26. 05 / 05

デジタル時計

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sekimoto

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> 子ども
> 思うこと



仕事をはじめた息子も連日終電帰りのような日々。勤め先のご厚意で、勤務先の近くに安い部屋を用意して頂けることになり、今日はそんな息子の引越し手伝い。彼にとっても念願の一人暮らしとなります。

寂しくなるか?と人から聞かれるのですが、同じ家に住んでいても生活の時間帯が違いすぎてたまにしか顔を合わせないので、出ていっても何も変わらない気がしています。でもよく考えると、これは22年間の子育てがここで一区切りしたことを意味するんですよね。彼が幼かった頃、またほんの10年前であっても今日のことは想像できませんでした。

社会に出た彼は夢中になって日々を生きています。自分の居場所と世界を見つけた彼は覚醒したように表情が明るくなり、言葉は自信に満ち、親としてこれほど嬉しいことはありません。かつて私も彼の歳で建築に向かう長い旅の帳に立ったように、彼にも自由にクリエイティブに生きてもらいたい思います。

今日は大きなレンタカーに荷物をいっぱいにして車を走らせました。でもこれが家族3人でドライブをする最後になるかもしれないことには途中で気づきました。部屋に壁掛け時計を買ってやろうと思っていたら、自分のお金で買いたいと言って彼が選んだ光るデジタル時計。新生活の時とともに思い出も刻んでいくのでしょうね。

※9日の午前中の回は10時台、11時台ともに定員のため締め切らせて頂きました。9日午後、12日はまだ空きがございます。定員に達し次第各回を締め切らせて頂きますので、どうかお早めにお申し込みください。(4/26)


立て続けとなりますが、こちらは住宅のオープンハウスのお知らせです。

練馬区にて木造平屋建ての住宅が竣工します。もともと二世帯で暮らしていた住まいを、ご家族の変化からご夫婦二人のコンパクトな住まいに建て替えました。

西側の幹線道路からの騒音をブロックするため内部に中庭を抱える構成となっています。一方で開放的な東側の眺望を獲得し、日々束の間の時間を過ごすためのルーフテラスを設けています。道路からの写真ではどれもわかりませんね、笑。どうか現地でご体験下さい。

■ ながめの家・オープンハウス

日時:※予約制
5月09日(土) 10:00〜16:00
※この日午前中の回は定員のため締め切らせて頂きました
5月12日(火) 11:00〜15:00

場所: 練馬区/西武池袋線「練馬駅」より徒歩13分

ご希望の方はこちらまでメールをお願いします。
info@riotadesign.com


開院前のお忙しい時期にお時間を頂き、「minäこころのクリニック」の内覧会を開催させて頂きました。設計期間2ヶ月、開院まで半年という制約の中、予期せぬトラブルも多々ありましたが、施工のエークラフトさんのご尽力もありなんとかこの日を迎えることができました。

心に光をあてる心療内科の医療行為に寄り添う「ひかりの空間」を提案させて頂きました。連続するひかり壁が患者さんの背中を少しだけ押し、不安に寄り添い、心を落ち着かせてくれるような居場所を待合室につくりました。

ひかり壁は空間に奥行きをつくり出し、人の心の持つ多面性や個の尊重といったことも同時に表現しています。



入口正面に下げたアールトのビンテージ照明A335Aは、院長先生自らが待合室に下げてほしいとご用意された特別なもの。各診察室にも先生が選ばれた思い思いのアールトランプが下げられました。

クリニックの計画というのは、一般的にはクリニック設計に長けた業者が担い、我々のような設計事務所が計画に関わる機会は少ないのが実情です。今回は先生のご自宅を私が設計していたことから、設計者として白羽の矢を立ててくださり、不慣れながら短期間の設計を全力でまとめました。やれることは限られますが、小規模クリニックのあり方として少しは爪痕が残せたのではないかと思います。

見学では人数を制限しつつも、多くの方々にお越しいただきました。前日には近所に事務所のあるTOIVOさんご一行や、蔵楽さん、福井からわざわざお越しくださった伊藤瑞貴さんもご案内し、夜は事務所で楽しい会も催してくださいました。友政さん、ありがとうございました!

