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sekimoto

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過去にリフォームのご相談に見えた方がいた.うちが設計をお引き受けできるほどの予算もなさそうで,これで工務店にお願いされてはどうですかと,その場で図面を描いて差し上げた.それがご縁となって,数年後の実家の建て替えにあたっては私を推薦して下さり,そんなお仕事が今日一つ決まった.うちにとってはこれまでになく大きな仕事になりそうだ.

今日はその後ハシゴをして,大学同期の友人と会った.彼との再会は実に18年ぶりくらいだろうか.自宅のリフォームの相談だったのだけれど,話を聞くとやはりとても設計料を頂けるような内容ではなく,工務店に直接お願いしてはどうかと提案してみたものの,結局簡単に図面を描いてあげる約束をして別れた.同級生に設計を頼まれるのもこれで3件目になる.

我々は業としての設計を日々行っているわけだけれど,世の中にはお金は頂けない,あるいは自ら損をしてでもやるべき仕事というものはあって,それをやり遂げた時,どこからともなくそれに釣り合うご褒美が用意されていたりする.そして過分なご褒美を頂いたときは,それに釣り合う社会への還元を再び考えなくてはならない.

友人の仕事を無償で引き受けようと思ったのは,直前に大きな仕事が決まったからだったかもしれない.けれどもこういう気持ちの連鎖はなかなか悪くない.

建築家という仕事はどこかボランティアと深く繋がっている仕事のように思えてならない.もちろん我々も食べていかなくてはいけないからボランティアだけでは成立しないけれど,業としての設計と,建築家として生きるということは似ているようで本質的に異なるように思う.

昨日うちのOBスタッフの柴くんに会った折り,誕生日プレゼントにということであるツールをもらった.サーモメーター.ガンを向けてレーザーが照射した面の温度を測ることが出来ます.これまたマニアックなツールを笑.

おそらく一般の方は一体どんな時に使うのか見当もつかないと思いますが,建築では使う人は使うというか,使おうと思えば使えるというか.

これ壁面温度や床・天井面温度の測定に使います.断熱性能の高い家,理想的な温熱環境の家では床壁天井各面の温度分布にばらつきが出ません.それをチェックするのに最適なツールです.

あるいは自分が心地よいと感じる空間の温度分布を記録しておけば,どのような温熱環境にすれば良いのかのヒントも得られるかもしれません.以前設備関係のお仕事をされていたクライアントさんも,三種の神器のようにこれを使いこなされていたのを思い出します.

それにしてもOBのスタッフが私の誕生日を覚えていて,こうしてプレゼントを用意してくれるなんてちょっと感激でした.どうもありがとう!(ちなみに実際の私の誕生日はまだもう少し先です)

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sekimoto

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> OPENHOUSE
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さいたま市で現場進行中の住宅「TREEHOUSE」がまもなく竣工致します.
オープンハウス(内覧会)を行いますので,ご興味ある方は是非足をお運び下さい.

閑静な住宅街の整形地に,四間四方の方形プランを据えました.テラス隅部の吹抜けには地上部よりシマトネリコの高木が貫き,宙に浮かんだ空中庭園を作っています.複雑にスキップさせた2階の床には随所に家族の居場所と収納が配置され,それぞれのアイレベルから外部につながります.

【TREEHOUSE】
日時:2013年9月15日(日) 13:00~18:00ごろまで

場所:埼玉県さいたま市緑区
JR「浦和駅」東口下車.バスで約15分.

見学ご希望の方にはご案内をお送り致します.関本までメール下さい.
riota@riotadesign.com


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> OPENHOUSE
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今日は「隅切りの家」の引渡し,ならびにオープンハウスがありました.

施主のTさんはこれまでのうちのオープンハウスにはほぼすべて見に来て下さっているのですが,これは施主検査の時からおっしゃっているのですが,「オープンハウスに見に来ているみたい.自分たちがここに住めるなんて信じられない」と,いつまでたってもフワフワした気持ちとのことでした.

