日曜日はディジュリドゥ演奏家で画家でもあるGOMAさんの個展を見に、しもだて美術館まで。GOMAさんのことを知ったのはつい最近のことなのだけれど、展覧会は昨日が最終日ということでギリギリのすべりこみだった。
GOMAさんはもともとアボリジニの伝統楽器ディジュリドゥの演奏家であったところ交通事故に遭い、その事故をきっかけに過去の記憶を失い、同時に不思議な絵を描き始めたという異色のアーティスト。
高次脳機能障害から後天性サヴァン症候群となり、自身のトランス状態で見た“風景”を点描画で表現するという、たぶん初めて聞いた人はなんのことかさっぱりわからないかもしれないけれど、少なくとも我々には見えない世界を精密に描き切るGOMAさんの絵は、とにかく見ているうちに向こうの世界に連れて行かれるような不思議な魅力を持つ。
生と死の間を彷徨いながら描くそのスタイルは、点描画という点でも草間彌生さんにもよく似ている。そのドットはGOMAさんによると光の粒子なのだそうだ。
この日は最終日で、たまたま本人によるギャラリートークと、作品の前でのディジュリドゥ演奏まであり、この演奏も素晴らしくて滑り込みで行った甲斐があった。
帰宅してから息子にこのことを話すと、実は彼はGOMAのファンで、大学の学園祭に呼びたくて過去にコンタクトまでしていたことがわかった。演奏を聞きながら息子が好きそうな感じだなと思った直感は当たっていた。
トークでは、自身が事故に遭ったことで離れていってしまった人もいたという話から、人生で本当に必要な人とはどんな人かという話があり心に刺さった。人間の能力の不思議、潜在能力の凄さを実感しとても勇気づけられた。良い展覧会だった。
風を受けて舞いあがる凧ー自分の仕事のモチベーションを言い表すとこれに尽きる。風が強ければどこまでも舞いあがる。風がなくなった瞬間に力を失い落下する。
この風とは何かというと、人からの期待や好意のようなもの。私の仕事はいつもここからはじまる。だからここからはじまらない仕事は基本的にできない。腹に力が入らないのだ。
少なくともうちの事務所に設計をご依頼くださる方は、少なからずこれがあって我々の事務所の門を叩いてくださる。そしてそれを受けて私は舞いあがる。
そこにたくさんの期待を感じると、私はぐんぐんと高度を上げてゆく。それはまるで成層圏を破るかのよう。おだてでもいい、嘘でもいい。そこに風がなくては凧はあがらないのだ。
でも中には、風がなくても自ら備えたジェットエンジンでどんどん高度を上げてゆく人たちもいる。グライダーのような私から見ると、そんな人はとても眩しく映る。強い意志を持ち、仕事を自らの創作の意識で向き合う。
だからそんなジェット機からは、「そんな風に流されてばかりいないで、自分が行きたいところに行けばいい」と発破をかけられることもある。確かにそんなエンジンがあれば、国境を超えて世界のどこにでも行けるのだろう。正直憧れる気持ちもある。
でも私は風を読む。強い風には高く舞いあがり、弱い風には墜落しないようギリギリの水平滑空を試みる。風は追い越さない。風とともに生きる。
なんだか映画のタイトルみたいだ。
この風とは何かというと、人からの期待や好意のようなもの。私の仕事はいつもここからはじまる。だからここからはじまらない仕事は基本的にできない。腹に力が入らないのだ。
少なくともうちの事務所に設計をご依頼くださる方は、少なからずこれがあって我々の事務所の門を叩いてくださる。そしてそれを受けて私は舞いあがる。
そこにたくさんの期待を感じると、私はぐんぐんと高度を上げてゆく。それはまるで成層圏を破るかのよう。おだてでもいい、嘘でもいい。そこに風がなくては凧はあがらないのだ。
でも中には、風がなくても自ら備えたジェットエンジンでどんどん高度を上げてゆく人たちもいる。グライダーのような私から見ると、そんな人はとても眩しく映る。強い意志を持ち、仕事を自らの創作の意識で向き合う。
だからそんなジェット機からは、「そんな風に流されてばかりいないで、自分が行きたいところに行けばいい」と発破をかけられることもある。確かにそんなエンジンがあれば、国境を超えて世界のどこにでも行けるのだろう。正直憧れる気持ちもある。
でも私は風を読む。強い風には高く舞いあがり、弱い風には墜落しないようギリギリの水平滑空を試みる。風は追い越さない。風とともに生きる。
なんだか映画のタイトルみたいだ。
スタッフの河野力龍くんが今月いっぱいで退社することになり、昨晩は仕事を終えてから近所のイタリアンのお店で送別会を開きました。突然のお知らせとなってしまいましたが、これまでお世話になった皆さま、誠にありがとうございました。
河野くんは産休入りした岩田さんに代わって、彼女の担当案件の現場サポートや新規案件の実施設計などを担当してくれていました。結果的に短い期間の在籍となってしまいましたが、色々と助けられました。これまで本当にどうもありがとう!
