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軽井沢で進めています「蛍沢の家」が先週上棟し、週末に上棟式で行って参りました。

軽井沢は平坦地が多いですが、一部にはこんな谷地もあります。得がたい敷地に、計画の初期から心躍っていましたが、前面に迫る新緑の緑に圧倒されました。

軽井沢らしい端正な家です。リオタデザインでは珍しくちゃんと軒もあります笑。軽井沢では条例で軒がない家は作れないのですね。

これからの軽井沢通いも楽しみです!


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> 仕事
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2月に竣工しました住宅「TOPWATER」につきまして、竣工写真をサイトにアップしました。撮影は新澤一平さん。

撮影当日はあいにくの曇り空でしたが、北側道路のため快晴だと逆に逆光になって写真が撮りにくくなるという住宅でしたので、丁度良かったかもしれません。室内も新澤さんらしい柔らかい光で撮って頂きました。

可愛い姉妹にもモデルとしてご協力を頂きました。
どうかサイトにてご覧下さい!

TOPWATER
https://www.riotadesign.com/works/17_topwater/

17. 06 / 13

Apple Watch

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sekimoto

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> はまりもの
> 生活



腕時計をApple Watchに替えてから約1ヶ月が経ちました。快適です。快適すぎて、ちょっと人にお勧めしたくなっています。

最近スマートウォッチって聞きますよね。スマートフォン(スマホ)はわかるけど、腕時計が”スマート”になるとどうなるの?別にいいよ時間さえ分かれば、て思いますよね。私もそうでした。

私の場合、きっかけはSUICAでした。

改札が近づくとゴソゴソとSUICAの入った財布を取り出すというのがとても面倒で、リュックを背負っているときなどはそのたびにリュックを下ろして、となります。iPhoneでも最新のiPhone7などはSUICAに対応しているのですが、あの大きさが好きになれなくて、私はiPhone SEを愛用しています。

iPhone SEの唯一の欠点はSUICAに対応していないことなのですが、Apple Watch (Series2) と組み合わせれば、改札を楽々通ることができます。


これはSUICAを表示させている状態ですが、いちいち表示させなくても、そのままかざすだけで使えます。もちろん、駅の自販機で飲み物を買うときもこれでOKです。

残額が少なくなってきたら、電車の中などでWalletに登録したApple Pay対応のカードからSUICAアプリにチャージをします。改札に行かなくてもチャージが出来るので、これもとても便利です。

チャージには個人のクレジットカードのほか、Apple Payに対応した法人カードもあります(私は年会費無料のオリコを使っています)。ビューカードなどは法人に対応していないので、法人カードでSUICAが使えるというのも、交通費を経費で落としている人には朗報です。実は私はこれがApple Watchを買う決め手となりました。

ちなみにApple WatchとiPhoneとは常時Bluetoothで通信しているので、カードの登録やアプリのダウンロードなどの操作はすべてiPhone側のみで大丈夫です。


他にもApple Pay(Quick Pay)を使えば、コンビニなどでも腕をかざすだけで簡単に会計ができます。これも便利で、最近ではコンビニに行くだけの時は財布を持っていきません。これなら財布が小銭だらけになることもありませんので。

ちなみにiPhoneを持たず、Apple WatchだけでもApple Payは使えますので、ジョギングが趣味の方はより身軽になれると思います。Bluetoothのイアホンを持っていれば音楽も聴けますし。

まだ対応していないお店も多いので、通常の外出時はなかなか財布レスにはならないのですが、そのうち財布を持たずに手ぶらで動けるエリアはどんどん広がってゆくんじゃないかと思います。

次に愛用しているのは地図アプリです。


我々はよく週末に建築家仲間からオープンハウスに誘われることがあります。

たまに駅から徒歩で20分なんていう時もあって、プリントした地図やスマホの地図アプリを手にして向かうことがあるのですが、歩きながらずっと片手に地図やスマホを握りしめているというのもストレスになります。以前これで携帯を落として、画面を割ってしまったこともありました。

そんな時はiPhoneの地図アプリで、行きの電車の中などで事前に目的地を入れておけば、改札を出たところからナビゲートしてくれます。面倒な操作は一切ありません。

曲がり角が近づくと、Apple Watchがコツコツと腕をノック(右折と左折でノックが違う)してくれるので、慣れれば地図を見なくてもスイスイと目的地まで辿り着けます。


あとはSMSやLINE、Messengerのメッセージなども、着信するとコツコツという腕の感触とともに内容がApple Watchに表示されるので、移動中やミーティング中などでもさりげなくチェックすることが出来ます。スマホはカバンの中でも大丈夫です。

「了解しました」などの返信の定型文も登録しておけるので、その場で歩きながら5秒ほどで返信が返せます。これもとても便利で、メールに気付かなかったとか、あとで返そうと思っていて忘れてしまうということもありません。

