北欧建築・デザイン協会SADIでは会員相互で特定のテーマについて語り合うSADIサロンという定期企画があります。
今月のテーマは「アールト」。最初に私がスターターを務めて、その後会員それぞれの視点から自由にアールトの解釈や惹かれるポイントについての意見交換、とっても盛り上がりました!
この日嬉しかったのは平山達さん(SADIでは「先生」という呼称は禁止なのであえてさん付け)が久しぶりにご参加くださり、私に続けてご自身のアールト観についてもお話くださったこと。SADIでアールトといえば平山さんを置いてなく、私などがアールトを語るなど20年早いとすら思えます。まさにレジェンドです!
理事を退任されてご健康も心配していたのですが、とてもお元気そうで、何よりアールトの話をされている平山さんがとても楽しそうで、理事会後の居酒屋さんのように、この場で一緒にアールト話ができていることが嬉しすぎて思わず涙が出そうでした。
平山さんからは、私のアールト解釈のいくつかにご意見も頂きましたが、表現こそ違っても見ているポイントは同じなんだと思い、ここでもじんわり。また参加者の筒井さんからはアールト事務所でアールトと2時間歓談した話なども飛び出して、このSADIにはどれだけレジェンドがいるんだとびっくり。
それに比べて私の知識のいかに薄っぺらいことか。人間国宝のようなレジェンドメンバーには心から長生きをして頂きたいと願った夜でした。ご参加くださった皆さまありがとうございました!
昨年9月、JIA住宅部会とSADI北欧建築・デザイン協会の仲間とともに、フィンランドにアールトの建築を訪ねる研修旅行に行って参りました。こちらは昨年のブログでもご報告したとおりですが、昨年末にこちらの旅行報告会をJIA住宅部会でひらかせて頂きました。
報告会は住宅部会のメンバー向けのものでしたが、この内容をこのたびYouTube動画として公開させて頂きましたのでお知らせします。動画編集は昨年末紅白歌合戦を見ながら自分でやりました笑
■JIA住宅部会|アールトツアー報告会YouTube動画 (案内役:関本)
https://youtu.be/qJjEPAProME?si=NHIVrC9XytixFG6g
内向きな旅行報告というより、フィンランドやアールトを知らない方にもその魅力が伝わるようにわかりやすく建物解説を交えてお話ししていますので、アールトのことをよく知らない方にも是非見て頂けると嬉しいです!
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報告会は住宅部会のメンバー向けのものでしたが、この内容をこのたびYouTube動画として公開させて頂きましたのでお知らせします。動画編集は昨年末紅白歌合戦を見ながら自分でやりました笑
■JIA住宅部会|アールトツアー報告会YouTube動画 (案内役:関本)
https://youtu.be/qJjEPAProME?si=NHIVrC9XytixFG6g
内向きな旅行報告というより、フィンランドやアールトを知らない方にもその魅力が伝わるようにわかりやすく建物解説を交えてお話ししていますので、アールトのことをよく知らない方にも是非見て頂けると嬉しいです!
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エクスナレッジより『歴史が見えるフィンランド図鑑』が発刊されました。私はこちらの「巨匠アルヴァ・アールトと名作建築」のくだりを執筆監修させて頂きました。
各国史がわかるシリーズ 歴史が見えるフィンランド図鑑
https://amzn.asia/d/bZKmQRv
(発売は12月27日・現在は予約受付中!)
この本は「世界史を建築目線で解剖する」というもので、先史時代、カレワラ、スウェーデン統治時代から、ヘルシンキオリンピック、OODIに至るまで、建築を軸に読み進めるだけでフィンランドの歴史がすべて頭に入るという不思議な一冊です。面白いコンセプトで、こういう本はなかったと感心しました。
総括的な編著は、SADIでもたびたび講演を頂いている石野裕子先生、私のほかにも竹内皓さんなどのSADIメンバーも執筆に関わっています。
私が関わったのはこのアールトの章のみですが、ある意味最も重要なパートでもあるので責任重大。わずか見開き2Pでアールトの生涯を語るという暴挙?に挑戦しています。
こちらを入口にして、フィンランドという国をより深く理解して頂けると嬉しいです。書店等で是非手に取ってみてください!
北欧建築・デザイン協会SADI、年に一度の一大イベント「北欧クリスマスの集い」が、今年は自由学園明日館にて開催されました。去年まで私は実行委員としてこのクリスマスの集いをまとめてきましたが、今年は会長として、一歩引いた立場で実行メンバーの後方支援に徹しました。
今年の司会は藤木さん。去年のクリスマスに来ていた藤木さん、江田さんに声をかけご入会頂きましたが、今年はこの二人が協会でも大活躍!SADI新体制の原動力になってくれました。
また例年開催の工学院大学が改修工事のため、明日館で開催させて頂きましたが、空間も素晴らしく、アットホームでとても良い会になったと思います。昨年からはじめた「北欧蚤の市」企画も大盛況!
これは会員が持ち寄りで旅のお土産や所有品をご提供頂き、それを欲しい!という方に抽選でプレゼントするという企画です。こちらも今年もたくさんの提供品が並びました。
9月の北欧アールトの旅からも多くのご入会者があり、テーブルでは同窓会のように話が盛り上がっていたり、多くの出会いや再会もあちこちの場所であったり、会場こそ変わりましたが、いつもと変わらぬSADIクリスマスになったと思います。お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました!
今年は後方支援と言いつつも、今日の日がずっと心配で、今月はまだまだ越えないといけない山がいっぱいあるのですが、もう半分くらい終わったような気がしています。ヤレヤレ、、。事務局の皆さま、企画委員会の実行メンバーの皆さま本当にお疲れさまでした!!
JSACA主催によるスウェーデンの建築家レヴェレンツの映画『LEWERENTZ DIVINE DARKNESS』の上映会へ行ってきました。
レヴェレンツはアスプルンドと協働した森の葬祭場近くにある聖マルコ教会には足を運びましたが、その鬼気迫る空間と、常軌を逸したディテールの数々に、ちょっとヤバいもの見てしまった感が半端なかったのですが、その人となりはほとんど知られておらず、このドキュメント映画がいかに貴重な映像であるかがわかります。
それもそのはずで、アスプルンドとは対照的に社交性ゼロ、取材やインタビューはすべて断るという偏屈ぶり。残っていた数少ないアーカイブ記録がスウェーデン南部の地下室から発見される、というところから映画がはじまります。
映画アールトでは「動くアールト」に感動しましたが、ここでは人前に姿を現さない幻のレヴェレンツの動く映像が衝撃的でした。現場での異常なこだわりぶりに、あの常軌を逸した空間の意味もわかった気がしました。
アスプルンドとの森の葬祭場では、彼が設計を担当した復活の礼拝堂で、そのあまりの完璧主義から設計変更が多すぎ、当局から更迭され、アスプルンドと仲違いしていく有名なエピソードもドキュメントベースで描かれています。
アスプルンドとの関係でいうと、まるでアールトとブリュッグマンの関係のようでもあって、ライバルはいつも太陽と月なんだなと関係ないことまでぐるぐると考えてしまいました。
JSACA(ジェイサカと読むそうです)は、日本スウェーデン建築文化協会という団体で、今年発足したばかりとのこと。代表の藤井亮介さんにもご挨拶させて頂きました。同じ北欧建築を啓蒙する団体として、SADIとも今後交流を温めさせて頂ければと思います。
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