11. 12 / 30

名医

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sekimoto

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この年末の出来事.子供が足をひねって捻挫してしまい,年末なので病院もどこも休みで困っていたら,駅近くのこんなところに?という所に整骨院を見つけ,飛び込みで診て頂くことができました.

レントゲン設備もない小さな診療所で少し不安に思っていると,おもむろに子供をベットに寝かせ,おへそのあたりになにやらお守りのようなものを一つ置くと,僕は時計や指輪などをすべて外すよう指示されました.ん,何?少し怪しい.

次に僕に指で「O(オー)」の字を作らせると,先生がその指を引っ張り,僕は指が開かないように力をいれます.指は開きません.先生曰く,これは健康の証なのだそうです.

次に子供の患部に片手を触れるよう指示されました.そして反対側の手で作ったオーリングを先生が引っ張ると,今度は全身の力が抜けたようにあっけなく指は離れてしまいました.思わずびっくり!

これをオーリングテストというのだそうです.悪い気(微弱な電気信号)を体が敏感に感じ取り,脳が反応しているのだとか.霊感も気功の心得もない自分にそんな察知能力があったことにまず驚きました.

先生とその助手はこのオーリングを応用しながら,子供の足を綿密に調べてゆきます.捻挫だけではなく骨もずれていること,そしてそれは足首だけではなく,膝の骨まで影響を受けていることなども指摘されました.それはおそらくレントゲンにも写らなくて,そのまま放置しておくと将来の発育にまで影響を及ぼしてしまうのだそうです.

先生はその患部である足には一切触れることなく,首筋のあたりを何度か引っ張ると,拍子抜けするくらいあっけなくその治療を終えました.少しいぶかしく思っていた僕には再度オーリングを作らせ,もう一度患部を触らせ先生が引っ張ると,今度はその指はぴったりとくっついたまま離れないのでした.

子供はといえば,診察後すぐに痛みが引いたわけではないようでしたが,夜には結構普通に歩けるようになっていました.ただその効果のほどは別としても,実際に自分の指が開いたり開かなくなったりしたのは事実で,また足の捻挫を首を引っ張っただけで治療したお医者さんというのも初めて見たので,あっけにとられて思わず”名医”と拝みたくなってしまいました.

もしかしたら,レントゲンもなかった昔の方が,案外正確で本質的な治療ができていたのかもしれません.人間の”気”おそるべし!この年末の奇妙な体験でした.

11. 12 / 23

HELSINKI 2000

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sekimoto

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朝コーヒーを飲みながら,そういえばこのマグカップは10年以上も前にヘルシンキで買ったものだったなとふと思い出した.一応アラビア(現イッタラ)製.当時は単なるおみやげ品の一つでしかなかったのに,その後留学した時にも持って行ったし,こんなにも長い間使い続けることになるとは思ってもみなかった.

カップには[HELSINKI 2000]のロゴがある.これは2000年にヘルシンキで開催された都市イベントで,当時僕らは日本から招聘された現代彫刻家たちのアシスタントとして,ボランティアで現地での屋外彫刻制作をお手伝いしていた.

旅費から滞在費から全部自分持ちという信じられない条件だったにもかかわらず,自分たち以外にも6~7人くらいの学生や建築家などが,当時アシスタントとして日本から参加していた.期間は2週間くらいだっただろうか.

そういう僕らも”おもしろそう”というだけで日本から参加した.当時は何も知らなかったのだけれど,参加していた作家は戸谷成雄,土屋公雄,國安孝昌といった現代日本を代表する作家たちばかりで,あの人たちが実はそんなにすごい人たちだったと知ったのは,もうちょっと後になってからだった.

あの時出会った人たちは元気かな?
カップを眺めながら,いろんなことを思い出した.なつかしいな.

[caption id="attachment_3064" align="alignnone" width="560" caption="國安孝昌"][/caption]

[caption id="attachment_3066" align="alignnone" width="560" caption="土屋公雄"][/caption]

[caption id="attachment_3065" align="alignnone" width="560" caption="牧岡一生"][/caption]

11. 09 / 14

イメージ

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sekimoto

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> 思うこと
> 生活


はじめてお会いした方には,思っていた通りだったと言われる.
けれども長く付き合った人からは,第一印象と違うと言われる.「意外」だと.

たとえばこのブログではいつもありのままのことを書いてはいるけれど,本当に考えていることや,普段事務所で話しているようなことまですべて書いているわけではない(といっても,そんなヨコシマなことではないですが).

よく「意外」と言われるのは,たとえばどっぷり文化系に見えて学生時代はバリバリの体育会系だったとか(今でも基本的なメンタリティは体育会系だと思う),シリアスに仕事しているときとリラックスしてくだらない冗談を言っている時の差がはげしいとか(初対面ではまず冗談とか言わなそうに思われる),几帳面に見えて意外と机の上はぐちゃぐちゃとか….

そんな姿をスタッフなどにはいつも見られているので,正論を語りながらも我ながら説得力ないなあと思うこともたびたび.ただいかんせんイメージもあるので,クライアントの前ではせいぜいボロを出さないようにしなくてはと思っているのですが….

11. 08 / 17

明日から

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sekimoto

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> 生活
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やっと夏休みが終わった.「やっと」というのがふさわしい.
そんな長くて暑い夏休みだった.

この休み,子どもと川遊び,テーマパーク,サッカーにプール….もうへとへと.
小学生を子に持つ親は大変だ.もうちょっと大きくなったら,友達同士で行くようになるんだろう.そのときはそのときで寂しくなるのかもしれないけれど.

僕はというと,仕事がオフになると本当に頭もオフになってしまうようだ.中途半端なテンションでどうにも落ち着かない.明日から仕事と考えると少し嬉しい.バリバリいきたい.そんなこと,スタッフ時代は考えたことなかったなと思う.

11. 08 / 02

クランクイン!

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sekimoto

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[caption id="attachment_1401" align="alignnone" width="558" caption="クランクインの様子・敷島神社(すまいるエフエムサイトより)"][/caption]地元・志木市で映画『武蔵野S町物語』の撮影がはじまりました.
原作は志木市出身の作家・永倉萬治氏の著書『少年時代』を元に,昭和30年代の志木を舞台に描いた物語だそうです.映画は手始めに先月開かれた志木市の夏祭り(敷島神社祭典)の様子から撮影が始まりました.

確かに志木市は新旧入り交じった街で,駅前の賑わいとは別に,敷島神社や下町のあたりには,時代から取り残されたような懐かしい風景が今なお残されている不思議な街ではあります.

とまあ,このように書いてもほとんどの人は興味を持たないでしょうね.

実際僕も映画の話を聞いても,そんなローカルな映画誰が見るんかいなと思っていましたし,きっとキャストは無名の俳優さんで,自主制作かなにかで公民館とかで上映するのかなくらいに思っていたのですが,主演に大杉漣と宮崎美子と聞き,えっと思いました(失礼な想像をしてごめんなさい!).

今朝の朝刊にはクランクインのニュースと共に,宮崎さんのコメントも載っていました.
「志木の空気にゆったり乗っかればいいと思う」

宮崎さんの口から「志木」という言葉がこぼれたこと自体が事件です.
映画は来春公開予定だそうです.楽しみ!

『武蔵野S町物語』公式サイト