昨晩は久しぶりに4人揃っての食事。
いや、実はこの4人でこうやって顔を合わせて食事をするのははじめてだったかもしれない!?とふと思いました。𠮷岡さんがイレギュラーな勤務シフトになっているので、なかなかみんなの顔が揃わないんですよね。
昨日はこの機会にみんなで腹を割っていろんな話をしました。これがとても楽しかった!
私もこれまで本当に多くのスタッフと仕事をしてきたのですが、最近のスタッフの変化としては、かつては皆独身のスタッフばかりだったのが、最近では結婚(または同棲)しているスタッフの方が多くなってきたこと。
それに伴ってこんな食事の会話も、家族のことや結婚、子どものことなどすっかり所帯じみたものになっています笑
また中には産休を取るスタッフも出てきたり、フルタイムではない時短勤務、ほかの副業と兼業したり、以前のリオタデザインでは考えられないような働き方の多様性も生まれつつあります。我々も激動の社会変化の只中で、これからもしたたかに仕事を続ける方法を模索しなくてはなりませんね。
河野くんのこれからにも大いにエールを送りたいと思います!
みなさま、昨晩はお疲れさまでした。
北欧建築・デザイン協会SADIでは会員相互で特定のテーマについて語り合うSADIサロンという定期企画があります。
今月のテーマは「アールト」。最初に私がスターターを務めて、その後会員それぞれの視点から自由にアールトの解釈や惹かれるポイントについての意見交換、とっても盛り上がりました!
この日嬉しかったのは平山達さん(SADIでは「先生」という呼称は禁止なのであえてさん付け)が久しぶりにご参加くださり、私に続けてご自身のアールト観についてもお話くださったこと。SADIでアールトといえば平山さんを置いてなく、私などがアールトを語るなど20年早いとすら思えます。まさにレジェンドです!
理事を退任されてご健康も心配していたのですが、とてもお元気そうで、何よりアールトの話をされている平山さんがとても楽しそうで、理事会後の居酒屋さんのように、この場で一緒にアールト話ができていることが嬉しすぎて思わず涙が出そうでした。
平山さんからは、私のアールト解釈のいくつかにご意見も頂きましたが、表現こそ違っても見ているポイントは同じなんだと思い、ここでもじんわり。また参加者の筒井さんからはアールト事務所でアールトと2時間歓談した話なども飛び出して、このSADIにはどれだけレジェンドがいるんだとびっくり。
それに比べて私の知識のいかに薄っぺらいことか。人間国宝のようなレジェンドメンバーには心から長生きをして頂きたいと願った夜でした。ご参加くださった皆さまありがとうございました!
日々いろんな人にお会いする。あたらしいお施主さんの時もあるし、同業の設計仲間の時もある。
我々のように個人で仕事をする者としては、会社組織に属していないので積極的に外部の人と関わらないと閉じた世界のガラパゴスのようになってしまう。人とのつながりって大事だといつも思う。
昨晩はお声がけ頂き、建築家の山田悦子さんの洗練したリノベーションのお仕事や、各務謙司さんの移転したハイセンスな事務所も拝見させて頂き、その後はみんなで会食。ほかにも、untiedの齋藤さん、TAGKENの田口さんやハレトケの渡辺さんなど、みなさんその道のトップランナーばかり。とても刺激的な夜となった。
各務さん、山田さんのお仕事は、私が普段手がける仕事よりも頭ひとつ抜けた高価格帯のお仕事で、私はそれをプレミアム案件と呼んでいますが、そういう仕事をデフォルトにしている方々の仕事意識や、どういう価値観で仕事をしているのかという話を聞くのはとても刺激的!
昨晩も目から鱗の「あなたの知らない世界」をいくつも見せて頂き、いまだに頭の中はその余韻でぐるぐる、、。
ただそれは若い頃のように、まったく想像のつかない世界ではなく、その気になって手を伸ばせばもしかしたら指の先が触れる世界。どの世界でも仕事の基本はいつも同じ。自分の軸や信念を持って仕事をする大切さのようなものを再認識させて頂いた。
こうしたいろんな仕事人との交流は、長い旅続けるなかで出会う人たちのようなもので、自分がいかにちっぽけであるかを知るきっかけにもなる。天狗になんてなりようもない笑
様々な気づきを下さる周りの人たちに感謝。まだまだ長い旅はつづきます。
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