日本建築学会関東支部神奈川支所主催のセミナーで、以下に登壇させて頂くことになりました。フィンランドの建築家、アルヴァ・アアルトについてお話しさせて頂きます。ご興味ある方は、以下情報よりお申し込み下さい!


日本建築学会関東支部神奈川支所 講演会
『北欧アルヴァ・アアルトに学ぶこと|フィンランドの暮らしと文化』

講師:
関本竜太(リオタデザイン主宰・建築家)
木村正裕(元駐日フィンランド大使館・上席商務官)

日 時:2024年5月18日(土) 14:00~18:00
会 場:横浜市庁舎1階市民協働推進センタースペースAB(横浜市中区本町6-50-10)
https://maps.app.goo.gl/kx5XxytWvN46fsMT7
定 員:60名
※ 5/3現在で、すでに45名のお申し込みがあるとのことでした。ご希望者はお急ぎ下さい!
参加費:無料
申込方法:
E-mailまたはFAXにて【催物名称・氏名・フリガナ・勤務先・電話番号・一般及び学生】を明記してお申込みください。
申込先:
E-mail: m.matsumoto@kanagawa-kentikusikai.com
FAX: 045-201-0784

■ 情報サイトはこちらより
http://news-sv.aij.or.jp/kcaij/s13/index.html
■ 詳細PDFはこちらより
http://news-sv.aij.or.jp/kcaij/s13/20240518_hokuou.pdf

author
sekimoto

category
> AALTO
> 北欧



金曜日は彦根アンドレアさん企画による、アアルト財団のJonas Malmbergさんによるパイミオサナトリウムのレクチャーに参加させて頂きました。

数あるアアルトの作品のうち、パイミオはマイレア邸と並んで私が最も好きな作品のひとつ。若きアールトのエッセンスが凝縮され、アアルトらしさやオリジナリティが高いと感じるからです。

パイミオサナトリウムが完成して約90年、結核療養所として建てられ、結核が根絶したのちも用途を変えながら今も建物は存続しています。アルテックの初期ラインナップの多くはパイミオのために作られ、アルテック創業の原動力にもなりました。2026年に向けて、ユネスコ世界遺産登録への動きもあるそうです。

一方で高額な維持費、不便な立地、建物の老朽化に何度も身売りの危機がありました。オリジナルのデザインを守りながら、時代の変化に追従すべく一貫して改修計画を担ってきたアアルト財団きっての研究者が「果たしてオリジナルとは何か?」と問いかける言葉に深く考えさせられました。

また単なるうわべの建物解説ではなく、そもそも結核とは何か?からはじまるヨーナスさんの話は、噂通り世界一マニアックでめちゃくちゃ面白かったです。見たことない図面や写真が次々出てきて、そのレア度がわかる身としては、まさに鳥肌ものでした。

アンドレアさんの自邸もご案内頂き、またヨーナスさんとはみんな帰った後もアアルト談義が止まらず、二人でアアルトのディテール写真を見ながら世界一マニアックなトークができたのは本当に幸せな時間でした!(終電でした)

アンドレアさん、素晴らしい企画をありがとうございました。またごちそうさまでした!



24. 01 / 30

JKMMセミナー

author
sekimoto

category
> イベント
> 北欧



JKMMセミナー終了!

企画を担当するSADIでおよそ4年ぶりとなるリアルセミナー復活の狼煙はこのJKMMのセミナーでした。企画時から、JKMMをやるなら絶対ここ!と決めていたセイホクギャラリーも設計者である河野泰治さんのご協力もあって押さえられ、通訳なら絶対この人!と決めていた冨田香里さんにもお願いできました。

最高の布陣で臨んだセミナーに、JKMMによるスライドの美しさ、話の巧みさ、建築のストーリーに完全にノックアウトされ、あやうく涙が出そうでした。

「幸せのレシピ」と名付けられたセミナーは、彼ら自身の働き方やライフスタイルそのものであるように思います。主要メンバーである男女4名が登壇し、入れ替わりながら一つのフィロソフィーを語る姿は、一枚岩で揺るがない彼らのスタンスを表明していました。また彼らの徹底したフラットな組織のあり方は、日本が望みながらも今なお手に入れられていないものであり、それは私の好きなフィンランドという国そのものでもありました。

彼らから日本でセミナーをやりたいとのオファーを受け、私もやりたい!の一心でここまで準備を重ねてきました。協会にもわがままを通させて頂きましたが、この大ホールが満席になった姿は、SADIで10年以上企画を続けてきてはじめて見る光景でした。今日は達成感でいっぱいです。お越しくださった皆様ありがとうございました!






