「アルヴァ・アアルト展」がようやく9月からはじまります。国内数館を巡回予定です。皮切りは、まずは神奈川県立近代美術館・葉山より。

『アルヴァ・アアルト―もうひとつの自然』
会期:2018年9月15日~11月25日
会場:神奈川県立近代美術館・葉山
https://bijutsutecho.com/news/16283/

私はコーディネーター役の和田菜穂子さんらと共に、AALTO120メンバーとして約1年ほど前から、今年のアールト展につなげるための活動を続けて参りました。

昨年10月OZONEでの藤本壮介さん、12月のARTEK+IMA、2月の堀部安嗣さんをお招きしてのアールト関連講演シリーズは、すべてこの展覧会を成功させるためにありました。「最近アールトがアツいよね!」とお感じの方がいらっしゃいましたら、我々の活動も少しは功を奏したかもしれません。

多くのご苦労はほとんど和田さんが担っておられますので、私が言うべきことはありませんが、彼女をサポートしながら思うことは、アルヴァ・アールトという世界的建築家の国内巡回展といえども、実質的に中心となって動かしているのはごく数名の献身的な人たちであり、それらはほぼボランティアに近いものだということです。

しかしそれらの方々の、熱い思いや愛情によって世の中は動いているのだということも今回強く感じていることです。和田さんご苦労様です。最後まで走り抜けましょう!

まだ明らかにできませんが、9月のオープニングセミナーには、意外なあの人にもご登壇頂く予定です。皆さん、あっと驚くと思いますよ。どうかお楽しみに!

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sekimoto

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> メディア
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私が設計させて頂いた吉祥寺のカフェmoiの常連さんでもある、校閲者の牟田都子(むた・さとこ)さんが昨晩のフジテレビ系列の番組『7RULES(セブンルール)』で紹介されていたそうです。

牟田さんはmoiで私がトークカフェをやる時にはいつも足を運んで下さいます。こんな著名な方だったとはつゆ知らず…。いつもありがとうございます。

ワールドカップに夢中で見逃した方も多いのではないかと思いますが(私も!)、以下のリンクより期間限定(6月26日22:30まで)で無料動画が見られるそうです。

http://ktv-smart.jp/pc/movie/index.php?key=53061

番組にもカフェmoiがちらっと出てきます(写真)。牟田さんは請求書の添え状のポストカードはカフェmoiで選ぶそうですよ。ちょっと嬉しいニュースでした。

18. 06 / 18

反則金

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sekimoto

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> 思うこと
> 生活



またやられてしまった。一時不停止違反。

言っちゃなんだけれど私は安全運転な方だとは思う。しかも交差点の一時停止は過去何度か切られているので、普段は誰も見ていないようなところでも、神経質なくらいちゃんと停まるようにしているというのに。

今回は標識を見落としていた。迂闊だった。目に入っていればちゃんと停まるのだから、そこがなんといっても悔しい。

どうして見落としたのだろうと思うと、車線が合流するポイントで、これが高速道路ならぐっとアクセルを踏みこんで流れに乗っていくところを、一般道では逆にブレーキを踏ませるというポイントが結構ある。いわゆるひっかけ問題だ。たぶん今回も無意識にアクセルを踏んでしまったのだと思う。

そうやって見落としたり、間違ったりする人が多いからパトカーも待ち伏せしているのだろうが、そこが腹立たしい。そこに立って、間違わないように未然に指導するというのが筋だろうに、間違うのをじっと待っているのだ。

でも仕方ない。見落としたのは私なのだ。だから無駄な抵抗はせずに素直に切符を切られる。反則金は7,000円也。地味に痛い。さて本題はここからである。

この反則金、納付するためには銀行や郵便局に足を運ばなくてはいけない。行けばいいのだろうが、これがまた地味に混んでいる。今どきお金を引き出すのも振り込むのもATMだ。銀行の窓口で整理券取って並ばなくてはいけないというのは余程の時である。

公共料金もコンビニで支払える時代である。どうして反則金をコンビニやATMで払えるようにしてもらえないのかと思う。そしてできれば、ネットでぽちっとできるようにしてもらいたい。今どき納税だってネットでぽちっとする時代なのだから。

これは私の憶測であるが、公共料金や納税は”善良な市民”からの徴収であるからして、手間をおかけしないよう配慮しているのに対して、反則金は交通道徳を守らない不届きな輩だからにして、そんなやつに楽をさせることはない!という考えがあるのではないか。

であるとすれば反論もあるのだが、ついうっかりミスをしてしまった善良な市民を、急いでいるにもかかわらず足止めをさせ、違反点数を計上するというだけで立派なペナルティではないのか。

そしてただでさえ痛い出費(それは甘んじて受けようと思うが)を払うのに、平日の昼間に銀行の長蛇の列に並ばなくてはいけないという極刑。善良な市民(私)が可愛そうである。

ということで以下の提言をしたい。

・全国の一時停止線には漏れなく警察官ないし民間委託の係員を立たせておいて、ちゃんと停まったらスタンプカードにスタンプを押してもらいたい。スタンプが100個たまったら1回の一時不停止違反をチャラにしてもらいたい。

・反則金はネットで。できればTポイントか楽天ポイントでも払えるようにして欲しい。反則金を払ってポイントが付いたらなお嬉しい。

だめですか。そうですか。

18. 06 / 10

自由な自然

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> 北欧
> 思うこと



昨日のSADIでの総会講演会、齋藤暖生先生による北欧の「万人権」のお話はとっても良かった。まさに我々が北欧に惹かれる根に触れるお話だったと思う。

北欧では国ごとの違いはあるにせよ、自然はみんなのものという意識があり、私有地であっても勝手に分け入って、ベリーやキノコを自由に摘むことができる。そしてそれが法によっても守られている。

日本では土地を買えば、その上にあるものは土地所有者のものだ。それがたとえ風に運ばれてきて咲いた一輪のタンポポであっても。

北欧には土地を持たない人の権利、貧しい人を守る保障がある。スウェーデンでは人口の3%が国土の50%を所有しているという。日本人のような感覚を持てば、国民の97%は自然を享受する権利の過半が奪われることになる。

実は日本も同じ構造の上にある。我々が自由に享受できる自然なんて、ごくわずかにしか存在しないということに気づかなくてはならない。

写真は軽井沢での一コマだ。よく見て欲しい。敷地の境界に沿って植えられた不自然な木の列を。

自然を享受しようと避暑地に足を運びながらも、自ら敷地を囲んで閉ざすというこの構造は、軽井沢にすらもはや自由な自然は存在しないということを意味している。そしてそれは首都圏の住宅地に見る光景そのままだとも思う。

18. 06 / 01

分室

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> 仕事
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今日は分室(中庭)で仕事。パソコンがないので、逆にとてもはかどる。そして気持ち良い。あちらのスタッフも私がいないので気持ち良さそう。そしてはかどる。

たまに図面を持って相談に来る。中庭だと私はとてもやさしい。