数が多い(1学年約300名)ため,奇数と偶数で曜日を分け,それをさらに7ユニットに分けて設計指導を行なってゆきます.全体講評会では各ユニット2~3名ずつ代表者を選出し,約20名前後の学生が発表し,主に他クラスの先生方からの講評をもらいます.



発表では緊張のためうまく説明にならない学生から,開き直って堂に入る学生までさまざま.それに対して先生方からは情け容赦ない批評が浴びせられる,ということはほとんどなく,もちろんプロの目から見たら言いたいことはいろいろありつつも,学生なりに一生懸命考えたことについて,先生方も一生懸命理解しようという空気感があるような気がします.実際他の先生方からのコメントには愛情が感じられて,皆さん優しいなあと思う場面や,スルドイなあとうならせられる場面も多々あり,私も一講師としてとても勉強になります.

個人的には,敷地に覆い被さるように生える桜を逃げながら建てたこの案とか.

全体構成が明快で,ダイナミックな構造を持つこの案とか.

公園側と積極的につながるために,1階をすべてピロティにしたこの案とか.

吹抜けを中心に,らせん状に空間が発展してゆくこの案とか.

などが見ていた中でも発想が斬新で,また学生らしい爽やかさもあり好感を持ちました.
あくまで2年生の演習課題.先日の「コンセプト教育」の話もありましたが,現時点では住みやすいとかそうでないとか,それはひとまず置いておいて,瑞々しい感性をそのまま伸ばしてあげたいと強く感じます.


さてそのあとは別室に移り,優秀作品集に掲載するための作品を選出します.全体案の中から講師陣が投票するのですが,この票に学生たちの命運がかかります.う~ん,重い・・・.

そこからは学生の前で公開審査がはじまります.票が1票でも入った案をすべて並べて学生の前で再投票を行い,最終的にようやく2作品が選出されました.ちなみに選ばれたのは前出の4作品のうち,前半の2作品です.この作品は優秀作品集に掲載されると共に,9月に開催されるゲストクリティークを招いてのスーパージュリーへも出場することになります.

まずは2年生前期最初の”お祭り”が終わって,来週からは第二課題がはじまります.この一部始終を見ながら,選出されずに悔しい思いをしていた学生も多いはず.後半戦に是非リベンジを誓ってもらいたいと思います.

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> イベント




本日のSPHオープンハウスにお越しくださいました皆様,誠にありがとうございました.天気にも恵まれ,開放的なリビングとウッドデッキとのつながり,そして大きなテーブルを造り付けたダイニングが人気スポットになっていました.

今回はクライアントの方を中心に,学生さんや他の事務所のスタッフさんなども多く見えて,なんだか途中から講義のようになってしまいましたが笑,楽しんで帰って頂けていたら嬉しいです.

上の写真は,オープンハウスの最後に恒例?のクライアントとの打ち上げの席でプレゼントして頂いた,[SPHケーキ・リオタデザインバージョン].

SPHというのは実は「食パンハウス」の略なのですが(この話は長くなるので割愛),このケーキ,スポンジの部分が食パンでできていて,頂部に我がリオタデザインのロゴマークをあしらってあるという素晴らしく凝った趣向のケーキ.この日のために作って下さったということで,思わず感激してしまいました.

クライアントお手製の特製パエリアをみんなでつつきながらの,楽しい打ち上げのひとときとなりました.Hさん,本当にありがとうございました.これからも末永いお付き合いをお願いします!