光井戸の家

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都内の典型的な狭小敷地に建つ住宅です.周辺は閑静でありながらも住宅密集地で,近隣からのプライバシー確保や,防犯上の配慮などが強く求められました.一方で明るく開放的な住環境は確保したいという思いから,「開く」と「閉じる」とを同時に解決するような設計上の配慮が求められました.

そこで,敷地はわずか20坪強の狭小敷地ではありましたが,中庭形式による住宅の可能性を探ることとしました.ただ狭小地に対して小さな中庭を作ると,日照方向側の建物が影を落とし,中庭が有効に機能しない恐れがあります.そこで,日照方向側の建物ボリュームを低く抑えスキップフロア構成にすることで,リビングの採光を確保した上で1階にも通風や採光を届けられるようにしました.

小さな中庭を取り巻くように諸室が配置され,自然だけでなく,家族の気配も家中どこにいても感じられる住まいとしています.

所在地:東京都世田谷区
用途地域:第一種低層住居専用地域
構造:木造在来工法 地上2階建て
敷地面積:70.40m²/21.29坪
建築面積:42.43m²/12.83坪
法延床面積:74.99m²/22.68坪
設計期間:16/02-16/07
工事期間:16/09-17/03
施工:宮嶋工務店
構造設計:山田憲明(山田憲明構造設計事務所)
植栽:湊眞人(耕水)
撮影:新澤一平
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都内の典型的な狭小敷地に建つ住宅です.周辺は閑静でありながらも住宅密集地で,近隣からのプライバシー確保や,防犯上の配慮などが強く求められました.一方で明るく開放的な住環境は確保したいという思いから,「開く」と「閉じる」とを同時に解決するような設計上の配慮が求められました.

そこで,敷地はわずか20坪強の狭小敷地ではありましたが,中庭形式による住宅の可能性を探ることとしました.ただ狭小地に対して小さな中庭を作ると,日照方向側の建物が影を落とし,中庭が有効に機能しない恐れがあります.そこで,日照方向側の建物ボリュームを低く抑えスキップフロア構成にすることで,リビングの採光を確保した上で1階にも通風や採光を届けられるようにしました.

小さな中庭を取り巻くように諸室が配置され,自然だけでなく,家族の気配も家中どこにいても感じられる住まいとしています.

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