お越しくださいました皆様にも、この場を借りて深くお礼申し上げます。




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sekimoto

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> OPENHOUSE
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※日程が近づきましたので再度上げておきます。現在、11時台・12時台・15時台は定員となりましたが、13時台・14時台は余裕がございます。(4/27)


久しぶりの非住宅案件となりますが、浦和駅近くで開業される心療内科クリニックの内装を担当させていただきました。名前は「minä(ミナ)こころのクリニック」といいます。

5月7日の開業を前に、以下日程にて内覧会を開催いたします。見学の対象者は建築関係者やそれ以外の一般の方も自由にご見学頂けます。ただし人数制限を設けていますので事前の予約制となります。ご希望の方はメールを頂けましたら、折返しご案内をお送り致します。

■ minä こころのクリニック (心療内科クリニックの内装計画)
※5月7日開業予定

日時:4月29日(水祝) 11:00〜16:00
※予約制です
※11時台・12時台・15時台は定員のため締め切らせて頂きました
場所: 埼玉県さいたま市浦和区高砂2-1-8 浦和駅前メディカルビル2F
JR「浦和駅」より徒歩5分

ご希望の方はこちらまでメールをお願いします。
info@riotadesign.com

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クリニックを開業されるクライアントとは、過去にご自宅を設計させて頂いたご縁でお声がけを頂きました。昨年の11月の話ですが、しかし当時は案件が詰まっており、それを担当させられるスタッフがいない状況でした。

本来であれば請けられない仕事だったのですが、先生の素晴らしいお人柄からこの仕事は是非ともお受けしたく、担当は付けずに私自身がすべて図面を描く覚悟でお受けした仕事でした。(最後はスタッフの佐藤くんに手伝ってもらいましたが)

どうしてもお受けしたかった理由がもうひとつ。

かつては心療内科というとちょっと人に言えないような少し後ろめたいイメージがあったのですが、今では「風邪を引いたから病院に行く」のと同じくらいの敷居の低さで通院される方が多いように感じています。

実際に私の身のまわりにも通院経験者は何人もいます。少なからず私自身もそんな人に対して心を痛めたこともありますし、けして他人ごとではないとの思いがありました。でもそんな人たちも見た目はまったく普通の人たちなんですよね…。まさに心療内科は日常と地続きの医療拠点なのです。

minäはフィンランド語で「わたし」を意味します。

北欧にも造詣の深いクライアントがそこに込めた想いを私なりに空間に昇華させました。「心を映し出す光の空間」それがこのクリニックの設計でいちばん考えたことです。

このクリニックが多くの患者さんにとって、自分を見つめ、ふたたび自分自身へと還ってゆくことのできる安寧の場として機能することを願っています。

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スタッフが手一杯だったので、模型は近所に住む学生の杉山和香奈さんに作ってもらいました。和香奈さん、美しい模型をどうもありがとう!

練馬区「ながめの家」もあと少し。今日は完了検査。週明けから造園がはじまります。

もともとここにお住まいの方で、今回は建て替えの計画。2階の窓からいつも見ていた遠景の高木があり、これを毎日眺められるようにというご要望がありました。

ところが今回は平屋の計画。この木は一階の窓からは見えないのです。そのために、これを眺めるためのルーフテラスを設けました。屋根の上から景色を眺めるから「ながめの家」。

ところがこの日、びっくりしたことがありました。

玄関から入って正面に大きめのハイサイド窓を設けたのですが、ここからやけに向こうの緑がよく見えることに気づきました。おや、この先は自転車集積場で木なんてなかったはず?

なんと今回眺めようとしていた木が、そこだけ切り取られて部屋の窓から見えていたのでした。1階からは見えないと思っていた木が奇跡的なトリミングで室内に取り込まれたというミラクルと、あんなに遠くにある木がこんなに近くに感じられるという驚き!

家の近くにも、ある位置から富士山を見るとすぐ近くにあるかのように大きく感じる場所があるのですが、これもそういう現象なのでしょうか。向こうの木に想いが通じたというのか、祝福されたかのよう。建主さんも思わぬギフトに大喜びでした。