13. 09 / 04
【TREEHOUSE】オープンハウスのお知らせ
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sekimoto
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> OPENHOUSE
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さいたま市で現場進行中の住宅「TREEHOUSE」がまもなく竣工致します.
オープンハウス(内覧会)を行いますので,ご興味ある方は是非足をお運び下さい.
閑静な住宅街の整形地に,四間四方の方形プランを据えました.テラス隅部の吹抜けには地上部よりシマトネリコの高木が貫き,宙に浮かんだ空中庭園を作っています.複雑にスキップさせた2階の床には随所に家族の居場所と収納が配置され,それぞれのアイレベルから外部につながります.
【TREEHOUSE】
日時:2013年9月15日(日) 13:00~18:00ごろまで
場所:埼玉県さいたま市緑区
JR「浦和駅」東口下車.バスで約15分.
見学ご希望の方にはご案内をお送り致します.関本までメール下さい.
riota@riotadesign.com
13. 08 / 24
【隅切りの家】オープンハウス終了しました!
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sekimoto
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> OPENHOUSE
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今日は「隅切りの家」の引渡し,ならびにオープンハウスがありました.
施主のTさんはこれまでのうちのオープンハウスにはほぼすべて見に来て下さっているのですが,これは施主検査の時からおっしゃっているのですが,「オープンハウスに見に来ているみたい.自分たちがここに住めるなんて信じられない」と,いつまでたってもフワフワした気持ちとのことでした.
このT邸設計~施工にあたっては実にいろんなことがありました.もちろんすべての家づくりでいろんなことが起こるわけですが,計画の困難さに比べて,ご本人達の実にのほほんと大らかに構えて下さる心意気や人柄が,我々のすべてを乗り越える原動力になっていたような気がします.その笑顔に我々がどれだけ救われてきたことか.
ただ最後の打ち上げでは,そのたびに家では真っ青になったり,暗くなったりしていたと笑いながら話して下さいました.あとで笑って話せるとはまさにこのことですね.でもそんなことをおくびにも出さずに人に接することが出来るというのは,なかなかできることではありません.
今回もかなりのローコストだったこともあり,仕様はギリギリまで切り詰めていますが,いらした方にコストをお話しすると,皆さん目を丸くして驚かれていました.そうは見えないということなのでしょう.それこそが我々の真骨頂なわけですが,作り手である工務店さんにはずいぶんご苦労をおかけしてしまいました.(技拓工房さん,最後までありがとうございました!)
そしていつも頂く感想に加えて,今回はいらした同業の建築家たちからの評価がとても高かったのも嬉しかったことです.建築的にもある程度やりきることが出来たのかなと手応えを感じたりもしました.今回の限界的なコストの中,構造家の山田憲明さんが示して下さった鮮やかな構造的解決も,我々に夢を見せて下さいました.
このように実に色んな人が,それぞれの立場で,プロ意識をせめぎ合わせながら作ってゆく,それが我々の家づくりです.これからも住まい手だけでなく,通りを歩く人達がふと足を止めてわくわくして下さる,そんな住宅を作ってゆきたいと思います.いらして下さった皆様,誠にありがとうございました.
この秋,ご縁があってとある女子校にて中高生に建築の授業をすることになりました.
これまで一般の方や建築学科の学生を前に建築の話をしたことはありましたが,さすがに中高生ははじめて.今回コーディネートをして下さったコアネットの清水さんにこのお話しを頂いた際は,正直難しいかなとも思ったのですが,建築を専門とする建築家に話をするより,まったく関係ない中高生にいかに建築をわかりやすく楽しく伝えられるかという点に興味を覚えてお引き受けさせて頂きました.
建築というと少し難しい印象があり,もちろん実際我々のやっている実務は専門的な側面もありますが,もっと大切なのは相手と向き合って対話をするということ,高いコミュニケーション能力が試されるということがあります.一方的に壇上から話をするのではなく,一緒に双方向で対話をしながら進めるような授業が出来たらと思っています.
授業は今のところ1回限りで,土曜日の比較的自由にできるコマを用意して頂きました.テーマは教頭先生や清水さんらと話し合った結果「町の中のデザイン」ということになりました.
町の中のデザイン?といっても何も都市計画や景観について話をするわけではありません.またもしかしたら建築やデザイン自体の話でもないかもしれません.それ以前のお話.町中を歩いていて,ふとした気づきからデザインははじまるということをお話ししたいと思います.
たとえば以下の写真.この人何してる人かわかりますか?
あるいはこんな街中の日常の中にもデザインのヒントは隠されています.
わかりますか?
ご興味ある方は,一般の方でも以下にて申し込んで頂ければ受講も可能だそうです.
〇富士見丘中学高等学校・サタデイプログラム特別講座
『町の中のデザイン』
9月14日(土) 10:30~12:15
詳しくは以下より.学校は笹塚駅より徒歩5分程度のところにあります.
http://www.fujimigaoka.ac.jp/newslist/education/2013/20130814_3318.php
◇
ところで以下は,担当の大島教頭先生が授業の予告編ということでムービーを作ってくださったものです.紹介されている住宅は今週末にオープンハウスをする予定の「隅切りの家」で,事前にいらしてインタビューと撮影をして下さったのですが,この編集がとても素晴らしいので,是非皆さんに見て頂きたいと思います.ちょっと「プロジェクトX」を彷彿とした作りで,ナレーションもこの大島先生が付けてくれたものです.
