20. 10 / 28
それも仕事
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sekimoto
category
> 仕事
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建主さんから設計料を頂いて設計をするのが私の仕事ですが、一方ではお金も頂かないで引き受けているお役目もたくさんあります。最近では私の活動の半分くらいはお金が発生しないものになりつつあります。それは仕事なのかと言われたら、やっぱり仕事なのでしょう。
今年も神奈川のハウスメーカーさんからのご依頼で設計講習。自分が積み重ねてきたことは惜しげもなく提供します。それも私の仕事です。(こちらはお金もらってます笑)
20. 10 / 26
渡辺篤史の建もの探訪|再放送 OA(11/1)のお知らせ
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sekimoto
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> メディア
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先月(10月10日)にテレビ朝日系列「渡辺篤史の建もの探訪」でオンエアされましたの縁側の家について、BS放送にて再放送があります。もし前回見逃してしまったという方は、この機会に是非ご視聴下さい!
BSですので、関東圏の方でなくても同時刻でご視聴頂けます。こちらはさほど朝早くないので、朝食を取りながらご家族とご覧下さい!
『渡辺篤史の建もの探訪』 縁側の家(N邸)
BS朝日にて
11月1日(日)午前8:30~8:55
https://www.bs-asahi.co.jp/tatemono/
.
>>これまでの仕事
縁側の家
https://www.riotadesign.com/works/19_engawa/
.

20. 10 / 17
Tさん
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sekimoto
category
> 生活
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今から20年くらい前、まだ住宅を一作くらいしか作っていなかった駆け出しの頃、たまたま雑誌に載った私の住宅を見て設計を依頼して下さったのがTさんだった。
Tさんは有名なアニメーションも手がける監督さんということだったのだけれど、アニメに興味のなかった私は「へえ、そうなんですね」と返しただけで、失礼なことにその方の作品を見ることはなかった。
この秋、所用があってお会いすることになり、久しぶりに連絡を取った。忙しいようだったが「10月中旬を過ぎれば時間が作れる」とおっしゃっていた。Tさんが監督を務めている映画がこのコロナの影響で公開が延期されていることは知っていた。てことは、きっと10月の半ばになんらかの動きがあるのだろう。
昨日仕事をしていたら、ラジオから映画の公開が来年1月23日になったという情報が流れた。しかも情報公開は、昨日封切られた「鬼滅の刃」の上映前の予告編でとのこと。それがYahooニュースになった。きっとこの日に向けて、関係者の間で箝口令が敷かれていたに違いない。
先日、遅ればせながらようやく劇場版の3作を全て観た。はじめての世界観にくらくらした。「これってどういうこと?」理解できない私に、詳しい息子がいろいろ教えてくれた。設計していた時に見なくて良かった。見ていたら、とても対等に話せなくなっていたかもしれない。近々お目にかかるのがとても楽しみ!
.
■映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」2021年1月23日公開
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6373838
※11/11追記
現在は当該のニュース記事は消されているようです。
映画の公式情報はこちらをご覧下さい。
https://www.evangelion.co.jp/final.html
Tさんは有名なアニメーションも手がける監督さんということだったのだけれど、アニメに興味のなかった私は「へえ、そうなんですね」と返しただけで、失礼なことにその方の作品を見ることはなかった。
この秋、所用があってお会いすることになり、久しぶりに連絡を取った。忙しいようだったが「10月中旬を過ぎれば時間が作れる」とおっしゃっていた。Tさんが監督を務めている映画がこのコロナの影響で公開が延期されていることは知っていた。てことは、きっと10月の半ばになんらかの動きがあるのだろう。
昨日仕事をしていたら、ラジオから映画の公開が来年1月23日になったという情報が流れた。しかも情報公開は、昨日封切られた「鬼滅の刃」の上映前の予告編でとのこと。それがYahooニュースになった。きっとこの日に向けて、関係者の間で箝口令が敷かれていたに違いない。
先日、遅ればせながらようやく劇場版の3作を全て観た。はじめての世界観にくらくらした。「これってどういうこと?」理解できない私に、詳しい息子がいろいろ教えてくれた。設計していた時に見なくて良かった。見ていたら、とても対等に話せなくなっていたかもしれない。近々お目にかかるのがとても楽しみ!
