16. 05 / 08

GWの過ごし方

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sekimoto

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> 生活
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休みがあったらどんな過ごし方をしたい?と聞かれたら、皆さんはどんなことをイメージするでしょうか?アウトドアが好きな人は海や山へ出かけたり、買い物へ出かけたり、インドアが好きな方は家で読書といったところでしょうか。

私はアウトドアも好きですが、何も予定がない休日があったとすれば、後者のインドアでのんびり派です。ただ仕事柄、丸一日何もないということはごく希で、土日であっても午前か午後か、どちらか(あるいは両方)に来客や打合せが入ることがほとんどです。だから、カレンダーで何も予定が入らない週末があったとすれば、直前まで神に祈る気持ちで死守しようと試みます。

このGWは、前半は怒濤の打合せが続きましたが、中盤はそれこそ”奇跡”のように何もない日が2日間もありました。これは私にとっては本当に奇跡のようなものです。

この2日間は家族と美術館に出かけた日もありましたが、あとは家の中で映画を見て過ごしました。本当に幸せな時間でした。映画は、直前にFP(S邸)の1年点検に行った際、Sさんに強くお勧めされた「ゴッドファーザー」。古い映画ですが、私はまだ観たことがありませんでした。

マーロン・ブランドとアル・パチーノの演技が素晴らしく、ぐんぐん引き込まれてしまいました。1編が3時間くらいある長編を、結局1~3まで立て続けに観てしまい、ついでに邦画も別に1本。まさに映画漬けのGW中盤でした。

GW後半は新しい敷地を見にちょっとした遠征。混雑を避け、前日泊にて乗り込んだのですが、一人で過ごす一夜というのもまた、良い空気を吸ってとても大きな気分転換になりました。翌日のクライアントとの打合せも楽しく乗り切ることができました。

そして今日はいよいよGW最終日。学生数名が設計指導にやってくる予定。そんなこんなで、充実したGWが終わろうとしています。

16. 04 / 10

Hellema

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sekimoto

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> はまりもの
> 旅行



フィンランドに行ったらたくさん買い物をするかと思いましたが、すでに家にあるものばかりなので、思いのほか買うものはなく、家に着いたらほとんどお土産以外買い物をしていなかったことに気づきました。

自宅用に買ったもので一番嬉しかったのは、駅前のSマートで買ったこのHellemaのクッキー。留学時代、朝食代わりにほぼ毎日食べていました。思い出の味です。

このクッキー本当においしくて、生地のサクサク感といい、チョコレートといい、あまりに絶妙でどうして日本で手に入らないのか不思議なくらい。もう一度ヘルシンキに行くことがあったら、このクッキーをもう一度食べたいとずっと思っていました。

しかし、それももう10年以上昔の話なので、さすがにもう無いかなと思いましたが、今回Sマートの棚にそれらしきクッキーを見つけた時は感動しました。パッケージは一新していましたが、Hellemaというブランドとクッキーの写真素材は当時のままでした。

日本に帰ってこれを食べた瞬間、これだ!と思いました。

不思議なもので、ヘルシンキの街の風景を見たり旧い友人達に会うと、懐かしさもありますが、それは一瞬のことで、次の瞬間には昨日もそのまた以前もずっと会っていたような既視感を覚えたんですね。ところが、懐かしい食べ物を食べると、ピンポイントで記憶が遡るんです。

今回の旅でなぜか一番「ああ、フィンランドだ!」と感じた瞬間でした。しかも帰国後に。しかもHellemaはフィンランドではなく、実はオランダのクッキーという笑

ヘルシンキに行ったら、是非Hellemaを。オランダですが。

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> 生活
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所蔵していたミッドセンチュリー家具の名作が復活しました。写真左側が、ラージダイアモンドチェア(デザイン:ハリー・ベルトイア)、右側がRAR(デザイン:チャールズ&レイ・イームズ)。今では安価なレプリカが出回っていますが、ともに当時の貴重なオリジナルピースです。

