11. 06 / 23

原稿の仕事

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sekimoto

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いくつか原稿仕事を頼まれている.
プロフィールにも書いているように,基本的に文章を書くのは好きだ.だからこうして寄稿を頼まれるとすごく嬉しいし,楽しい.(ただし内容は自分に興味のあること限定で)

でも今は片手間や趣味の延長だからいいけれど,きっとこれを本業にしたらきっとそこにはものすごい生みの苦しさが待っているんだろうなとも思う.

ただの建築好きと建築を設計できるということとは違うし,そこから先に人から共感してもらえるような建築を設計できるかどうかというところにも太い一線が引かれている.そこがプロと素人を隔てる境界線なのだろう.

うん,やっぱり僕は建築の方で….

文章を早々に書き上げて,寝かしておくこの時間が好きだ.
こうして毎朝目を通して,少しずつ赤を入れてゆく.

11. 06 / 10

ピノキオ

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sekimoto

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慌ただしい日々は続きます.
今日は現場を2件ハシゴして上野で打合わせ.朝8時に事務所を出て,帰社したのは20時過ぎ.首都圏を遊牧民のようにひたすらに移動していました.

写真は小平で進行中の『くじらハウス』.
子どもの頃好きだったピノキオに,鯨に呑み込まれるという話がありました.ランプに照らされた鯨のおなかの中の様子を今でも覚えているのですが,この住宅の架構を考えているときにふとそんなことを思い出しました.(僕の記憶違いでなければ….人に話したらそんな話は知らないと言われました)

なかなか迫力ある空間です.現場はまだまだ続きます.

11. 06 / 08

打合わせ風景

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sekimoto

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建築の本質はプロセスにあるとすれば,クライアントとの打合わせはその醍醐味のひとつでもある.事件は現場で起こっているかもしれないが,建築はやっぱり会議室からはじまる.

クライアントの声を手がかりに,じっくりじっくり考えたこちらの考えをぶつけてみる.すんなり受け入れられることもあれば,そこから延々と議論が続くこともある.ただ我々の設計の打合わせでは笑い声が絶えない.実際本当に楽しい.

クライアントの意外な視点に目から鱗が落ちることもあるし,行き詰まっていたものがドライブしはじめる瞬間もある.このライブ感がたまらなく好きだ.

建築のプロセスで最も大切なのはコミュニケーションだ.図面も模型も単なるコミュニケーションツールに過ぎない.丹念に作り込んだ模型を真剣な眼差しで覗き込むクライアント.正しい建築というものはなく,そこには正しいプロセスと決断だけがある.それこそが建築をつくる.

ご近所に住むKさんご夫婦は,打合わせにはいつも自転車でやってくる.どんどん出来上がってゆく設計に期待を寄せながらも,できあがってしまうとつまらないとつぶやく.
マァ,その気持ちもわからないでもない.

11. 06 / 01

撮影,そして…

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sekimoto

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今日は昨年末に竣工した西大泉のFILTER(U邸)の竣工写真撮影に行って来ました.
カメラマンは久しぶりに私です.腕が鳴ります.

天気予報では”一瞬晴れ”.しかし結局太陽は出ませんでした.
でもその代わり室内は柔らかい光の写真が撮れました.

このU邸は厳しいローコスト住宅でしたが,とても美しい佇まいの住宅です.
自らシャッターを切りながら「イイネ~イイネ~」と何度も心でつぶやいてしまいました.お住まいになっているお施主さんのセンスに依るところも大きいような気がします.写真はまた後日まとめて作品にアップします.

撮影の後はUさんが手料理を振る舞って下さいました.当初撮影は私だけだったのですが,施主のお子さんのたってのリクエストで,担当スタッフの三浦も途中参戦です.三浦はどこに行っても子供に人気があります.

Uさん,とっても美味しかったです.竣工した後にこうしてお施主さんと囲む食卓はいつも楽しく時間が経つのを忘れてしまいます.あ,今回参戦できなかったご主人はこれを読んで悔しがっていることと思います.次回は是非ご一緒しましょう!