昨晩は、北欧建築・デザイン協会(SADI)創立40周年記念レセプションがありました。

来場者は110名を数え、過去最多の来場者数を記録しました。我々実行委員会は、3月からおよそ9ヶ月間の準備期間を経てこの日を迎えましたが、最後の一週間は一部の関係者はほとんど仕事にならなかったのではないかというくらい密で緊迫感漂うメールが飛び交っていました。

第一部にはスウェーデン人落語家、三遊亭好青年さんの軽妙なフリートークで場を温めて頂き、第二部ではトロムスさんによる絶品の北欧料理のご提供がありました。記念誌も発刊され、会員によるフォトコンテストの受賞発表では、W受賞、トリプル受賞をする人も続出しました。

北欧家具talo、ラボットプランナー(ホテリ・アアルト)、フィンエアー、アンドフィーカ、e-octといった名だたる北欧関連企業、また各国大使館からも豪華プレゼントの提供を頂き、かつての賑やかなSADIクリスマスが帰ってきたと、私も感慨ひとしおでした。

嬉しかったのは、私の出した「DOMUS」の写真が見事「北欧家具talo賞」を射止め、artek90周年モデルであるSTOOL60・ロイムをゲットしたこと!また、実行委員会が司会を務める私に極秘裏のサプライズとして「MVP賞」を用意してくださり、実行委員長である私に特別賞を贈って下さったことです。

あれほど念入りに段取りを共有したのに、予定にないスライドが出てきたときは私も狐につままれたようでしたが、川上会長から記念品を渡され、労いのお言葉を頂けたことは本当に嬉しく、一生の思い出に残る出来事になりました。こちらも本当にありがとうございました。

景品として、遠藤悦郎さん秘蔵のフィンエアービジネスクラスでかつて販売していた、ハッリ・コスキネンデザインのグラス(グレーバージョン)を頂きました。二度と手に入らない激レアグラスとのこと、こちらも宝物にします!


SADIのメンバーは皆本当に穏やかで優しく、人のことを非難することもありません。目上の先輩方も実行メンバーになにか思うことがあっても、いつも尊重して下さり我々のやりやすいように気を遣って下さいます。
会では何人もの方から温かな労いの言葉を掛けて頂きました。心から尊敬できる大人って実際にはそんなにいないものですが、ここにはそんな方で溢れています。

これこそが私が北欧に惹かれる根そのものであり、私のホームグラウンドだと思える所以です。そんなSADIの40周年を盛り上げることが出来て本当に良かったです。

多くの来場者の皆さま、本当にありがとうございました!実行委員会の皆さん、お疲れさまでした。まずはゆっくり休んで下さいね。










新建ハウジングさんからのむちゃ振り企画?で、映画『アアルト』監督のヴィルピ・スータリさんにZOOMインタビューをさせて頂いたのですが、そのYouTube動画が公開されました。

■映画「アアルト」ヴィルピ・スータリ監督インタビュー
https://youtu.be/2pikWVQBFko?si=zHgjuXnolpRo1GE5

私自身、映画を3回ほど観てそこで感じたことや疑問などもあり、そんなことを直接監督に聞ける機会とあって、かなり緊張しましたが対話を楽しませていただきました。

本編ではアルヴァとアイノの往復書簡の公開などに衝撃を受けましたが、あれはどのように入手したのか、家族の許可を取るのにどのくらい時間がかかったのか、アアルトのもつ性格の二面性、映画をアイノの視点で語られている(ように感じた)ことに対する監督の編集意図、などなど。

通訳を挟んでの対話だったこともあって、スムーズなキャッチボールというわけにもいきませんでしたが、お聞きしたいことは聞けたかなと思います。

ヴィルピさん、お忙しいところフィンランドからつながって頂きありがとうございました!映画をすでにご覧になった方は、内容の答え合わせとしてご覧頂いても楽しいと思います。