14. 10 / 29

DIVE撮影

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sekimoto

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> 仕事
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昨日は8月に竣工したDIVE(柏市)の竣工写真撮影がありました.撮影は今回初めて依頼する繁田諭さん.(あ,ここに載せている写真は違いますよ.私のカメラです)

撮影にあたっては,今回はなるべく夕景は封印しようと考えていました.夕景を撮ると,ほとんどの建築は格好良く映えるものです.今回のDIVEは日中の光で勝負だ!と息巻いていたわけですが,夕暮れのDIVEを見たらもう・・正直感動しました.ちょっと世界が違いましたね.

というわけで,ここには悔しくも夕景を載っけてしまいますが,繁田さんの写真では日中の光でバッチリ勝負して頂いております.どうかお楽しみに!

そして終了後はクライアントと打ち上げ!
実はクライアントとはオープンハウス後に打ち上げができなかったので,撮影のタイミングでやりましょう!と約束していたのでした.少し生活の落ち着いた室内と,奥様の手料理,そしておいしいお酒・・.

設計のプロセスを振り返りながら,今だから話せるあんなことやこんなこと.楽しく夜は更けてゆきました.Cさん,お気遣いを下さり,また楽しい席を設けて下さりありがとうございました.


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sekimoto

category
> イベント
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☆11/6更新:【満員御礼】申し込みは締め切られました.
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友人建築家・奥山裕生さんが主宰されている「設計事務所カフェ」なるイベントに声をかけて頂きました.11月のイベントのゲストは私です.

■設計事務所カフェとは? (以下奥山さんの資料より)
設計事務所に就職をしたいけれど,設計事務所って実際はどんなところなのだろう?今,自分は何をすべきなのだろう?そんな疑問にお答えしつつ,お互いの交流と応援を目的とした集まりが「設計事務所カフェ」です.日曜日の午後,コーヒーでも飲みながら,設計事務所の理想と現実を聞きにいらっしゃいませんか?

そして以下はその告知となります.


【第9回建築学生のための「設計事務所カフェ」】
ゲスト:関本竜太

■日時:2014年11月30日(日)
開場 13時05分
開始 13時20分
終了 16時20分
■場所:板橋区向原ホール1階洋室
板橋区向原1丁目18 番17 号
(有楽町線・副都心線「小竹向原」駅3番出口徒歩7分)
■参加費:1000円(飲み物・スイーツ・会場代込み)
■対象:建築学生または卒業生
設計事務所勤務のスタッフの方も歓迎します。
※建築家の方は、後方の傍聴席を用意しております。是非、ご参加くださいませ。
■内容:ゲスト建築家にインタビューする形で進行します。
☆ 建築学生時代の過ごし方
☆ 設計事務所の就職活動方法
☆ 設計事務所勤務時代に学ぶべきこと
☆ 設計事務所開業に必要なこと
☆ 施主との付き合い方
☆ 工務店との付き合い方
☆ 今後の設計事務所の目標
■申し込み
以下のFacebookページより.FBアカウントを持っていない方は,以下の奥山さんの事務所まで直接メールして下さいとのことです.(イベント後には,希望者は忘年会もあるそうです)

・第9回設計事務所カフェのFBページ
https://www.facebook.com/events/456084807863030
・設計事務所カフェ 交流忘年会のFBページ
https://www.facebook.com/events/921957377833820
・奥山裕生設計事務所
yusei2000@nifty.com

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sekimoto

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> 思うこと
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好きなアーティストの新譜を買って,がっかりすることがある.曲調がガラリと変わっている.人はそれを「発展」であるとか「革新的」であるとか,体の良い言葉を与えるけれど,本当はわかっている.最初のやつが一番良かったと.

創造を生業とする仕事は難しい.創造する側は常に自分の殻を脱ぎ捨て,新しい自分を発見したいと思う.それは時に勇気と称されることもあるけれど,実際には違う.退屈こそが最大の脅威.マンネリを避け,新しくなくてはいけないという強迫観念が我々を襲う.新しさこそが創造であると.

ところが社会の受け止め方は違うのだ.定まった価値をいかに持続させるか.それこそがロングセラーの秘訣である.子供の頃あって,今なお普通にあるもの.偉大なるマンネリズム.いや,それを私は普遍性と呼びたい.

