
以前こちらのブログでも紹介させて頂きましたが、フィンランド人建築家アルヴァ・アアルトの待望の国内巡回展がいよいよはじまります!今回展覧会のオープニングを記念して、9月16日には新宿OZONEにて、建築家の塚本由晴さんをお招きして記念講演会を開催致します。
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「アルヴァ・アアルト もうひとつの自然」展覧会オープニング記念講演会
『アアルトのふるまい学』
講師:塚本由晴氏(建築家・アトリエワン主宰/東京工業大学大学院教授)
日時:9月16日(日)14:30~16:30
会場:リビングデザインセンターOZONE 3階パークタワーホール
定員:300名
https://www.ozone.co.jp/pro/seminar/detail/602
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私は展覧会そのものではありませんが、AALTO120という団体の事務局として関わり、これまで藤本壮介氏、小林恭氏+マナ氏(ima)、堀部安嗣氏といった、国内外で一線で活躍されている建築家の方々によるアアルト関連セミナーを企画して参りました。
オープニング記念となる今回は、国際的に活躍される塚本由晴氏をお招きします。塚本氏とアアルトというと意外に思われるかもしれませんが、塚本氏はグッゲンハイムヘルシンキコンペにて審査員を務めるなど、フィンランドともつながりを持っておられる建築家の一人です。さてどんなお話しをお聞かせ頂けるでしょうか?
すでに多くのお申込を頂いているようです。参加ご希望の方は、以下のOZONEホームページよりお願いします!
https://www.ozone.co.jp/pro/seminar/detail/602
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またこちらは展覧会情報です。
『アルヴァ・アアルト―もうひとつの自然』
会期:2018年9月15日~11月25日
会場:神奈川県立近代美術館・葉山
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/exhibition/2018_aalto
こちらは神奈川を皮切りに、名古屋・東京・青森など各地を巡回して参ります。ちなみに私は、昨年の夏、聖地ヘルシンキの巡回展を見るためだけにフィンランドに行きました。本当に素晴らしい展覧会で、いまだにその余韻が残っています。
お近くの美術館に巡回の折には是非足をお運び下さい!

18. 09 / 01
『はじめてのマイホーム』
author
sekimoto
category
> メディア
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エクスナレッジさんより新しいムックが出ました。
『はじめてのマイホーム』
http://amzn.asia/d/fGvvrc6
こちらは文字通り、はじめて家を建てる/買う方に向けてのガイドブックになっています。その巻頭の実例紹介に、リオタデザイン設計の「大和田の家」そして「路地の家」をそれぞれ取り上げて頂きました。
本書では4件の実例が紹介されているのですが、4件のうち2件がリオタデザインという破格の扱いとなっております。ということで、表紙の住宅も半分がリオタデザイン。嬉しい!

「大和田の家」(上の写真)ははじめてのメディア掲載になります。個人的にとても好きな住宅の一つで、建て主さんの住みこなし方が素晴らしいので、取り上げて頂けてとても嬉しいです。

「路地の家」(上の写真)は最近大人気で各メディアから取材依頼が殺到しているのですが、建て主さんのご負担となるため今ではほとんどお断りしている状況です。こちらはそんな中、ギリギリ取材許可を頂くことができて良かったです。(年内にはもう一誌に掲載予定です)
ちなみに今回写真は弊社からの提供で、新澤一平さんの写真を使わせて頂いています。
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どちらも取材は、ライターの松川絵里さんにご担当頂きました。いつもながらの細やかな取材と、取りこぼしのない文章に感謝しています。今回もありがとうございました。建て主の皆さまも、取材協力をありがとうございました。
これから建てようという方、これを読んだ後は是非リオタデザインまで笑

夏のオープンデスクは設計エスキース千本ノック。学生こそ1日で設計案をまとめるトレーニングが必要です。彼女はまだ2年生。こりゃ後期は伸びるな。
後ろからこっそり覗くと、手元には見慣れた本が。私の「おもてなし住宅のつくり方」それどうしたの?と聞くと、オープンデスクに来る前に買ってきましたことのこと。偉い!実務者向けの内容なので学生にはどうかと思いきや「寸法がたくさん書いてあるので勉強になります」とのこと。
拙著が学生にも役立っている場面をはじめて見ました。嬉しい!お礼にサインしてあげました。でももしかして、それはいらなかった?


