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sekimoto

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> 思うこと


今日スタッフと話していて、スタッフを雇うのは何のため?という話になった。設計事務所の主宰者の中には、スタッフは雇わず一人で仕事をしているという人も多い。私の身の回りでも半分くらいはそういう人ではないかと思う。

一般的には、人を動かすより自分一人でやったほうが判断が早いし、人件費もかからず気楽なのではないかという意見がある。これは確かにそうで、私もある意味同意するし、同じ理由で「だから人は雇わない」という方も多いのではないかと思う。


では逆について考えてみよう。実際リオタデザインではスタッフを常時2~3名ほど抱えている。それは何のためだろう?

ひとつは、言うまでもなくたくさんの仕事を同時にこなすためである。一人ではできないことも、複数人集まれば仕事を手分けすることができる。

しかし、私の中でスタッフを雇って仕事をする理由はそれだけではない。最初はそう思っていたけれど、それより大きな効果があることに気づいたのだ。それは「仕事のクオリティを上げたいから」である。

自分のキャパシティを越えない一定数のスタッフは、確実に仕事の質を高めてくれる。これはもう10年以上もスタッフと共に仕事をしてきて、つくづく思うことである。その効果を一言でいうならば、「自らの仕事を客観視できる」ことであろう。


例えば「自分はこう思う」ということをスタッフに投げたとする。優秀なスタッフはそれを忠実にトレースして返してくれる。しかし、その頃には自分の中で「それはちょっと違うな」という具合に変化していることも良くある。

スタッフとしては理不尽だろう。言われた通りにやったのに「違う」と言われてしまうのだから。私もスタッフ時代はいつもそう思っていた。でもそれは仕方がないのだ。所長はそう言いたいがためにスタッフを雇っているとも言えるのだから。

よく人の悩みにはアドバイスできるのに、自分がその渦中に嵌まると抜け出せなくなるということがある。部下の立場であれば、悩みは上司に相談すれば良いだろうが、さて上司は誰に相談すれば良いのだろう?

それを私はスタッフに自己投影し、スタッフを自分と同一化させた上で自分自身を批評するような、そういう状態を作って打破しているような気がする。


またこうも言える。作業が伴わない設計(俗に言う、口で設計するという状態)の場合、良く言えば常識や慣習にとらわれず、あらゆる角度から自由に発言することができる(悪く言えば、単なるわがままとも言える)。だから、図面で違和感を感じると「キッチンの位置おかしくない?」「こんな壁取っちゃえば!」「窓小さすぎじゃない?」など好き勝手に放言できる。

スタッフとしたらたまったものではないだろう。(それ言ったの自分じゃん!)ってきっと心の中で思っているだろうが、私は何も気づかない振りをして、ただひたすらに良い仕事に着地させることだけを考える。

きっと自分で図面を描いていたら、「これやり直すの大変だな」とか「面倒くさいな」という気持ちがどこかにもたげるような気がする。

また、自分で描いた図面の間違いは意外と自分では気がつかないものだ。それが他人の図面だと、間違いがハイライトで点滅しているかのごとくよく見える。これはどうしたことだろう?これによって、九死に一生を得るような危険回避をしたケースは過去枚挙にいとまがない。

こんなことを書くと、いかにも私は事務所内でいつもひどい振る舞いをしているかのようであるが(いわゆるパワハラ?)、私は否定も肯定もしないでおく。詳しくはスタッフに聞いて欲しい。しかしこれだけは言える。もはや私はスタッフなしでは仕事はできない。そのくらい、私は彼らを頼りにしているのだ。

先日まで都内某所の敷地にて、木造による賃貸住宅の提案をさせて頂いておりました。いわゆる”木賃アパート”ですが、街によくある木賃アパートと言えば昭和な匂いのするものが多いですね。外部に鉄骨階段があり、片側廊下で部屋がずらっと並んでいるという。

私も学生時代は一時期、そのようなところに下宿していたのですが、木造なので音が下階に筒抜けで、よく下の先輩からうるさいと怒られていました。

この住宅は、全戸がメゾネットでできているので、上下階を自己使用することができます。しかも共用部を持たず、全戸に中庭と専用庭、そして専用玄関があるという”ほぼ戸建て”の生活ができるような作りになっています。

こういう共用部を持たない共同住宅を「長屋」と呼ぶのですが、こちらは全戸長屋形式による賃貸住宅です。


個人的に気に入っていたのは、全戸に中庭があるということもそうなのですが、道路に向かってアルコーブ(へこみ)を設け、そこにベンチ等を設けることで街行く人たちとささやかながらの交流や、自転車を置いたり、またそれを整備したりと外部を開放的に使える仕掛けを施していたことです。

なんとなく賃貸というと、隣の人とはむしろ極力関わり合いたくないといったところかと思います。ましてや街の人たちとは孤立した存在になりがちです。

建物をそんなつくりにしたら街が変わるのにな、とそんな願いも込めて設計しました。ですが、残念ながら建て主側の事情もありお蔵入りとなってしまいました。残念!


ということで、折角なのでブログに上げておこうと思います。

リオタデザインでは戸建て住宅だけでなく、こんな賃貸住宅のご提案もできます。どなたかこんなの建てませんか?

18. 08 / 03

まるがやつ合宿

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sekimoto

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> 生活
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現在宇都宮の現場(パーゴラテラスの家)を施工頂いているCOMODOの飯田さんのお誘いで、他の工務店&設計仲間と共に千葉のまるがやつという古民家の宿(自炊)に”建築合宿”に行ってきました。

まるがやつ
http://www.marugayatsu.com/


主催者でもある飯田さんの、誰に頼まれたわけでもなく、また仕事でもないのに、むしろ仕事を追いやってでも面倒くさい企画を立てるという性分は、私とよく似ています。

企画型の人間って、中心になって動いている時が一番楽しいんですよね。おそらく多くの人は、参加しているときが楽しいのだと思いますが、人が楽しんでいるのを見ているのが楽しいという飯田さんの気持ちは、私はとてもよく分かります。



みんなが乾杯している中、現場を担当している石川くんと打合せ。マスタープランの小谷さんからは一言「えげつない図面(細かすぎる)」。石川くんがんばって~!

飯田さん、そしてCOMODOの皆さまご準備お疲れさまでした。またご一緒させて頂いた皆さま、楽しい時間をありがとうございました。

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> 北欧
> 生活



フィンランド人の友人が日本人と結婚して、昨晩はそんなお祝いをしました。Antti&あきえさんおめでとう!彼がうちの遊びに来たのは2年前くらいでしょうか。今回は日本人の奥さんを連れて。

彼とは留学時代からの付き合いになります。フィンランド人は一見フレンドリーですが、シャイな国民性もありフィンランド人と日本人はそんなに簡単に友達になれません。向こうには1年はいましたが、今でもつながる友人は彼を含めてごくわずかです。

今でもこうして杯を重ねられるのは幸せなことです。
そして、毎日怒濤のイベントが通り過ぎてゆきます…。

18. 07 / 27

現場に一冊

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> 仕事
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初谷半端ないって、でお馴染みの大和工務店の初谷さん。現場にもおもてなし本が常備してあるって、そんなんある?

断熱材も端材を組み合わせて、やっぱり半端(が出)ない。