プランニングをしていてふと気づく.またこのパターンかと.世に建築のスタイルは無数あれど,なぜ自分はこの枠の中に収斂してゆくのか,自分でも説明が付かない.気づけばこれなのだ.そして少し嫌になる.これは自分が小さな枠の中に囚われ,もっと大きな価値が見いだせていないのではないか.退屈こそが最大の脅威.新しくなくてはいけないという強迫観念が私を襲う.

ところが社会の受け止め方は違うのだ.定まった価値をいかに持続させるか.それこそがクライアントを満足させることのできる唯一の方法なのである.だって,クライアントは”リオタデザインのカタログ”を見て決めたのだから.開けたら違う商品が入っていたのでは,クレームになってしまうのである.

それを私は普遍性と呼びたい.
サザンがサザンであるように.ユーミンがユーミンであるように.



14. 10 / 20

オブジェ

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sekimoto

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> 子ども
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研究者であるクライアントより「幸せ」についての調査協力を頼まれた。1日のうちで、幸せを感じた瞬間を5枚写真に撮って欲しいというもの。

そもそも、1日という限定された時間で「幸せ」を感じる瞬間なんて5回もあるだろうか。そんな疑問を感じつつ引き受けたのだけれど、面白いもので、意識していると意外と頻繁にその瞬間はやってくる。もちろんささやかなものだけれど。

これはその一枚。
昨日息子は幼稚園から通っている美術教室の行事で、横浜美術大学の学園祭に行ってきた。行く前は面倒くさそうな感じだったのに、帰ってきての第一声は「ちょー楽しかった!」

これはその学園祭で、彼のお小遣いで買ってきた品々。彼がそのどこに惹かれて買ったのか、想像しているだけでちょっと楽しい。で何より、スポーツも勉強も落ちこぼれの彼が唯一続けている美術の、美術だけを教える美術大学の学園祭に行って「ちょー楽しかった」と言ってくれたのがなんだか嬉しかった。

子供には好きなことだけをやっていてもらいたいなあ。彼が選んだこのキッチュなオブジェを眺めながらパチリ。

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sekimoto

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> OPENHOUSE
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昨日,「トンガリの家」オープンハウスは無事終了しました.
秋晴れ,駅近,都内ということもあってか,いつもより多くの方に来て頂くことができました.いつもの常連さん,久しぶりに顔を合わせる方,初めましてな方,皆様足を運んで下さり,本当にありがとうございました!



今回の住宅は,三角形の変形地に建つ三角プランの家.その複雑な屋根形状とは裏腹に,内部構成は明快で見所のわかりやすい家だったかもしれません.

その大胆な屋根架構など,空間としての面白さもあったと思いますが,いらして下さった皆さんの様子を見ていると,空間全体のことに加えて,前日のブログに書いたビーンズコスモスや,ロフトの展望窓,エントランス脇にちょっと設けた光のニッチなど,ちょっとした遊びのスペースに,皆さん歓声を上げて面白がって下さいました.

この家の設計のために考えたことはもちろん山ほどあったのですが,今回は説明不要でしたね.




ただ今回のような困難山積みの家?というのは,そう毎回できるわけではありません.正直しんどいです・・

それを乗り越えるためには,構造家などの協力も不可欠ですが,心強く伴走して下さるクライアントのスタンスというのが,とても重要だということをあらためて感じます.私はそれを共犯関係と言っていますが,”危ない遊び”を一緒になって楽しんで下さるパートナーがいなくては成立しないのだと思います.


オープンハウス終了後には,クライアントが打ち上げの席を用意して下さいました.我々の”作戦”が成功裏に終わったことを,共犯者とアジトで喜び合う,そんなところでしょうか.

肩の力が抜けて,設計の打合せでは話さなかったような話がポンポンと飛び出します.我々以外にどんな建築家がご依頼の候補に挙がっていたのか,ファーストプランを正直どんな気持ちで受け止めたのかなど,根掘り葉掘り聞いてしまいました.

もう私はお腹が痛くなるほど笑いました!
オープンハウスの日に,終電で帰ったというのも初めてのことです笑

最後にビーンズコスモス.昼の光ではLEDの灯った様子をお見せできませんでしたが,夜のその光景は本当に幻想的でした.トンガリの家,実に壮大な作戦でした.ミッション終了.関係者の皆さま,お疲れさまでした!