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■映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」2021年1月23日公開
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6373838
※11/11追記
現在は当該のニュース記事は消されているようです。
映画の公式情報はこちらをご覧下さい。
https://www.evangelion.co.jp/final.html
自宅と事務所が同じというのはいろんな意味で都合が良く、何より通勤時間がないのが良い。朝はスタッフが出社するよりずっと前から仕事ができるし、夜はスタッフが帰った後も仕事ができる。
つまり、結局朝から晩まで、事務所で一番仕事しているのは私ということになる。なんなら土日も時間があれば仕事をしている。私の抱える仕事というのは、仕事のようで仕事じゃないというか、JIAやSADIといった所属団体でのお役目があったり、原稿を頼まれたりセミナーを頼まれたりと、いわゆるリオタデザインとしての設計活動以外の仕事も多いので、土日などスタッフがいない日はまとめてそうした仕事を片付けることになる。
ただ度々書いているように、私が建築家として生きるということは、こうした社会的なお役目を一手に引き受けることを意味するので、呼吸していることと同じというか、何も不満はないしストレスがあるわけでもない。
ところがだ。どうやら私はとうとう眠りの中でも仕事を始めたらしい。明け方にふと目が覚めると、夢の残像は必ず仕事の夢なのだ。それもほぼ毎日。そのことに最近気づいて愕然としている。文字通り、寝ても覚めてもというやつだ。
その夢の中で私は何をしているかというと、現場の担当者や建て主などに向かってずっと何かを説明している。どうしてこういう設計にしているのかとか、問題をどう解決するかみたいなことをずっと話している。考えてみると、私は事務所で黙々と仕事をしている時間ももちろんあるが、対外的に誰かに説明をしたり議論をしたりという機会が圧倒的に多い。その余韻や興奮が醒めないのだろう。
朝起きてから寝るまでずっと仕事をして、眠った後も夢の中で仕事をしている。これって病気だろうか?でもうなされるわけではない。悪夢から醒めると「嫌な夢だった」という感覚が残るが、仕事の夢は目覚めても嫌な感じがない。私にとって日常すぎるからだろう。
たぶん、仕事と私生活を分けて生きている人(ほとんどがそうかもしれない)にとっては、こんな話ゾッとするだろう。もはや私は「生きている時間がすべてリオタデザインになっちゃった人」であり、そんなラベリングを激レアさんで付けてもらいたいと思う。
つまり、結局朝から晩まで、事務所で一番仕事しているのは私ということになる。なんなら土日も時間があれば仕事をしている。私の抱える仕事というのは、仕事のようで仕事じゃないというか、JIAやSADIといった所属団体でのお役目があったり、原稿を頼まれたりセミナーを頼まれたりと、いわゆるリオタデザインとしての設計活動以外の仕事も多いので、土日などスタッフがいない日はまとめてそうした仕事を片付けることになる。
ただ度々書いているように、私が建築家として生きるということは、こうした社会的なお役目を一手に引き受けることを意味するので、呼吸していることと同じというか、何も不満はないしストレスがあるわけでもない。
ところがだ。どうやら私はとうとう眠りの中でも仕事を始めたらしい。明け方にふと目が覚めると、夢の残像は必ず仕事の夢なのだ。それもほぼ毎日。そのことに最近気づいて愕然としている。文字通り、寝ても覚めてもというやつだ。
その夢の中で私は何をしているかというと、現場の担当者や建て主などに向かってずっと何かを説明している。どうしてこういう設計にしているのかとか、問題をどう解決するかみたいなことをずっと話している。考えてみると、私は事務所で黙々と仕事をしている時間ももちろんあるが、対外的に誰かに説明をしたり議論をしたりという機会が圧倒的に多い。その余韻や興奮が醒めないのだろう。
朝起きてから寝るまでずっと仕事をして、眠った後も夢の中で仕事をしている。これって病気だろうか?でもうなされるわけではない。悪夢から醒めると「嫌な夢だった」という感覚が残るが、仕事の夢は目覚めても嫌な感じがない。私にとって日常すぎるからだろう。
たぶん、仕事と私生活を分けて生きている人(ほとんどがそうかもしれない)にとっては、こんな話ゾッとするだろう。もはや私は「生きている時間がすべてリオタデザインになっちゃった人」であり、そんなラベリングを激レアさんで付けてもらいたいと思う。
20. 09 / 30
ザ・リッツ・カールトン東京
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sekimoto
category
> 社会
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今日は編集委員として関わっているJIA(日本建築家協会)の支部広報誌Bulletinのインタビュー取材のため、六本木にあるザ・リッツ・カールトン東京へ。お会いしたのはザ・リッツ・カールトンの元日本支社長である高野登さん。
おそらく普通に生活していたのでは、リッツカールトンのロビーフロア(45階)に上がってくることも、そして高野さんのような方にも一生お会いすることはなかったかもしれません。時間も取られて大変ですが、本業の設計とは別にちょっと”余計なこと”に首を突っ込んでいると、たまにこんな役得もあります。
高野さんは、リッツカールトンの卓越したサービスやホスピタリティ精神についての著書も多く残しておられます。おそらく企業研修やセミナーなどにお呼びしたらきっと目玉が飛び出るような謝礼をお支払いしないといけない方だと思うのですが、この日は広報誌のインタビューということで、約1時間でしたがとっても濃いお話をお聞きすることができました。本当にお金払わなくて大丈夫ですか?とお訊ねしたくなるくらい。(請求されても払えませんが…)
◇
私は住宅設計というジャンルは「建築」でありながらも、ホスピタリティという意味では限りなく「ホテル」や「レストラン」に近い業態であると思っています。さすがにリッツカールトンとまではいかないかもしれませんが、我々は住まい手に向き合い、隅々まで配慮の行き届いた設計によって、建て主さんにとって最高の安息空間をご提供したいとも思っています(まだまだ力不足ですが、、)。そのため、この日は高野さんのお話をお聞きできるのを心から楽しみにしていました。
ホテルを作るのではなくコミュニティを作るという考え方。世の中がどんどんデジタル化に向かう中アナログに徹するということの意味について。最後は優れた人材の育て方、面接時の質問のありかたに至るまで。お話を伺いながら目から鱗がいくつも落ちました。そして自分の不明と不勉強を痛感しました。頂はあまりに高く、そしてまだまだ道程は長い…。
高野さん、本日はお忙しいところお時間を取って下さりありがとうございました。関東甲信越支部のJIA会員の皆さまは、12月にお手元に届く冬号の記事「他人の流儀」をどうかお楽しみに!
■Bulletin「他人の流儀」バックナンバー
https://www.jia-kanto.org/online/tanin/index.html
(中央奥が高野氏)