このT邸設計~施工にあたっては実にいろんなことがありました.もちろんすべての家づくりでいろんなことが起こるわけですが,計画の困難さに比べて,ご本人達の実にのほほんと大らかに構えて下さる心意気や人柄が,我々のすべてを乗り越える原動力になっていたような気がします.その笑顔に我々がどれだけ救われてきたことか.

ただ最後の打ち上げでは,そのたびに家では真っ青になったり,暗くなったりしていたと笑いながら話して下さいました.あとで笑って話せるとはまさにこのことですね.でもそんなことをおくびにも出さずに人に接することが出来るというのは,なかなかできることではありません.

今回もかなりのローコストだったこともあり,仕様はギリギリまで切り詰めていますが,いらした方にコストをお話しすると,皆さん目を丸くして驚かれていました.そうは見えないということなのでしょう.それこそが我々の真骨頂なわけですが,作り手である工務店さんにはずいぶんご苦労をおかけしてしまいました.(技拓工房さん,最後までありがとうございました!)

そしていつも頂く感想に加えて,今回はいらした同業の建築家たちからの評価がとても高かったのも嬉しかったことです.建築的にもある程度やりきることが出来たのかなと手応えを感じたりもしました.今回の限界的なコストの中,構造家の山田憲明さんが示して下さった鮮やかな構造的解決も,我々に夢を見せて下さいました.

このように実に色んな人が,それぞれの立場で,プロ意識をせめぎ合わせながら作ってゆく,それが我々の家づくりです.これからも住まい手だけでなく,通りを歩く人達がふと足を止めてわくわくして下さる,そんな住宅を作ってゆきたいと思います.いらして下さった皆様,誠にありがとうございました.





この秋,ご縁があってとある女子校にて中高生に建築の授業をすることになりました.
これまで一般の方や建築学科の学生を前に建築の話をしたことはありましたが,さすがに中高生ははじめて.今回コーディネートをして下さったコアネットの清水さんにこのお話しを頂いた際は,正直難しいかなとも思ったのですが,建築を専門とする建築家に話をするより,まったく関係ない中高生にいかに建築をわかりやすく楽しく伝えられるかという点に興味を覚えてお引き受けさせて頂きました.

建築というと少し難しい印象があり,もちろん実際我々のやっている実務は専門的な側面もありますが,もっと大切なのは相手と向き合って対話をするということ,高いコミュニケーション能力が試されるということがあります.一方的に壇上から話をするのではなく,一緒に双方向で対話をしながら進めるような授業が出来たらと思っています.

授業は今のところ1回限りで,土曜日の比較的自由にできるコマを用意して頂きました.テーマは教頭先生や清水さんらと話し合った結果「町の中のデザイン」ということになりました.

町の中のデザイン?といっても何も都市計画や景観について話をするわけではありません.またもしかしたら建築やデザイン自体の話でもないかもしれません.それ以前のお話.町中を歩いていて,ふとした気づきからデザインははじまるということをお話ししたいと思います.

たとえば以下の写真.この人何してる人かわかりますか?



あるいはこんな街中の日常の中にもデザインのヒントは隠されています.
わかりますか?



ご興味ある方は,一般の方でも以下にて申し込んで頂ければ受講も可能だそうです.

〇富士見丘中学高等学校・サタデイプログラム特別講座
『町の中のデザイン』
9月14日(土) 10:30~12:15

詳しくは以下より.学校は笹塚駅より徒歩5分程度のところにあります.
http://www.fujimigaoka.ac.jp/newslist/education/2013/20130814_3318.php


ところで以下は,担当の大島教頭先生が授業の予告編ということでムービーを作ってくださったものです.紹介されている住宅は今週末にオープンハウスをする予定の「隅切りの家」で,事前にいらしてインタビューと撮影をして下さったのですが,この編集がとても素晴らしいので,是非皆さんに見て頂きたいと思います.ちょっと「プロジェクトX」を彷彿とした作りで,ナレーションもこの大島先生が付けてくれたものです.

隅切りの家・紹介動画
YOUTUBEより
http://youtu.be/8h8KdzIH2nY