14. 12 / 16
コーヒーからはじまる
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sekimoto
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幸せな朝にコーヒーがあるかは定かではないが,おいしいコーヒーからはじまる朝は間違いなく幸せである.私の場合.
コーヒーをなめてはいけない.正しい手続きで淹れたコーヒーはおいしい.これはもう人生の真実というくらい間違いないのである.正しい手続きとは,沸かしたてのお湯を,挽きたての豆に落とすことにほかならない.
人によっては沸かしたてはよくない,およそ95度が適温云々というのがあるらしいが,そんなことはどうでもよい.私にとって大切なのはむしろ豆なのだ.それも挽きたてであること.だから毎朝豆を挽く.
挽きたての豆にお湯を落とすと,豆がシュワシュワッと炭酸のように膨らんでゆく.これはあらかじめ挽かれた状態の豆と比べれば一目瞭然.挽かれて時間の経った豆は,お湯を注いでも全く膨らまない.いつまでたってもぺちゃんこ.いじけてヘコんだクレーターがそこに出現するのみである.味も全然違う.これはもう同じ豆でもこうも違いますか,というくらい.
そして分量である.お湯も豆も,計量カップやスプーンで正確に測る.しかしそこは素人だから,その日の気分や,豆のいびつさ,表面張力分くらいの違いでお湯や豆の量なんて変わってしまう.するとどうだ.変わるのだ,味が.本当に変わる.こだわりのラーメン屋が言うところの「お湯の一滴でスープは変わる」は本当なのだ.
毎日のことだから,今では私もカップに注いだ瞬間にわかる.光を透かした色で,「しまった,今日のは薄い」とか「今日のはイケる」という具合に.そして毎朝一喜一憂する.
私の朝の10分は,欠かさずこの手続きのために費やされる.毎朝二人分のコーヒーを淹れる.何日かに一度,これはもう奇跡のようにおいしいコーヒーが入るときがある.その時の幸せ感と言ったら!
おいしいコーヒーからはじまる朝は間違いなく幸せなのだ.
これはもう人生の真実というくらいに.
14. 12 / 14
HANG CAFE
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sekimoto
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地元では知る人ぞ知るカフェ.
そして,なぜここに?というひどく辺鄙な場所にあります.
土日しかやっていません.しかも今年は今日が仕事納め.
来年はいつからやるか,まだわからないそうです.
ここに行く時は事前に念入りに調べて行くのです.
そして,そんな人でいつもお店は満席なのでした.
ここはオーナー自ら内装工事までやっています.
その超絶的なセンスに,私はいつも鳥肌が立ちます.
カフェオーナーにここまでやられたら,
我々の出る幕などあるはずがありません.
サイトに写真はありますが,実際の空間の方が素晴らしいです.
HANG CAFE
http://www.hang-cafe.com/
時計はアナログじゃないと時間がよくわからない.
私は時計の長針と短針の角度で直感的に時間を理解する.
たとえば8時20分ごろの「遅刻しそうな角度」とか,11時50分ごろの「のっぴきならない角度」,16時40分ごろの「一日が暮れかかっているぞ(やばいやばい仕事終わらない)」などなど.人には誰しも一瞬にして状況を悟り,「まずい」とか「ほっとした」と感じるそれぞれの針の角度があるような気がする.
そんな話を先日うちの若いスタッフ(20代)にすると,ですよね!と共感を得られるかと思いきや,ですかねえ?となぜか疑問形だ.思わぬ不意打ちに,私も「そうだよ,だって”16:40”とかデジタル表示された数字を見たって,今どんな時間かなんてイメージできないじゃないか」と返すと,
「そうですか?僕は小さい頃からずっとデジタル時計を見ているので,”16”と”40”の数字の組み合わせを見ただけで,直感的に時間を理解しますけどね」と一言.
ガーン!新人類か.
そして”新人類”という言葉が,すでに'80年代を象徴する言葉であったことに気づき,もう一度深く落ち込む私であった.
◇
余談ですが,時計の針は「10時9分33秒」の位置が最も美しく,無印良品の販売マニュアル(ムジグラム)でも針はこの位置にしてディスプレイすることが決められているそうです.冒頭の写真をぱっと見てそれに気づいたあなたは素晴らしい.
なにこれ?テーブルの上に切抜き記事。
「え、知らないの?HIKAKINだよ」
どうやら息子が自分で新聞を切り抜いたらしい。
うちの子によると、HIKAKINはYOUTUBEのカリスマらしい(ユーチューバーというらしい)。HIKAKINはYOUTUBE上で、いろんなことにトライしたり、商品を試したりして、その再生回数は数億回を超えることもあるという。
私はテレビが好きなので、この歳でも結構流行りものやタレントの名前などには詳しいつもりだ。昔のお父さんといえば、若いタレントやアイドル歌手の名前は全くわからないという人が多かったから、ちょっとは時代について行っているつもりだったのだけれど、まさかの盲点であった。
だれだHIKAKIN。
ていうか、AKBとかじゃないのか?ふつう。
14. 06 / 14
AALTO69
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sekimoto
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うちの母世帯のダイニングチェアAALTO69の張り地を,TALOさんにお願いして張り替えてもらいました.竣工時には生成色のファブリックを張っていたのですが,7年も経つとだいぶ染みも目立ってきて,ついに張り替えることにしました.
張り替えたのはビニールレザー.もちろんARTEK社のオリジナルではありませんが,古ぼけた椅子も張り地を替えるだけで新品同様になります.思えばヘルシンキのアンティークショップに積まれていたアールトチェアにも,実にいろんなファブリックが張られていました.好みや使い勝手に合わせて,皆自分仕様にしていくんですね.
実は吉祥寺のmoiや,谷保のWillcafe(姉のお店)に置かれているAALTO69も,当時ヘルシンキでかき集めたものですが,最初は上のような思い思いのファブリックが張られていました.これをすべてはがして白いビニールレザーに張り替えてもらったのが,現在お店に置かれているあの椅子たちです.
当時この椅子をヘルシンキから日本に運ぶお手伝いをしてくれたのも,私の幼なじみの友人で,現・北欧家具TALOのオーナーでもある山口太郎くんでした.思えば,この一連の出来事は北欧家具TALOが生まれたきっかけにもなったのでしたね.
AALTO69は丈夫でシンプル,まさにフィンランドデザインの王道ともいえるデザインで,母国フィンランドでは定番中の定番にもなっている椅子です.私が留学していたヘルシンキ工科大学(現アールト大学)にもこの通り.
でも木の椅子は座面が堅くて,年配の方が長時間座るのには少々つらいですよね.そんなときはこのように好きなレザーやファブリックなどを張って使えば,世界にたったひとつの自分仕様の椅子ができあがります.
TALOさんには座面にパッドも詰めてもらったので,フカフカの座り心地です.
母にも喜んでもらえました.太郎くん,どうもありがとう!
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