☆ 隅切りの家・紹介動画
YOUTUBEより
http://youtu.be/8h8KdzIH2nY
これまで一般の方や建築学科の学生を前に建築の話をしたことはありましたが,さすがに中高生ははじめて.今回コーディネートをして下さったコアネットの清水さんにこのお話しを頂いた際は,正直難しいかなとも思ったのですが,建築を専門とする建築家に話をするより,まったく関係ない中高生にいかに建築をわかりやすく楽しく伝えられるかという点に興味を覚えてお引き受けさせて頂きました.
建築というと少し難しい印象があり,もちろん実際我々のやっている実務は専門的な側面もありますが,もっと大切なのは相手と向き合って対話をするということ,高いコミュニケーション能力が試されるということがあります.一方的に壇上から話をするのではなく,一緒に双方向で対話をしながら進めるような授業が出来たらと思っています.
授業は今のところ1回限りで,土曜日の比較的自由にできるコマを用意して頂きました.テーマは教頭先生や清水さんらと話し合った結果「町の中のデザイン」ということになりました.
町の中のデザイン?といっても何も都市計画や景観について話をするわけではありません.またもしかしたら建築やデザイン自体の話でもないかもしれません.それ以前のお話.町中を歩いていて,ふとした気づきからデザインははじまるということをお話ししたいと思います.
たとえば以下の写真.この人何してる人かわかりますか?
あるいはこんな街中の日常の中にもデザインのヒントは隠されています.
わかりますか?
ご興味ある方は,一般の方でも以下にて申し込んで頂ければ受講も可能だそうです.
〇富士見丘中学高等学校・サタデイプログラム特別講座
『町の中のデザイン』
9月14日(土) 10:30~12:15
詳しくは以下より.学校は笹塚駅より徒歩5分程度のところにあります.
http://www.fujimigaoka.ac.jp/newslist/education/2013/20130814_3318.php
◇
ところで以下は,担当の大島教頭先生が授業の予告編ということでムービーを作ってくださったものです.紹介されている住宅は今週末にオープンハウスをする予定の「隅切りの家」で,事前にいらしてインタビューと撮影をして下さったのですが,この編集がとても素晴らしいので,是非皆さんに見て頂きたいと思います.ちょっと「プロジェクトX」を彷彿とした作りで,ナレーションもこの大島先生が付けてくれたものです.
☆ 隅切りの家・紹介動画
YOUTUBEより
http://youtu.be/8h8KdzIH2nY
13. 08 / 17
椅子が届きました
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sekimoto
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> 仕事
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昨日,北欧家具TALOさんより今度の「隅切りの家」に納品予定のartekの家具が届きました.ひとつはアールトのスツール60,もうひとつはイルマリ・タピオヴァーラのドムスチェアです.
後ろに見えているのがドムスが入っていた段ボール箱.でかいです.椅子の歴史は常に輸送(deliver)の歴史でもありました.椅子を運ぶのってほとんど空気を運んでいるようなものですからね.だからその輸送コストや,在庫コスト(かさばる)も含めて椅子の値段は決まるのです.
一方の箱入りのアールトのスツール.すべてバラしてこの状態で届きます.中をあけるとパーツがびっしりで,隙間がありません.実は語られないアールト家具の秘密がここにあります.アールトの量産タイプのダイニングチェアやスツールはこのように全てバラす(assemble)ことができます.こうすることで,異なる椅子相互のパーツの融通性はもちろん,工場で組み立てる手間も省け,バラして運ぶことで在庫や運送コストをギリギリまで抑えることができるのです.
これは極めてフィンランド人的な合理主義的発想.ネジを見せないのではなく,むしろ見せてでも徹底的に無駄を省く.そのことによって,良心的な価格で誰でもこの世界的名作を手にすることが出来るのです.できればタピオヴァーラもアセンブルできるようになるといいですね.
ところでもう一つの写真は,フィンランドから帰ってくるときに,友人のヤリ・イェッツォネン氏の工房にあったペンキまみれのドムスチェアをもらい受けて帰ってきたものです.こんな汚い椅子いるのか?とヤリさんにも怪訝な顔をされましたが,私がフィンランドで大好きだった椅子の一つです.
ちょっと前までは,ヤリさんのところの椅子のようにどこにでも転がっていましたが,TALOの山口くんによると,最近の世界的な人気の高まりでヴィンテージは本国でももうほとんど出ないそうです.出ても程度が悪く,その割に法外な値段がつくのでTALOももう積極的には仕入れていないのだとか.
納品予定のドムスは新品です.秋口に追加で黒のタイプも届きます.あ,そうそうTALOさんはヴィンテージだけでなく新品のartekも扱っていますよ.お店(倉庫?)も楽しいので,興味のある方は是非足を運んでみて下さいね.
北欧家具TALO http://www.talo.tv/
13. 08 / 15
天然のジャンプ台
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sekimoto
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> 子ども
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お父さんの子供の頃はな、からはじまる話は8割が誇張である。
言ってもそんなに毎日クワガタ取りには行っていなかったし、プールに通って真っ黒だったことは確かだけれど、当時はやたらと学校のプールに通うのが義務づけられていて嫌々通っていたのも事実だ。ただ、エアコンの効いた部屋でゲームばかりしている息子に一言言いたくなる気持ちはわからないでもない。
そんなお盆休み。お父さんの子供の頃はな、毎日のように川で泳いでいたもんだ(確か2〜3回ほど)という誇張を否定もせず、今年も子供を川に連れて行く。ちょっとした穴場を見つけた。天然のジャンプ台。何となく家でゲームをしていたそうだった子供も、こういう所に連れてくると本能が刺激されるようだ。飽きずに何度も何度も飛び込む。小さな魚もたくさん釣れた。
オッケーですか?今年の夏、はいしゅーりょー!
(実は一番家でゴロゴロしていたいのはお父さん)
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