新宿のOZONEでは毎年この季節,家づくりを検討中の方のために様々なセミナーや展示会を開催しています.
そのうちのイベントの一つ,「9人の建築家による公開建築家コンペ」には我々も応募し,一次審査を通過して晴れて本戦に出場することになりました.(過去2008年に開催された第一回目の公開コンペ(P1グランプリ2008)ではリオタデザインはグランプリを受賞しています)
このコンペは実施を前提としない架空のクライアントと要望をもとに提案するコンペで,パネル+模型の展示とその投票,そして公開プレゼンテーションでの一般来場者による投票数によって決勝へとコマが進んでゆきます.
今年のテーマは「リフォーム」.ある意味制約のある条件ですが,今この時代,この時期に求められる住まいのあり方を我々なりに考え,提案をまとめてみました.パネルと模型の展示は既にはじまっていますので,新宿にお立ち寄りの方は是非足をお運びください.
そして公開プレゼンテーションが以下の日程で行われます.公開プレゼンテーションというのは,壇上で直接設計者がプロジェクター等を使い来場者に向けてプレゼンテーションを行うものです.
パネルや模型ではわからない設計者の素の部分も見えたりして(ある意味コワイ…).自分が施主になったつもりで参加してみるのも面白いのではないでしょうか.ご興味のある方,そして応援に来てくださる方は是非ご来場ください!
(参加方法など詳細は以下のリンクを参照)
OZONE| 9人の建築家による公開建築家コンペ
公開プレゼンテーション (会場:3階オゾンプラザ)
第1回戦:5月14日(土)11:00~12:30
庄野健太郎|関本竜太|中村康造
決勝:5月28日(土)11:00~13:00
(ただし,第一回戦を勝ち抜いた場合のみ)
では会場でお目にかかりましょう!
[caption id="attachment_102" align="alignnone" width="560" caption="通り土間のある家|リオタデザイン案"][/caption]
サイトを10年ぶりにリニューアルしました.
リニューアルにあたってのデザインは,石曽根昭仁さんが担当してくださいました.
この一年石曽根さんと共に進んでは止まり,止まっては進むを繰り返しながら,自分が進んできた道を振り返り(過去),現在の足下を見つめ直し(現在),これからどう歩んでいこうか(未来)ということを考えていました.
リニューアルにあたっては様々な選択肢がありました.いろいろな方が様々な提案をしてくださいましたが,最終的に選んだのは自分が共感できるデザイナーさんに直接依頼するという方法でした.住宅に例えれば,ただ壁紙を張り替えるだけのリフォームでも,「新築そっくりさん」的なお手軽な全面改装でもなく,手間も時間もかかる最も非効率な方法を選んだわけですが,私の仕事がそうであるように,また我々に依頼するクライアントの価値観がそうであるように,全く何の抵抗も後悔もなく,終わってみるとただただ楽しかったというのが率直な感想です.
そのプロセスで,私は我々のクライアントの立場や心理を追体験させて頂くという貴重な経験もさせて頂きました.一体どんな感じになるのだろうという期待感や,モヤモヤしていたものに形が与えられた瞬間の感動などは私にとってはじめての体験でした.またいつも我々が気持ちよく仕事ができるように,クライアントの方々がいかにお気遣いを下さっていたかということもまた身に染みて良くわかりました.
また,自分とはある意味タイプの異なる石曽根さんの仕事にもまた多くの刺激を頂きました.デザイナーにとって考えていることが思うように形にならない時ほど苦しいものはありません.そんな時にも安易な妥協をしないでデザインと向き合い続ける意志の強さもまた,今回の石曽根さんのお仕事から学ばせて頂いたことです.
さてリニューアルしたサイトはいかがでしょうか?
きっとそれまでのサイトに慣れ親しんだ方には,最初はいろいろ違和感もあるかと思います.好意的に受け止めてくれる方もいれば,そうでない方もいらっしゃるかもしれません.けれどもリオタデザインの建築に共感してくださる方であれば,そのコンテンツのどれもがしっかりと既存のサイトを引き継ぎ,リオタデザインの思想や作風を色濃く反映しているものだということに気づいてもらえると思います.
サイトの世界ではSEO対策ということが良く言われます.しかし一方では,検索のランキングを上げるためのテクニックに終始するがゆえに,最近はどれもステレオタイプで画一的なサイトばかりになってしまいました.私も最初はそういうことを意識しないといけないのかとも思っていましたが,そのうちにSEOなんてどうでもいいと思うようになりました.1000人の無関心な人に届くより,目の前のたったひとりに届くサイトを石曽根さんと目指しました.
これからも少しずつコンテンツを増やしてゆく予定ですので,どうか新しいサイトと共にリオタデザインを今後ともどうかよろしくお願いします!
リニューアルにあたってのデザインは,石曽根昭仁さんが担当してくださいました.
この一年石曽根さんと共に進んでは止まり,止まっては進むを繰り返しながら,自分が進んできた道を振り返り(過去),現在の足下を見つめ直し(現在),これからどう歩んでいこうか(未来)ということを考えていました.
リニューアルにあたっては様々な選択肢がありました.いろいろな方が様々な提案をしてくださいましたが,最終的に選んだのは自分が共感できるデザイナーさんに直接依頼するという方法でした.住宅に例えれば,ただ壁紙を張り替えるだけのリフォームでも,「新築そっくりさん」的なお手軽な全面改装でもなく,手間も時間もかかる最も非効率な方法を選んだわけですが,私の仕事がそうであるように,また我々に依頼するクライアントの価値観がそうであるように,全く何の抵抗も後悔もなく,終わってみるとただただ楽しかったというのが率直な感想です.
そのプロセスで,私は我々のクライアントの立場や心理を追体験させて頂くという貴重な経験もさせて頂きました.一体どんな感じになるのだろうという期待感や,モヤモヤしていたものに形が与えられた瞬間の感動などは私にとってはじめての体験でした.またいつも我々が気持ちよく仕事ができるように,クライアントの方々がいかにお気遣いを下さっていたかということもまた身に染みて良くわかりました.
また,自分とはある意味タイプの異なる石曽根さんの仕事にもまた多くの刺激を頂きました.デザイナーにとって考えていることが思うように形にならない時ほど苦しいものはありません.そんな時にも安易な妥協をしないでデザインと向き合い続ける意志の強さもまた,今回の石曽根さんのお仕事から学ばせて頂いたことです.
さてリニューアルしたサイトはいかがでしょうか?
きっとそれまでのサイトに慣れ親しんだ方には,最初はいろいろ違和感もあるかと思います.好意的に受け止めてくれる方もいれば,そうでない方もいらっしゃるかもしれません.けれどもリオタデザインの建築に共感してくださる方であれば,そのコンテンツのどれもがしっかりと既存のサイトを引き継ぎ,リオタデザインの思想や作風を色濃く反映しているものだということに気づいてもらえると思います.
サイトの世界ではSEO対策ということが良く言われます.しかし一方では,検索のランキングを上げるためのテクニックに終始するがゆえに,最近はどれもステレオタイプで画一的なサイトばかりになってしまいました.私も最初はそういうことを意識しないといけないのかとも思っていましたが,そのうちにSEOなんてどうでもいいと思うようになりました.1000人の無関心な人に届くより,目の前のたったひとりに届くサイトを石曽根さんと目指しました.
これからも少しずつコンテンツを増やしてゆく予定ですので,どうか新しいサイトと共にリオタデザインを今後ともどうかよろしくお願いします!
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