オープンデスクの学生と話していて、セミナーや講演会の正しい受講の仕方についての話になりました。年間少なからずのセミナー講師や司会を引受ける身としても、以下の人はとても好印象で、モチベーションがとても上がります。
1. できれば最前列、無理でも2列目くらいまでに陣取る
2. 講師の話をうなずきながら聴く
3. 話を聞きながら質問を3つ以上考える
4. そのうちの一つを最後に手を挙げて質問する
5. 最後に講師のところに行って挨拶する
1は居眠りしたり、スマホをいじったりしないための自分へのプレッシャーとして。2は講師がとても話しやすくなるのと同時に、自身も話に引き込まれてゆきます。
3は話の骨子を頭の中でまとめる訓練になります。4はみんなが一番聞きたがっているものを代表質問するというもので、会場のみんなから(心の中で)感謝されます。
そして5に至っては、講師の方に顔や名前を覚えてもらえることはもちろん、講師にとって一番嬉しい瞬間にもなります。(逆に誰にも来てもらえないと、講師はかなり心をへし折られます)
これを自然体でできる人は、きっと良い出会いを味方にできる人ですね。1〜3くらいまでは、誰でもすぐに実践できると思いますので是非!
1. できれば最前列、無理でも2列目くらいまでに陣取る
2. 講師の話をうなずきながら聴く
3. 話を聞きながら質問を3つ以上考える
4. そのうちの一つを最後に手を挙げて質問する
5. 最後に講師のところに行って挨拶する
1は居眠りしたり、スマホをいじったりしないための自分へのプレッシャーとして。2は講師がとても話しやすくなるのと同時に、自身も話に引き込まれてゆきます。
3は話の骨子を頭の中でまとめる訓練になります。4はみんなが一番聞きたがっているものを代表質問するというもので、会場のみんなから(心の中で)感謝されます。
そして5に至っては、講師の方に顔や名前を覚えてもらえることはもちろん、講師にとって一番嬉しい瞬間にもなります。(逆に誰にも来てもらえないと、講師はかなり心をへし折られます)
これを自然体でできる人は、きっと良い出会いを味方にできる人ですね。1〜3くらいまでは、誰でもすぐに実践できると思いますので是非!

毎年夏にオープンデスクの学生がやってきます。私が教える日大ではなく、なぜか最近では他大学、とくに地方大学の学生が多いのはなぜなんでしょう(去年は長岡造形大学から来ました)。今年は山形の東北芸術工科大学(略して芸工大)から2年生の子がやってきました。長利(おさり)咲代子さんといいます。
芸工大といえば、スタッフ砂庭さんの母校でもあります。しかも郷里も同じ青森という。
オープンデスクも今日が初日。挨拶代わりに、学校の課題などをいくつか見せてもらいましたが、とても優秀な学生のようで、とても2年生とは思えないレベルの作品に感心させられました。彼女の資質もあるのでしょうが、芸工大の教育は地に足が付いていて、私が留学したアールト大学の建築教育にもつながるものがあるような気がしています。

こちらは学内の即日設計コンペで、2~3年生の先輩を差し置いて1年生で最優秀賞を取った作品とのこと。
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スタッフ砂庭の例もあり、もはや「芸工大=優秀」というフィルターが私の中で作られつつあります。がんばれ日大!そういえば「路地の家」の建て主さん(グラフィックデザイナー)も、芸工大出身のスタッフは圧倒的に優秀だとおっしゃっていましたっけ。
来週いっぱいまでうちで研修してもらいます。期間中の現場や打合せにも同伴/同席させて頂きますので、関係者の皆さま、どうかよろしくお願い致します。
