17. 04 / 09
ミュシャ展
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sekimoto
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> 生活
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国立新美術館のミュシャ展に行ってきました。
高さ6mものスラブ叙事詩をテーマとした作品群をどのように描いたのかにも興味がありますが、その絵の背景にあるメッセージにも強く引き込まれました。風景画とも宗教画とも異なるそれらは、一種の”暗号”のようでもあり、スラブ民族が歩んできた歴史とその意味性とが幾重にも重ね合わせてあります。
国家の未来はその歴史を正しく理解し認識することからはじまるというミュシャ。我々は我が国の歴史を正しく認識しているでしょうか。厚い歴史書を紐解くのは骨の折れる作業ですが、その膨大な情報を一切の文字を使わず、キャンバスに表現したミュシャの作品は、まさしくチェコの宝と言うべきものかもしれません。またそれを可能にするのが芸術の力なのですね。
展覧会は6月までですが、行かれた際はどうかイアホン解説を借りられることをお勧めします。絵に描かれたモチーフの何気ない仕草や表情、構図に至るまですべてに意味があり、予備知識もなく眺めてもさっぱりわからないかもしれません。単に眺めて「きれいだな」とかいう絵ではないんですね。でもそこに封印された謎の一端に触れると、キャンバスの向こう側に連れて行ってもらえるかもしれません。
しかし大変な混雑でした。チケットはコンビニなどで事前購入し、アサイチでの来場をお勧めします。先に行った奥さんの助言でそうしたので、スムーズに入れました。また後日、同美術館で開催中の草間彌生展にも足を運びたいと思います。
週末は心の充電です。

17. 03 / 31
MBT-12
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sekimoto
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> 仕事
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独立以来、定番の引手だったスガツネのMBT-12がとうとう廃番になってしまった。今月追い込みだった現場で言われてはじめて知り、ショックを受けた。
引手というのは設計者にとって”署名”のようなもので、何を選ぶかというのはとても大きな問題。おそらく多くの設計者は一度気にいって選んだ引手は、余程のことがない限り変えずに使い続けるのだろうと思う。
似たようなもので選べばと現場は言うけれど、微差にこだわる我々には似たようなものなど存在しない。その案件は今さら変更できず、ネットショップの在庫をあたりまくって、なんとか所定の7コを確保した。
そして昨日Amazonに1つあったのを発見して再び購入。こちらは過去案件で交換が必要になったときのための永久保存版となる予定。

17. 03 / 28
住まいの設計|暁の家
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sekimoto
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> メディア
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住まいの設計(扶桑社)の最新号5・6月号に『暁の家』を掲載して頂きました。
>> 住まいの設計(扶桑社)5・6月号
本号の第二特集は”ペットと共に暮らす住まい”。愛犬と暮らす家と愛猫と暮らす家がそれぞれ紹介されており、暁の家は愛らしい2匹の猫と暮らす家ということで紹介頂きました。
猫のために設計で設えたいくつかの仕掛けは、その後もとてもうまく機能しているのですが、気まぐれな猫とのこと、カメラマンさんがレンズを向けるとどうしてもヘソを曲げてしまいます。
誌面ではサービスショット満点に見える猫たちですが、撮影時の奮闘(格闘?)ぶりを想像しながらご覧下さい。お住まいもとても美しく暮らして下さっています。


17. 03 / 25
光井戸の家|内覧会
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sekimoto
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> OPENHOUSE
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本日「光井戸の家」の内覧会を行いました。
え、誘われてないよ?という方はゴメンナサイ。今回はごく限られた関係者のみの公開とさせて頂きました。その数わずか8名。この小空間を味わって頂くには丁度良い公開範囲だったかもしれません。オープンじゃないので”オープンハウス”ではなく、内覧会とさせて頂きました。
最近ではオープンな告知にすると100名近い方がいらして下さることもあり、我々としては嬉しい反面、内覧者にとっては落ち着いて見れない一因になることがあります。また我々もコントロールしきれず、対応が手薄になったり、近隣にご迷惑をおかけしてしまうことも。
今後も建物の規模に応じて、適切に内覧会を行いたいと思います。
今回はごく近しい人をお呼びしたので、開始時間の13時頃にいらして、終了時間の16時近くまでほとんど誰も帰らないという笑、のんびりとした会になりました。内部の写真や外観は、また後日撮影してアップしたいと思います。
クライアントのご協力とご厚意に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!

