19. 12 / 27

三人いると

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sekimoto

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> STAFF
> 仕事



スタッフは二人いれば仕事は回せる。しかし、二人だけだと各自の仕事で手一杯になる。三人いるとコミュニケーションが生まれる。スタッフ同士で教え合うようになる。

テーブルでは、中堅スタッフが不慣れなスタッフに私に代わって図面指導をしている。口調が私に似ているのはご愛敬。こういうのがとても嬉しい。スタッフが自ら考え、行動する組織は美しい。

現在発売中の女性誌『リンネル』に、俳優の高橋一生さんが私の憧れの建築家ユハ・レイヴィスカの教会を訪れる記事が載っています。またなんと今年83才になるレイヴィスカ本人にご対面する記事も!

リンネル 2020年2月号
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私の設計する住宅の多くに下がるレイヴィスカの照明ですが、それを下げている建て主さんも、レイヴィスカさんがどういう方か(まだご存命であることも!)ご存じないと思います。どうか誌面で”ご対面”を果たされて下さい。

私の北欧との出会いはレイヴィスカとの出会いでもありました。その空間に胸を打たれ、レイヴィスカの背中を追うように2000年にフィンランド留学をしました。レイヴィスカの事務所も訪れたことがありますが、とても温かく優しい建築家です。

ちなみに私の事務所に下がっている照明器具は、この写真に写っているパキラ教会に下がっているものと同じものです。特注で非売品の照明器具がなぜ私の事務所にあるかについては、ヒミツです笑

とても貴重な号ですので、是非手に取ってみてください!


19. 12 / 24

Hyvää Joulua!

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sekimoto

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> 生活
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私が年に一度厨房に入る日
Hyvää Joulua !





19. 12 / 23

CARSENSOR EDGE

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sekimoto

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> メディア
> 社会



昨日はCARSENSOR EDGEの取材立ち合いのため、川越市FP(S邸)へ。

車好きの建主さんの愛読書とのことでお引受けした取材でしたが、建主さんもライターさんもカメラマンさんも、全員コアすぎる車好きのため全く話について行けません!笑

きっと現場での我々の会話も、一般の建て主さんからしたら何話しているかわからないのでしょうね。ただ、特定車種をコードネームのように数字で呼び合う様子など、なかなか異次元の会話を聞くようでなかなか楽しかったです。


19. 12 / 21

地雷センサー

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sekimoto

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> 仕事
> 思うこと


世の中には地雷がたくさん埋まっていて、小心者の私はいつもビクビクしながら暮らしている。

ところがある人は、そこに地雷があることに気づかずにずんずん進んでゆく。見ていてハラハラする。またある人は、そこには地雷があるよと言っているのに「大丈夫!」と言って、やはりずんずんと進んでゆく。やっぱりハラハラする。

人にはそれぞれの地雷センサーがあって、危ない場所や状況は避けて通るようにできている。でもそのセンサーの感度には個人差があって、センサーが鈍い人もいれば敏感な人もいる。

敏感な人から見たら、鈍い人は許しがたく鈍い。鈍い人から見たら、敏感な人は神経質なほどに敏感だ。

前述の通り、私は小心者なのでいつもビクビクしながら仕事をしている。こんなことを言ったらこう思われるんじゃないか、こういう設計をしたらこういうことが起こるんじゃないか、怒られるんじゃないか、訴えられるんじゃないか…。

住宅は毎日住まう器なので、1の不具合は増幅し10になる。設計者の地雷センサーの感度は常にMAX、針は振り切れるほどに。それでも年に何度か爆竹並みの地雷を踏む。これは避けられない。

大博打を打たない代わりにドカンと大きな賞を取るわけでもなく、いつまで経っても大成しないわけだけれど、その代わり誰かに訴えられることもなく、ちょいちょいミスはあっても大ポカをやらかすことなく、現在に至る。

あながち、私の地雷センサーはそう悪くないんじゃないかと思うことにする。