
徒長したパキラをどうしたらと悩んでいた。放っておくと、どんどんヒョロヒョロと上に伸びてゆく。
いっそチョキンとしたい!この幹の中ほどから。でもそのあと芽が出て来なかったらどうしよう?この繰り返し。
え~い、どうにでもなれ!とばっさり切り落とした幹から、新芽がいっぱい出てきた。やっぱり植物はたくましい。強めに叱った子供やスタッフが立ち直ってくれた時の気持ちにも似ています。
とあるお店の入口に並んでいると、年配の女性が店員さんに、駐車場で車が障害物との間にはまってしまい出せなくなってしまったと困った顔で訴えていた。
その店員さんは入場制限をしている来客の対応で手一杯。奥にいた若い男性店員に代理で対応するよう指示をするも、その店員も不安そうな表情。
女性に代わってハンドルを握ればなんとかなるかもしれない。でも親切心から手を出せば、結果として他人の車に傷をつけてしまうかもしれない。次々に店員が出てくるものの、皆何もできずに現場はパニックになっていた。
私はそれを横目で見ながらも、やはり自分は関係ないと傍観を決め込んでいたら、後ろから息子に「ほら、お父さんの出番なんじゃないの?」と背中を押された。
デジャヴだった。昔息子が小さかった頃、何かのアトラクションで舞台上から「これ一緒にやってくれる人いませんか?」と呼びかけていた。横で俯いている息子に、「ほらこういう時は手を上げないと!」と半ば強引に息子に手を挙げさせて、後で恨まれたことがあった。それが今は私が俯いている。
店員さんに声をかけ、「私がやりましょうか?」と申し出ると現場に安堵の空気が流れた。運転席に座り、何度か細かく切り返すと、なんとか無事に車を脱出させることができた。
奥からは店長も出てきて何度も頭を下げられ、手土産まで頂いてしまった。でもごめんなさい、私はそういう人間じゃないんです。
息子からの言葉は「ありがとう!」だった。とても恥ずかしかった。
その店員さんは入場制限をしている来客の対応で手一杯。奥にいた若い男性店員に代理で対応するよう指示をするも、その店員も不安そうな表情。
女性に代わってハンドルを握ればなんとかなるかもしれない。でも親切心から手を出せば、結果として他人の車に傷をつけてしまうかもしれない。次々に店員が出てくるものの、皆何もできずに現場はパニックになっていた。
私はそれを横目で見ながらも、やはり自分は関係ないと傍観を決め込んでいたら、後ろから息子に「ほら、お父さんの出番なんじゃないの?」と背中を押された。
デジャヴだった。昔息子が小さかった頃、何かのアトラクションで舞台上から「これ一緒にやってくれる人いませんか?」と呼びかけていた。横で俯いている息子に、「ほらこういう時は手を上げないと!」と半ば強引に息子に手を挙げさせて、後で恨まれたことがあった。それが今は私が俯いている。
店員さんに声をかけ、「私がやりましょうか?」と申し出ると現場に安堵の空気が流れた。運転席に座り、何度か細かく切り返すと、なんとか無事に車を脱出させることができた。
奥からは店長も出てきて何度も頭を下げられ、手土産まで頂いてしまった。でもごめんなさい、私はそういう人間じゃないんです。
息子からの言葉は「ありがとう!」だった。とても恥ずかしかった。

以前ブログで書いたツッコミどころ満載の食堂の話。
その後現場に通う度に前を通るのだけれど、いつ通ってもお店のシャッターが閉まっている。前を通るのは午前中のことが多いので、開店時間が遅いのかな?あるいは、もしかしてもうやってない…?などと不穏なことも考えたりしていたのだけれど、やっぱり通るたびに思う。
ここのカレーうどんを一度食べてみたい!
そうしたら、今日現場帰りに前を通るとなんと暖簾がかかってるではないですか。もしかして開いてる!?と思った次の瞬間にはお店に入っていました。感動!中に人がいた。

中は想像した以上に小さかったのだけれど、感じの良い店主が一人で切り盛りしている様子。注文は、もちろんカレーうどんでしょ!
これがまた。
味、具材、うどん、すべてにおいて期待通りでとってもおいしかったです!
この期待通りって嬉しいですよね。うちのは一工夫してコリアンダー使ってますとか、麺は細めにしてみましたとか余計なこと一切なし。そうそう、それで良いんです。カレーうどんが食べたい!と思ったときに食べたい味がこれ。まさにそういう一品でした。
最後に店主に「開店時間はいつなんですか?」と訊くと、「基本この時間は仕込みをしているので、仕込みの合間に気まぐれ的に開ける」とのこと。そうか夜がメインなのか。この昼のカレーうどんを食べたい人は、赤のれんを見たら迷わず入るべし!もはや幻のお店です。
ちなみに夜もカレーうどんは食べられるそうです笑
