24. 12 / 09

別府にて

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sekimoto

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> 旅行
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すでに先月末のことになりますが、JIA(日本建築家協会)の全国大会のため、二泊三日で大分の別府に行ってきました。別府滞在中のあれこれについては、ついぞここにまとめて書く余裕もないまま時が過ぎてしまいました、、。(一部はFacebookに投稿を上げました)

JIAの全国大会は、毎年様々な場所で開催されていて、昨年は常滑、その前は沖縄での開催でした。ちなみに来年は千葉!

建築家大会なんて何をするんだろうと思われると思いますが、開催時期に合わせて多くのセミナーやシンポジウムが現地で開催され、大きな会場で懇親会が行われたり、支部ごとに夜遅くまではしご酒したり?それはそれは盛り上がる年に一度の建築家のお祭りみたいなものなのです。

実は今回の別府建築家大会は、ちょうど開催が結婚記念日とまるかぶりしていて、参加をどうしようかと迷っていました。

記念日だからといって何か特別なことがあるわけではないのですが、それを知っていて出かけるというのもなんとなく後ろめたくもあり、「一緒に行く?」と誘うと「別府=温泉」の構図がよほど魅力的だったのか、人見知りで知らない人がいる場所に滅多についてこない妻が珍しく行く!との返事。

そんなプライベートの旅行も兼ねさせて頂いたため、大会中も一部は別行動をさせて頂き、おかげさまで我々にとっても特別な旅行となりました。(大会のメイン行事はちゃんと参加しましたよ!)

建築とは一切関係のない仕事の妻ですが、建築巡りに文句も言わず、食べものが美味しいといっては喜び、買い物をしては上機嫌で、悩みひとつ抱えない性格は私とは真逆でいつも羨ましいなあと感じます。情報通で、私が知らないことを実によく知っています。我が家のトレンドセッターは、私ではなく実は妻なのです。

息子も大学生となり、最近はまた二人での時間が増えてきました。親業もそろそろおしまい。これからはまた新しい時間が刻まれるのでしょうね。

24. 11 / 17

廃材の木箱

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sekimoto

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> 子ども
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幼稚園から続ける美術教室。最近は大学が忙しくて教室自体には行けてないようだけど、毎年秋の美術展には必ず出す。3歳から18年連続出展は彼だけだと思う。21歳にしてすでに芸歴18年の子役みたい。続けるってすごいことだとあらためて思う。

彼は毎年シュールな作品を作る。いやシュールというのとは違うか。形式に納まらない彼の作品はいつも個性的だ。今年は大学で拾った廃材と銅板を組み合わせて木箱を作った。「Reflection」と名付けられた作品は、誰が見ても「???」

彼に説明を求めると抽象的な彼の思考があふれ出した。咀嚼するとこうだ。

「誰かに何かの目的のために使われてきた廃材を拾い集めて再構成した木箱は、自分と他人との関係を相対的にむすびつけた媒体になる。そこにさらに鈍い反射率をもつ銅板をはめこむことで、その関係を象徴的に写し出す鏡にできないかと考えた」

たぶんそんなことを言っていたと思う。違ったらごめん。

会場でそれを理解した人は一人もいなかったかもしれないけれど、それでいい。とてもいい。美術は彼が自由に生きるための道しるべなのだ。とてもありがたい。


24. 10 / 06

砂底

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sekimoto

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> 思うこと
> 生活


金曜日に急に熱が出てダウンしてしまった。大事な打ち合わせがあったのに迷惑をかけてしまった。風邪を引いたといえばそれまでなのだけれど、それだけじゃなかった気がする。

ここのところずっと心と体が重かった。夜もよく眠れず、昼間は眠かった。それでも次から次に対応しなくてはいけないことが起こり、ずっとアクセルとブレーキを同時に踏んでいるような日々だった。きっとブレーカーが落ちたのだと思う。

二日間体を沈めたらだいぶ気持ちが楽になった。砂底をわずかに蹴った。ここから浮上がはじまる。

24. 09 / 10

muni第一号

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sekimoto

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> muni
> 仕事



muniリリース後、記念すべき第一号のお客様がご来社。お待たせしていたスツールをわざわざ引き取りに来て下さいました。

座面は、ナラ・スギ・布を一脚ずつ!布には山形の米沢織による素敵な生地をご提供下さいました。製作風景も見たいというので、目の前で生地張りも披露させて頂きました(緊張しました、、)

本当に楽しそうにご見学下さり、仕上がったスツールにも大喜び!このプロジェクトはじめて良かったと思いました。

Sさん、お買い上げありがとうございました!

◼️muniインスタグラムはこちらより
https://www.instagram.com/munistool



24. 09 / 07

隠れた名店

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sekimoto

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> 生活
> 社会



少し先にある人気のあるパスタ屋を目指していたのに、なぜか引き寄せられて入ってしまった。

昭和から時間が止まったような店内。老いた店主がとても気の利いた接客をしてくれた。静かな音楽の流れる空間に、我々以外に常連さんがひと組だけ。

料理はどれもとても美味しく、素晴らしい時間を過ごさせてもらった。とびきりの名店を見つけてしまったかもしれない。