当時の購入価格も、人に話すとドン引きするような値段だったのですが、今ではその倍くらいしているようです。もちろん人に売るつもりはありませんが。

ともに購入したのは結婚してすぐのことでしたので、18年くらい前になるでしょうか。当時は北欧などには目もくれず、イームズをはじめとしたアメリカのミッドセンチュリー家具が大好きで、コレクションとしても部屋中が椅子で埋まるくらいありました。その後だいぶ数を減らしまして、その片鱗が事務所のミーティングチェアがすべてイームズチェアというあたりに残っています。

話を冒頭のダイアモンドチェアたちに戻しますが、買った時点で相当古かった家具が、さらに経年にさらされるとどういうことになるかというと、


ショックゴムが破断したり、


パットマウントがことごとく外れたり、


ロッキング脚の溶接も外れるし、


カバーは原形を留めないくらいグズグズになったりと、早い話が座ることすらできず、かといって捨てるわけにもいかず、長い間無用の長物として部屋の片隅を占拠していたのでした。

どれもアンティークのため、修理などできないのだろうと諦めていたのですが、最近ようやくその気になって、当時購入した Mid-Century Modernさんにダメモトで相談すると、前向きに相談に乗って下さいました。これにはまさに渡りに船!

といっても、アドバイスを頂いて半分くらいは自力で解決しました。まずはダイアモンドチェアの破断したショックゴム。これはどうにもならないだろうと思ったら、英国にこういうマニアックなパーツを扱っている個人の方がいるんですね。教えて頂き、案外スムーズに英国から交換パーツを取り寄せることができました。

ロッキング脚の溶接は、現場に持っていくと監督さんが快く再溶接を引き受けて下さいました。Aさん、ありがとうございました!この通り、見事復活です。


残りのシェルのパットマウント再接着と、ラージダイアモンドのカバーはMid-Century Modernさんの関係先で修理してもらえることになりました。特にカバーは、中のウレタンが劣化でボソボソの状態になっており、新品のウレタンに入れ替えて頂きました。こういうことができると思わなかったので、これにはかなり感激しました。

そしてようやくすべてが整い、冒頭の復活となったわけです。


やはりラージダイアモンド、美しいです。

このオリジナルパッド(+オットマン)が揃っている状態のピースはとても貴重なのだそうです。しかも購入時もとても状態が良い物でした。ここでもう一度若返りを果たすことができ、とても嬉しいです(この感覚も私が歳を取ったからでしょうか!?)。この椅子は座り心地も抜群にいいんですよ。

実は後日談として…。
修復されたイームズのRARは子供が喜んで座っていたところ、また再び溶接が破断しまして…。トホホ、また再び入院生活に逆戻りです。次の復活はいつになることやら。


最後にこれは蛇足ながら懐かしい写真。こんな時期もあったんですね…。もうすぐ小学校も卒業です。

16. 02 / 20

PLCアダプター

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PLCアダプターをご存じでしょうか?宅内のコンセント配線をLAN配線化してしまうというスグレものです。つまり、コンセントがある部屋なら、どこでもLANネットワークが組めてしまうのです。

宅内で無線LANが届かない場所には中継器を置くのが一般的ですが、無線なので電波が不安定だったり、リンク機能のあるネットワークTVのようなものだとすぐに映像が途切れてしまいます。

これ、大手量販店にもあまり置いていないのですが、どうしてこんなにマイナーなのか分かりません。設定もほとんど不要。新居で「書斎にもLAN配線しておけば良かった!」と後悔している人には朗報です。

設計者も覚えておいて損はないです。これがあれば宅内の煩雑なLAN配線はいらないかもしれません。ちなみに我が家は、脱衣室までネットワークを組み、そこから無線で飛ばしてお風呂でリビングのテレビを見るというのにはまっています。

PLCアダプター
http://www.amazon.co.jp/dp/B001G947Z8

16. 02 / 03

FORIS

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> 生活
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買い換えのため、FORIS-TVをとうとう手放すことになりました。映像モニターのナナオ(現EIZO)が作っていたテレビで、デザインは川崎和男さんが手掛けていました。

10年ほど前に一目惚れして買ったのですが、液晶の劣化と、このサイズ(26インチ)だと目の悪い私は本当にモニタの近くまで行かないと見えなくて、とうとうギブアップです。

その佇まいがインテリアの一部になる希少なテレビでした。
またひとつ時代が終わりました。