12. 06 / 28
窓の家
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sekimoto
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> 仕事
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今日は蕨市H邸のプレゼンテーションがありました.
上の写真は6/7付けのスタディ模型群の写真.とりあえず,それまでに思いつくあらゆる形とそのプランニングの検討を詰めているプロセス写真でもあります.模型群の中央に鎮座しているのが,この時点で最も良いのではないかと感じていたボリューム.
でもこの時点ではまだプレゼンまで20日も残しています.その間どうしていたかというと,この最も最適解に近いと思えるものを,さらに来る日も来る日も眺めては,ブラッシュアップを繰り返す日々でした.終わりはいつまで経っても見えません.ある日突然気に入らなくなって,全ての作り直しをスタッフに命じたこともありました.
結局巡り巡ってここに帰ってきて,でもまたそこから微妙に窓の位置を動かしたり….下はプレゼンシートに付けたファイナルの模型写真なのですが,この後にもまだ修正が続いています.前日になってもまだ作り直しをしていました.
だから厳密にはどの写真も最終ではないのです.スタッフとしてはいつまで経っても僕のゴーサインが出ないのでずいぶん不安だったに違いありません.最終的には,スタディ模型の量は,この約2倍にはなっていたと思います.
プレゼンではお施主さんに一発で気に入ってもらえました.
「すごい!プロの仕事ですね!!」この言葉に我々がどれだけ救われたか(スタッフYは涙が出そうになったそうです).我々があらゆる可能性を探って,絶対にこれがイイ!と思えるからこそ,自信を持ってプレゼンができるのだとも言えます.
幹線道路に面した狭小角地に建つ「窓の家」.なかなか楽しいファサードを持つ家になりました.もちろんこれは最初の一歩に過ぎず,全てのプロセスはここからはじまります.お施主さんはもちろんですが,何より自分たちが「この家建てたい!」と思えなくては最初の一歩すらもないのだと,今回のプロセスを通じても深く感じました.
[caption id="attachment_5220" align="alignnone" width="560" caption="窓の家|蕨市"]
[/caption] 12. 06 / 27
ルイスポールセンとLED
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sekimoto
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> 思うこと
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今日はルイスポールセン主催のライティングセミナーへとお邪魔してきた.
ルイスポールセンと言えば,PH5をはじめとした数々の名作照明を生み出してきたデンマークの名門照明ブランド.今日のセミナーでは,ルイスポールセンの照明を用いた美しい住宅事例などのスライドを数多く見せて頂いた.
僕は個人的に聞いてみたかったことがあった.それは昨今の白熱灯を全廃しようとする動きについてだ.というのも,ルイスポールセンの光の原点は白熱灯の光であり,それが安易に本質的に配光や演色性の異なるLEDや蛍光灯に変わることはないだろうし,できないだろうと思っていたからだ.
ところがそんな僕の質問に担当者はあっさりと答えてくれた.
「たとえばこれは蛍光灯です.それ以外の照明も,ここにあるほとんどの照明には既にLEDが使用されています」
愕然とした.かつては白熱照明の代名詞でもあったショールームの名作照明のほとんどには,既に白熱灯ではなくLED電球が使われていたのだった.言われるまで全く気づかなかった.そのくらいLEDの技術水準も上がってきているのだ.わかっているつもりだったけれども想像以上だった.どうやら遅れていたのは完全に僕の方だったようだ.
僕も住宅の設計では,今ではほぼLEDに移行しつつある.でもまだ信用していない部分もある.例えばペンダント照明の調光機能など,白熱でなくてはできない演出の領域もまだ多いからだ.単に省エネという名の下に白熱を全廃しようとする動きには,僕は断固として反対だ.
ところが唯一の拠り所であったルイスポールセンにも賛成票を投じられてしまった.まさかルイスポールセンにLEDを灯す時代が来るとは思わなかった.この日は僕にとっての照明に対する考え方の,ひとつの転換点になったような気がする.
12. 06 / 23
スーパーサブ
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> 子ども
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久しぶりに子どものサッカーの応援に行ってきました.
編集の妙というのでしょうか.このように写真を載せると,あたかも我が子はエースストライカーで,香川や本田ばりの活躍をしたかのように見えますが,実際には…
この日もベンチスタートで,チームの応援をするでもなくふてくされていました.フィールドに出れば注意力散漫なプレーで,いつも監督からも怒られています.
ただ,この日は珍しく僕が応援に来たので大はりきり!まわりの友達にも僕のことを自慢していたりしてちょっと恥ずかしいのですが,これももう少ししたら「もう,見に来なくていいよ」と言われるのかもしれません.
12. 06 / 22
現場見学
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sekimoto
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> 仕事
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着工したDONUTS(K邸)の根切り確認に行こうとしたら,担当以外のスタッフもこぞって「自分も行っていいですか!」というので,仕方なくぞろぞろと全員を引き連れ,昨日は現場に社会科見学.
ウッシーと新スタッフのヨッシー(吉里)は住宅の現場経験がまだ乏しく,とにかく何でも前のめり.この日もウッシーは担当でもないのに,現場監督を質問攻めにしていました.みんなガツガツしていて偉いなあ.
12. 06 / 21
とりまく人たち
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sekimoto
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> 生活
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デスク脇の写真コーナー.独立した当時は家族の写真だけを置いていたのに,気づくと友人知人との写真がこんなにも増えてしまいました.
もともと人見知りなので,人と打ち解けるには時間がかかります.社会に出ると,プライベートよりは圧倒的に仕事関係の人との関わりが増えてゆきますが,その中で仕事を離れてもお付き合いするようになるというのは,自分の場合かなり希なケースのように思います.
20代の頃は学生時代の友人関係というものがとても大きなものでした.ところが30代になり自分で仕事をはじめるようになると,公私を通じてお付き合いする人たちが少しずつ増えてゆました.自分の世界は,そういう人たちとの出会いによって少しずつ広げられてきたように思います.
この写真に写っている人間関係は,もう20年来の友人もあればここ数年のお施主さん,学生さんの姿もありますが,きっと公私を通じてこの先も変わらず,いろんな形で関わってゆくであろう大切な人たちです.
これからも,こういう自分をとりまく大切な人たちの輪が少しずつ広がってゆくことを願いながら,たまに仕事の手を休めて「この人は今頃」と思いにふけっています.
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