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毎度お騒がせ発言の社会学者・古市憲寿さん初の小説。芥川賞の候補作品ということで手に取ってみました。

主人公の「平成(ひとなり)くん」はきっと古市さん自身なんだと思います。ここ最近の彼の発言を地でゆく死生観を持つ主人公と、終わり行く平成の時代観を重ね合わせた、まさに現在2019年のはじまり(新元号が発表される前)が舞台になっている小説です。

話自体はフィクションなのですが、彼(平成くん=古市さん?)の交友関係にある芸能人やテレビ番組が実名で出てきたりして、やけにリアリティがあります。また突飛な死生観をここまであっけらかんと描かれると、先のリアリティと併せてどこまでがフィクションの世界なのかわからなくなってきます。

興味深かったのは、話の進行が終始一貫して恋人の「愛ちゃん」の目線から描かれていること。愛ちゃんは“まともな”感覚の持ち主で、平成くんの突飛な考えを“おかしい”と捉えており、実際に愛ちゃんは友人たちから「あんな極端な人間とよく一緒にいられるね」と言われています。

これはつまり平成くん(古市さん自身?)の思想は、社会的には到底受け入れられないものだということを、彼自身が誰よりも冷静に受け入れ、理解しているということの裏返しでもあるのかもしれません。一連の過激発言はすべて計算されている!?

小説としては素晴らしく面白いです。エンディングもはじめて小説を書いた人のものとは思えないほど。古市さん自身の好き嫌いは別として、時代の死生観を考える上での人文学書だと思って読むと良いかもしれません。

19. 01 / 01

謹賀新年 2019

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あけましておめでとうございます。

日々の忙しい生活の中では、ふと自分が何のために仕事をしているのか、自分の居場所はどこにあるのか見失いがちです。

仕事がはじまったら、そのすごい暴風に身を委ねるのみです。束の間の時間ですが、この平和な凪の風の中に身を置けるのがお正月ということなのでしょう。心身共にリセットできる貴重な時間だと思います。

家で過ごしているときの私は、おそらく仕事で会う誰にも見せていない顔をしていると思います。いつもより少し長めのお休みを頂く今年のお正月は、もうしばらくスイッチを切らせて頂きます。

イラストは中三の息子が描いた猪です。年をまたぐぎりぎりに描き終えて、数人の友人に年賀状を投函していました。スイッチがなかなか入らないのも考えものですが、スイッチが入ったときの彼の集中力は目を見張るものがあります。その集中力を自らコントロールできると良いのですが。

私は今年は人生四回目の年男になります。
本年も猪突猛進で進みます。

18. 12 / 30

今年最後の…

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minä perhonen x CONVERSE ALL STAR 100 HI

吉祥寺で何気なく入ったお店で目に留まったスニーカー。minä perhonenのsora checkモデル。アールトのSienaを反転したようなパターン。困る。とても困る。靴を買うつもりはなかったのに、これは絶対買わないとダメなやつだと脳みそが言っている。しかも、私の足にぴったりのサイズがたった一足だけ。

もちろん買いましたけど。

帰って調べると既にプレミアがついて2万円以上で取引されていました。今年最後の良い買い物でした。

18. 12 / 25

若鶏の悪魔風

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昨日のクリスマスイブは年に一度私が厨房に立つ日。家族のためにチキンを焼きました。

若鶏の悪魔風(Pollo alla Diavola)
20年変わらず焼いてますが、私が作れる唯一の料理です。今年もうまく焼けました!



18. 12 / 16

日土町のみかん

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暮れのこの時期になると、愛媛の日土町に住むOBスタッフの二宮くんからみかんが届く。二宮くん曰く、日土小学校を見下ろす畑のものだそうで、とても美味しいのでいつも楽しみにしている。

今年も心待ちにしていたら、一昨日届いた。二宮くんのかと思ったら、なんと新井板金さんから。でも箱を開けて生産者を見てびっくり!みかんは日土町の二宮さんの畑で採れたものだった。そしてこちらは日土小学校の川向かい。

一応、うちの二宮くんとは別人の二宮さんのようでしたが。日土町の周辺は二宮さんがいっぱいいるようです。

そして来ました!うちの二宮くんからも。

二日立て続けに、日土町の二宮さんからみかん二箱。嬉しい。嬉しいけど、食べきれるかな?両方食べてみたら、まったく同じ味でした。当たり前か。

二宮くん、新井さん、どうもありがとうございました。