このたび2025年竣工の「回廊の家」が、建もの探訪にてオンエアされます。

建もの探訪には去年の2月に越屋根の家をオンエア頂いて以来1年ぶり。累積だと10件目になります(FP・路地の家・KOTI・縁側の家・扇の家・壇の家・通り土間の家・FPR・越屋根の家・回廊の家)

設計事務所に頼みたいという方は、毎週録画して観ているという方も多いようです。この番組のおかげでご縁がつながり、設計をご依頼下さった方もとても多くて、我々にとっても大変ありがたい番組です。


■ 渡辺篤史の建もの探訪「回廊の家」

・5月23日(土)4:25〜|テレビ朝日(関東圏)
https://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/
・5月31日(日)8:30~|BS朝日(全国)
https://www.bs-asahi.co.jp/tatemono/

早朝の時間帯ですので、寝坊に備えてタイマー録画の準備をお願いします!
BS放送版のほうは全国でご視聴頂けると思います。ご興味ある方はぜひご視聴下さい。

回廊の家


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sekimoto

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> 仕事
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先週、ながめの家のお引渡しがありました。設計から引渡しまで約1年半ほどだったでしょうか、我々としては極めて順調なスケジュールです笑。最後にこうやって、建主と工務店とでお互い称え合って仕事が終えられることに幸せを感じます。

建主のKさんからは「家を作っていくプロセスが楽しかった!」とおっしゃって頂き、それが何よりのご褒美のようなお言葉となりました。こちらも楽しかったです!

建主のKさんは今は今は引退していますが、ずっとクリエイティブなお仕事を続けてこられた方です。現在はコラージュ作品などを作って発表しているそうですが、ご自身が若い頃に制作したレコードジャケットに上書きする形で、特別にコラージュ作品を制作くださりプレゼントして下さいました。とっても嬉しいです!家宝にします。


スタッフの佐藤くんにも色違いの作品を下さいました。こちらどうもありがとうございました。

その前のオープンハウスにも多くの方が足を運んで下さいました。うちのOBスタッフでもある吉里くんもスタッフを連れて来てくれました。


また新しいスタッフが入ったとのこと、活躍目覚ましいですね。こちらも刺激をもらっています。

建築家仲間の小山光さんもお忙しい中駆けつけてくれました。お得意の動画をささっと撮ってくださり、こちらもさすがです。リール動画のリンクをシェアさせて頂きますね。
https://www.instagram.com/reel/DYOrdUlxfyJ/?igsh=MWZiZTBlM3dhNXJ2aw==


最後まで細やかに現場に心を砕いてくださった、山崎工務店の石井さんにもこの場をお借りしてお礼申し上げます。弊社担当の佐藤くんもこの現場を通じて、また一段と成長したように思います。

建主のKさん、コンパクトながら隅々までKさんの住まい方にぴったり合わせた住まいです。どうか楽しく暮らして下さい!次にお邪魔する日を楽しみにしています。

26. 05 / 14

まりこブレンド

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sekimoto

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> 思うこと
> 社会



20年くらい昔、私が本当に駆け出しだった頃に設計を依頼くださった方にIさんという方がいらっしゃいました。Iさんご夫婦とは、家を建てた後も何かとご縁があり、今でもたまにやりとりのあるのですが、そのIさんの奥様まりこさんの訃報が先週届き、あまりの衝撃に報を眺めながらしばし固まってしまいました。

まりこさんは当時まだ一件くらいしか住宅を設計したことのない私に設計をご依頼くださり、その後もなにかと気にかけて食事の席に呼んで下さるなど、ご主人と共に私の仕事をずっと見守って下さっていた方でした。

顔が広く、国内外の一線のデザイナーさんともつながりのある方で、当時もほかにもっと有名で実績のある建築家を何人もご存じだったはずなのに、なんの実績もなく無名だった私に設計をご依頼くださったことは今でも感謝しています。その住宅はその後建築専門誌にも掲載となり、それがきっかけで大学の非常勤講師にも声がかかるなど、私にとっては出世作となった住宅でした。

そんなまりこさんが、ある時別れ際に私にさりげなくかけてくださった言葉があります。

「関本さんなら大丈夫」

言葉で書くとなんと平易でありふれた言葉でしょうか。これまでそんな言葉は無数の方からかけて頂いたような気もするのですが、私はこの日のことを今でも鮮明に覚えていて、今に至るまで時折思い出すのです。

言葉というのは不思議なもので、誰がその言葉を口にするのか、どんな時に言われたのか、そのことでその言葉はその人の心に一生分の楔を打ち込みます。いわゆる言霊というやつかもしれません。

その時の私はまだまだ駆け出しで、これからのこともまだ見えず不安でいっぱいだった時だったのだろうと思います。そんな時に目利きのまりこさんにかけられたこの一言は、まるで予言のように響き、「私は大丈夫なんだ」と自分に言い聞かせる暗示と呪文にその日からなりました。これまで何度その言葉に救われてきたことでしょう。まりこさんは私にとってそんな方でした。

今日小さなギフトが届きました。送り主はまりこさん。思わずドキッとしました。

中を開けるとメッセージとともに小さなコーヒーの箱が入っていました。ラベルには「mariko」とあります。「まりこブレンド」コーヒー好きだったまりこさんのご家族が送って下さったものでした。メッセージにはいかにもまりこさんがおっしゃいそうな言葉が詰まっていて、おもわず胸がいっぱいになりました。なんとあたたかな贈り物だろう。

これまでのたくさんの思い出と共に頂きます。
まりこさん、出会いとこれまでのすべてに感謝します。ほんとうにありがとうございます。いつの日か、いつの日か、また会いましょうね!

日芸2年生のスペースデザインⅠ、前期第一課題「Folding Space」の今日は中間発表を行いました。A4サイズのケント紙に切り込みを入れて単純操作を繰り返してできる造形、その偶然の発見を大切にする。考えるのではなく感じて欲しい。美大生のポテンシャルを最大に引き出すために考えた課題です。

それにしても日芸の学生はみんなとても個性的。髪の毛もカラフルで、それがとっても良い!こういう子たちは大好きです。この日も思いもよらない造形が並びました。私は評価には参加せず、みんなで投票し合ってもらうことに。

授業後半は私が設計した電車で二駅の「ながめの家」に移動して課外授業。設計事務所が設計した住宅を見たことがない彼らに、建築をつくるとはどういうことなのか、空間体験をもとに学んでもらいたい。考えるのではなく感じてほしい。屋上のルーフテラスはそんな彼らには一番人気のスペースでした。

少人数の学生を自由に教えられるこの教育環境は素晴らしいと思います。


26. 05 / 08

職業欄

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sekimoto

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> 思うこと
> 社会



職業欄にはいつも「自営業」とか「サービス業」みたいなところにチェックせざるを得なくて惨めな思いをしていたのですが、とあるカードの申し込みで、職業欄に医師や弁護士、大学教授らに混ざって「一級建築士」というのがあって思わず感動。最近普通なんでしょうか?私ははじめてです。

我々建築士はずっと医師、弁護士と並ぶ職能なのだと言い続けてきましたが、社会の認知には程遠く、、。ようやく職業欄に「一級建築士」と書ける時代が来たのであれば嬉しい。次は「建築家」という職能を認知してもらえるようにしないとですね。