他にも電話を受けたり、スケジュールを確認したりなどまだまだありますが、長くなるのでやめておきます。Appleから広告費をもらったら、続きを書こうと思います笑

中にはこういうIT系の機器が苦手だという方や、そんなものは煩わしいと思う方もいらっしゃると思うので、そういう方にはお勧めできませんが、ポケットから携帯を取り出す頻度は確実に少なくなりますし、私のような忙しない気質の人間にはぴったりだと思います。

iPhoneをお持ちで、iPhoneの機能をもっと拡張して仕事に活かしたい!という方には是非お勧めです。


Apple Watch Series2
https://www.apple.com/jp/apple-watch-series-2/

17. 06 / 12

木組ゼミにて

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sekimoto

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> 仕事
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昨日は建築家の松井郁夫さんが主宰されておられる建築の私塾「木組ゼミ」に呼んで頂き、近作のいくつかについてお話しをさせて頂きました。松井さんの木組ゼミに呼んで頂くのは、今年で3回目。

ワークショップ「き」組 http://kigumi.jp/

木組ゼミは釘や金物に頼らず、木を木で組む、日本の伝統構法で建てる家づくりを伝授継承するための私塾で、松井さんも設計事務所運営の傍ら、全国から設計事務所や工務店などに勤務される塾生を募って教えていらっしゃいます。

そんな松井さんの住宅は日本の民家のように、骨太で100年経ってもびくともしないようなノウハウと思想によって作られています。


私も志は同じくしながらも、ある意味そのアプローチは全く異なります。金物も使いますし、空間の作り方もより現代的です。

そんな私の家は松井さんからどう見えるのだろう?といつも思いますが、松井さんはそんな私の家を面白いといって、毎回見学にいらして下さいます。自分と違うことをしている人は面白い、というのが松井さんのスタンスなのですね。

松井さんと言えば、伝統木造の世界では第一人者でいわゆる巨匠のひとり。にもかかわらずその懐の深さと柔軟さには、いつも頭が下がるばかりです。


この日の話もだいぶてんこ盛りになってしまいましたが、毎回面白いとおっしゃって下さるのでこちらもやりがいがあります。懇親会では、いつも松井さんの深いお話しをいろいろ伺えるのが楽しみにもなっています。毎回、私が勉強しに行かせて頂いているようなものですね。

また来年もご縁があれば呼んでください!
松井さん、木組ゼミの皆さま、どうもありがとうございました。

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> 建築・デザイン
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大学の後輩でもある建築家の阿蘓俊博(アソトシヒロ)さんよりオープンハウスのお誘いを頂きました。「朝霞の家」ということですぐご近所です。ということで、自転車を漕いで颯爽と行って参りました!

アソトシヒロデザインオフィス www.asotoshihiro.com

実は阿蘇さんには本住宅について、埼玉エリアの工務店についてご相談を頂いておりました。そこで私がお付き合いする何社かの工務店さんをご紹介したのですが、そのうちうちの「VALO」などを施工下さったニートさんに施工をお願いされたようです。


敷地に着いて、裏山の茂みに見覚えが…。そういえばずいぶん昔に、この辺で土地探しをされていたお施主さんより、このすぐ隣くらいの敷地についてご相談を受けたことがあったのでした。

それは結局建ちませんでしたが、建っていたら阿蘇さんのこの家と相まって、ちょっとした面白い住宅地になっていたかもしれませんね。

外壁は吹付け仕上げにされていて、独特のグレー色が際立っていました。こういう色のチョイスが建築家のセンスを物語っていますね。




内部は徹底したアーチ型窓の連続で構成されています。アーチ形状については、当初の建て主と交わされた会話のキーワードに「雪のかまくら」のような家という言葉があったことを挙げていましたが、それが設計プロセスと共に昇華され、古典建築のようになっていったストーリーはとても興味深かったです。

プランは敷地に対して若干角度を振ってあり、全体の平面形状は平行四辺形になっています。直角をなくしただけで空間の予定調和が破られて、不思議なスケール感と奥行きが獲得されていることがわかります。


個人的にとても気に入ったのは、2階のこのスタディーカウンター。かわいいですね!

床材や天板の仕上げのチョイスと相まって、なんだかイタリアかどこかの図書館のようだなと思いました。それぞれが座る位置にアーチ窓が用意されています。ここにお住まいになる家族が楽しく暮らされる様子が、目に浮かぶようでした。


実は、当日お施主さんもいらっしゃったのですが、私のブログが好きでよく読んでくださっているとのこと。どうもありがとうございます!実は他の設計者のお施主さんからも、私のブログを読んでいると言われることがちょくちょくあるのですが、ありがたい反面、同業者の手前複雑な心境になることも。

(お役に立てて光栄ですが、実はわたくし住宅の設計もやっております)

ともあれ、今回阿蘇さんの住宅を見せて頂くのははじめてでしたが、大胆な構成の一方で緻密にディテールを解いており、誠実な設計スタンスを感じました。さすが、実力者ですね。ご丁寧にご対応をありがとうございました。今度またゆっくり!