14. 10 / 29

DIVE撮影

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sekimoto

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昨日は8月に竣工したDIVE(柏市)の竣工写真撮影がありました.撮影は今回初めて依頼する繁田諭さん.(あ,ここに載せている写真は違いますよ.私のカメラです)

撮影にあたっては,今回はなるべく夕景は封印しようと考えていました.夕景を撮ると,ほとんどの建築は格好良く映えるものです.今回のDIVEは日中の光で勝負だ!と息巻いていたわけですが,夕暮れのDIVEを見たらもう・・正直感動しました.ちょっと世界が違いましたね.

というわけで,ここには悔しくも夕景を載っけてしまいますが,繁田さんの写真では日中の光でバッチリ勝負して頂いております.どうかお楽しみに!

そして終了後はクライアントと打ち上げ!
実はクライアントとはオープンハウス後に打ち上げができなかったので,撮影のタイミングでやりましょう!と約束していたのでした.少し生活の落ち着いた室内と,奥様の手料理,そしておいしいお酒・・.

設計のプロセスを振り返りながら,今だから話せるあんなことやこんなこと.楽しく夜は更けてゆきました.Cさん,お気遣いを下さり,また楽しい席を設けて下さりありがとうございました.


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sekimoto

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本日「トンガリの家」の引渡しがありました.
通常引渡しといえば,修正箇所をチェックして,鍵を渡しておしまいなのですが,この家にはまだまだ大切な儀式が残っています.そう,アートピースの挿入です.

クライアントの知人であり,ミラノ在住の美術家・廣瀬智央さんとは計画段階で渋谷でお会いし,今回の住宅とコラボレーションできるとしたら,どのようなことが可能かについて話し合いました.

もちろんアートの制作には途方もないお金がかかることもあるので,そんな大それた事はできませんが,外部にも開かれたものであること,ご家族の生活の一部になる場所に設けることなどを確認し,トンガリ窓の脇に開口部と共に設けることにしました.

作品は「ビーンズコスモス」.豊穣のシンボルである豆(大豆や小豆など)をアクリルの中に閉じ込めた廣瀬さんの代表作品ですが,今回はこれに加えクライアントのご家族や,日野の場所性を暗示した情報をタイムカプセルのように封じ込めてあります.


工務店さんとのお引き渡しが終わった後,厳かにそれは行われました.


そうっと取り出されたアートは静かに壁の中に・・


壁にぴったり!よかった.嵌まった瞬間,難解なパズルの最後の鍵(ピース)がやっと差し込まれたような気がしました.

隣家の緑が室内に飛び込んできます.とってもきれいです.不思議な視覚効果ですが,このキューブが壁を貫通して,向こうの景色が室内に滲み出してきたかのような錯覚を覚えます.この敷地の場所性,空間,そしてご家族がひとつになった瞬間でした.これにはクライアントも大喜び!


実はこの壁の中には小型LED照明も仕込まれています.これが夜になるとぼうっと光るのです.ただ,あまりに繊細なので昼にはわかりませんが.これを早く暗くなってから見たい!

この照明検討では照明器具メーカーのDAIKOさんや,照明デザイナーの梅田かおりさんにもご協力頂きました.たくさん,色んな人を巻き込んでこの家はできています.


明日はいよいよオープンハウスです.

クライアントは2012年暮れの「DONUT」オープンハウスに初めていらしてから,我が事務所のオープンハウスは一度も欠席なしの皆勤賞.リオタデザインの熱烈なファンと言い切って憚らない,こんなクライアントに恵まれ私も幸せ者です.

当然今回のオープンハウスにも気合い十分!
オープンハウスに向けて家具も全て揃えて下さり,明日はかなり完成度の高いお披露目になりそうです.どうかお楽しみに!

情報はこちらより.
https://www.riotadesign.com/blog/141007.html


こんなところも・・笑

今日はスタッフを引き連れて,雨樋のタニタさんの本社にお邪魔してきました.いろいろ板金絡みのヒントを頂こうという魂胆だったわけですが,予想以上に収穫がありました.

まだ製品になる前の試作品の数々も見せて頂いたのですが,早くもうちの設計で使いたいものばかり.これからのリリースが楽しみです.

その後社長以下,社員さんとも近くの中華屋(タニタ食堂?)で呑みながらの意見交換会,とは名ばかりの,ここでは書けない話9割方の”イキった”話が多く飛び出しまして,ほんとここでは書けないんですがすみません.

というわけで,ほぼお見せできない&書けない話でした(なんのこっちゃ).
谷田社長,ありがとうございました!


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私は現場で固く誓っていることがあります.それは設計を現場で安易に変えないようにしようということ.現場で安易な変更をすれば工務店の段取りも狂いますし,追加費用も発生して結果的にクライアントにも迷惑をかけることにつながります.

だからクライアントにも,現場に入ったら変更はできませんよと予め釘を刺すのです.だめなんです,ほんとに.

今日は「西荻の家」上棟がありました.
組み上がった骨組みを眺め,足場を登り,空間がどこからどんな風に見えるかの確認作業.これは何度経験してもわくわくします.そしてキラリ,私の目はある場所を見付けてしまいました.「あそこ,イイんじゃない?」

そこは子供室の上に設えたロフト.収納をもっと増やしたいというご要望から,小屋裏収納を作りました.もちろん単なる収納ですから,窓なんてないわけです.けれども思いました.「ここに窓があったら,きっと楽しい!」

でもだめなんです,ほんとに.現場での変更は御法度なんです.だからクライアントがこのあと来たって,絶対このことは黙っていようと思うのです.ロフトなんて絶対上がらせるもんかと.

ただ,ここからの展開は現場に居合わせた関係者は皆知るところなので,ありのままに書きますが,クライアントが到着するやいなや,
「〇〇さん!ロフトロフト!ここ窓つけましょうよ!!」
そう叫ぶ設計者がいたとかいないとか.

ついでにいえば,ここにも,あとここにも窓つけましょうよ,窓!と,このほかに3箇所も窓が増えまして,クライアントといいねいいね!と大いに盛りあがったとか,感謝されたとかしないとか,そういう話です.

弁解するなら上の写真です.ここに窓つけましょうという提案を受けて,とっても幸せそうな表情のクライアント.だからだめだって言ってるじゃないですか!

お施主さんもわがままですね?

14. 09 / 23

やりたいように

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先週末は竣工検査.なのに現場は絶賛工事中・・
植栽はおなじみの湊さん.

せきもと「いつもこうなっちゃうんですよね.設計がわるいのかな」
みなと「でしょうね」
せ「やっぱ細かすぎるんでしょうか」
み「尋常じゃないですね」
せ「・・・」
み「先生とは3回くらい仕事しないと無理ですよ」
せ「でしょうか・・」
み「でもそうやりたいんだからしょうがないですね.
人間やりたいようにやるのが一番です」

やりたいように・・
最近私にズケズケ言ってくれるのは湊さんだけです.